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気づいても反応をしない、というのも技術だと思う

我が子もそうだし、仕事でのこともそうですが、子どもたちと接していると、「あえて反応しない」ということもとっても大切だと思う場面がたくさんあります。

「気づかないふり」とは違います。
「気づいているよ」とか「見ているよ」とかみたいにメッセージ性が伝わるようなようすを示すことはしつつです。

「反応しない」というのは、リアクションを取らない、と言えばいいでしょうか。
あるいは起こっていることに「干渉しない」ということでもいいかもしれません。
「見守る」と表現されることもあるかもしれません。

ついつい子どもたちの言動に「反応してしまう」こともあると思いますが、そこで反射的アクションを起こすのではなくて、一旦出来事を確認して、自分が干渉しないとどんな風にものごとが進行していくかを見守るのです。

これが結構難しいと思うんです。

でも、反応しすぎちゃうと場がフワフワとかざわざわとか落ち着かなくなっていくことが多い気がしています。

特に「保育」とか「支援」とかみたいな立場が伴うと、「何かしなければ」とまじめな人は思うのでしょう。
で、子どもの一挙手一投足に反応してしまうのだと思います。

「ほーう」「へぇ」みたいなくらいでゆったり構えるのも大切だと僕は思います。

ここぞというときに干渉すれば十分だと思うんです。

その「ここぞ」が子どもをほめるとか認めるとかだと最高ですよね。
注意とか指導の時にだけ反応するのは野暮だと思います。

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