ダイエットの話 ―2020年1月3日

・そういえばダイエットしてます。今も継続中です。

・ピーク時から比べるともう20kg痩せました。これで20kg以上のダイエットを人生で3回成功させたことになる。

・なんかこういうアメリカンジョークあったな。「俺は禁煙の名人だ。なんたって今まで5回も禁煙に成功してるからな」みたいな。

・でも、「痩せたい」「禁煙したい」という気持ちが永遠に続くかと言われればそうではないわけで、「太ってもいいから食べたい」「健康に悪くてもいいからタバコ吸いたい」という気持ちのターンがその後の人生で訪れるのも当然だと思うんですよね。その都度で人生の優先順位は変わるので。そう考えると「禁煙に5回成功する」というのはすごいことだし(途中で意志が折れて失敗したのを成功に数えていなければ)、誇ってもいいことだと思うんですよ。意志の力で自分を律することと、考えが変わらず一貫していることは、すごさのベクトルが違うことで比べることじゃなくないですか?

・外野の人「うるせーー!!」

・僕は24〜36時間の断食を1日おきくらいに繰り返すというダイエットをしてます。文字にするとめっちゃ大変そうですが、意外と楽です。

・何回かやってて思うのは、日常生活に作業が追加されるダイエットは続けるのが難しく、作業を引くダイエットは続けやすいということ。

・やっぱり習慣化するまでが人間1番難しいので、筋トレなりスクワットなり、そういうリソース使うことを続けるみたいなのは意志力MAXで必要だなーと。

・「飯を抜く」って作業として見たら、むしろ日常のタスクが減っていて単純にめちゃくちゃ楽なので僕はやりやすかったです。空腹を我慢するのが極端に苦手な人には向いてないかもだけど。

・このダイエットにも一応根拠はあって、本に書いてあったやつをやってるんで健康面は多分大丈夫です。多分。(ダイエットあるある:20kg以上痩せると心配されがち)→(ダイエットあるある反証:20kg痩せれる余地ある元の状態の方が絶対に健康面でやばい)

・ダイエットの方法ってこの世に無数にあって、もはや宗教と化してきていると思う。だからあんまり語りたくない。ある人は糖質制限を信じてるし、ある人は痩せ筋を信じてて、ある人は断食、ある人は食べ順。流行り廃りはあるものの、マジで人それぞれ。

・相手の宗教を一部認めて一部間違いを指摘しながら、自分の宗教を信じさせようとしてくるのだ。政治とダイエット方法の話は軽々しくしてはならない…。

・特に僕が読んだ本はそれが顕著で、他のダイエット方法の穴を指摘し、臨床データからどうのこうのみたいなのをめちゃくちゃやっていた。

・まあ、そこらへんはどうでもよくて(多分どんなダイエット方法だろうとマジでやり切れば痩せると思う)、その本の中でちょっと面白いなと思ったのは下記。

・その本曰く「ダイエットは一大産業になっていて、食品メーカーを始め様々な業界にダイエット特需がある。メディアが勧めるダイエット方法は彼らの消費を促進させるものが多い。なぜならメディアにはスポンサーがついているし、数値さえ取れればメディアにとって結果はどうでもいい。それはメーカー側にも言えて、実際に痩せなくても商品が売れさえすればいいのだ。本書のダイエット方法(上で書いた断食繰り返すやつ)はあらゆる消費行動と結びつかない。なので真実である」

・細かいニュアンスは適当だけど、大体こんな感じだったかと。めちゃくちゃ陰謀論めいてるし、それを根拠に自分が真実だという主張はどうなの?と思う。

・だが、少なくとも消費に結びつくダイエットに疑念を与えることには成功してるんじゃないだろうか。嘘にメリットがある方と、嘘にメリットがない方だったらどっちを信じますか? という二択。

・なんかきっと詭弁の方法の1つに数えられるものだろう。ダイエット書籍である自身の立ち位置を巧妙に隠蔽しての、この詭弁。鮮やか!

・見習いたいものですね。詭弁をよく弄する者の一人として…。

・いや、すみません、普通に良い本でしたけどね。太らないカラダを作る、どうのこうのみたいなやつです。名著! 痩せたし! イエイ! 最高!

・日常生活に特筆すべきことがないので、日付つけてる意味がなくなってきてるな…。まあ別にいいか。

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