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【歩き理論】7/31、8/1新馬戦見解【アルキロ】

こんにちは、こんばんは、ミスター長嶋です。

先日、身内のPOGに参加するにあたって
新理論として「歩き理論」略して「アルキロ」なるものを導入しました。

端的にどういう理論か説明すると、募集動画時点での歩きを確認してその馬が走る馬かどうかを見極めてみよう、という理論というよりか目利きみたいなことです。

そして今年は自分的に主要クラブ(サンデーR、キャロットC、シルクHC、社台TC)の馬の歩きを全て確認したので、せっかくだし結果を今後のためにも記録に残してみようと思ったのがきっかけです。

また他のクラブの馬はそんなに見れていないのですが、余裕があれば確認してここに書いておこうと思っています。

あくまで素人の見解なので、参考までに
というか参考になんてしなくて良いです←

まあ個人の見解をつらつら書いてるくらいで見てください。

ちなみにアルキロの評価は4段階で
◎:最高、文句の付け所なし。(重賞~クラシック級)
〇:水準レベル、普通に良い。(1勝~OP級)
△:悪くはないが気になるポイントあり。(未勝利~1勝級)
×:個人的には好きではない馬かな・・(未勝利級)

ざっくりこんな感じです。

目安としては〇以上がアルキロ的に期待値の高い馬です。

一つ一つが割と長めなので、印だけのまとめも作っています。
なのでとりあえず印はどうなの!!って思った人はそっちだけ見て貰えれば大丈夫ですw

調教映像を見た感想もGCで確認出来た馬だけ書いています。
良かったら参考にしてみてください。

※シルク関連の馬の動画が会員限定になったのでシルク馬に関しては
ややコメントが少なめになるかもです、すいません(__)


アルキロ印まとめ(+調教付き)

7/31(土)函館5R  芝1200m
グランパドゥシャ  アルキロ△ 調教C
ソリッドグロウ   アルキロ〇 調教B

7/31(土)新潟5R  芝1600m(外)
ソリスルクス    アルキロ△ 調教B
メジャークオリティ アルキロ× 調教C

8/1  (日)函館5R  芝2000m
シャーマンズケイブ アルキロ〇

8/1  (日)新潟5R  芝1800m(外)
スターズオンアース アルキロ〇 調教C
ルージュスティリア アルキロ△ 調教B

8/1  (日)新潟6R  芝1600m(外)(牝馬限定戦)
サブライムアンセム アルキロ〇 調教B
スノーグレース   アルキロ◎ 調教A

7/31(土)函館5R  芝1200m

・グランパドゥシャ(牝)
血統:父キンシャサノキセキ 母父キングカメハメハ
厩舎:小西厩舎
馬主:キャロットファーム
アルキロ評価:△(未勝利~1勝級)

兄弟に目立つ活躍馬はいないものの、繁殖の特徴としては
父親の特徴を素直に出す印象がある。
母父キンカメの為せる業というべきか。

アルキロ評価は△。

体型的には短距離~マイル辺りの適性に見えました。
この点からも父キンシャサが強調されていると思います。
歩きとしては後ろの可動域が狭く、全体的に少し重さを感じました。
馬体の見栄えはするのですが、やや立派過ぎる印象もあり
これで素軽く動けるようなら化ける可能性もある一頭だと思います。


・ソリッドグロウ(牝)
血統:父ダイワメジャー 母父Nayef
厩舎:池上厩舎
馬主:サンデーレーシング
アルキロ評価:〇(1勝~OP級)

全兄にモントライゼがおり、すでに実績のある血統。
牝馬に変わって兄とはまた別の個性が出るか。

アルキロ評価は〇。

体型的にはマイル辺りまではこなせそうに見えました。

歩き全体としても特に悪い所はなく及第点でまとまっている印象。

全兄モントライゼの募集時の動画と比較すると
兄は少しのっそりとした歩きながらも後肢の可動域は広く背中が使えている歩きだったのに対して
当馬は歩きがキビキビとした感じながら後肢の可動域は少し狭く、背中は
兄程には使えている感じではなかったです。ただ悪い訳ではないです。

なので兄とは少し違う馬という認識を僕の中ではしていて
これが良いのか悪いのかは走ってみないとわかりませんが
能力はある馬だと思っています。

一つだけ不安要素があるとすれば、前肢がやや弓脚に見えるので
故障のリスクというのは付いてくる馬かもしれません。


7/31(土)新潟5R  芝1600m(外)

・ソリスルクス(牡)
血統:父モーリス 母父アグネスタキオン
厩舎:萩原厩舎
馬主:シルクレーシング
アルキロ評価:△(未勝利~1勝級)

モーリスにエアグルーヴ牝系の繁殖というのは
すでにレガトゥス、カランドゥーラ、ゾディアックサインが
昨年デビューしており一応全頭勝ち上がってはいる配合。

アルキロ評価は△。

募集動画を見た当時の印象としては、小さくてキビキビとした歩きをする
馬ではあるが、可動域がやや狭く、少し繋ぎが立っている分硬さが目立つという印象でした。

可動域が狭くても走る馬は全然走っているのをここまでの新馬戦で色々と
経験しているので、何とも言えませんが・・

調教については後述していますが、初戦からそれなりに行けそうな動きに見えたので案外あっさり勝ち上がれる馬なのかもしれません。


・メジャークオリティ(牡)
血統:父ダイワメジャー 母父Quality Road
厩舎:西園厩舎
馬主:社台レースホース
アルキロ評価:×(未勝利級)

母マジェスティッククオリティの初仔。
正直あまり情報がなく血統についてはなんとも・・?

アルキロ評価は×。

管囲は普通なのですが、右後肢の腱がかなり細く見えたのが個人的には
かなり気になりました。

全体の雰囲気としてももう一つという印象で、歩き自体は柔らかさもあるのですが少し頼りなさの方が目立ちました。

力が付いて来れば変わるのかもしれませんが、そこまで良くは見えませんでした。


8/1  (日)函館5R  芝2000m

・シャーマンズケイブ(牡)
血統:父ハーツクライ 母父American Post
厩舎:尾関厩舎
馬主:サンデーレーシング
アルキロ評価:〇(1勝~OP級)

ハーツクライ×American Postの代表馬といえばリスグラシューですが、
それを踏まえてなのか
母アナアメリカーナは16,17,19年と3回連続でハーツクライを種付けしています。
16産のアメリカンウェイクは実は当時のPOGで指名していた馬だったのですが喉鳴りを持っており戦線離脱。ただその後は勝ち上がって無事繁殖入り。
17産のアナバチャーレはセリで1億超えだったもののタイムオーバー後引退。

ということでここまで当たりは出ていません。
ただポテンシャル自体はある血統構成だと思うのでそろそろ大物が出るかどうか。

アルキロ評価は〇。

体型的には中~長距離の方が良さそうな印象。

歩きとしては身体全体を使えている柔らかい歩様で良さそうに思いました。

姉のアメリカンウェイクよりも歩き自体は一段上に思いましたし
そろそろこの馬で当たるのかなというような気もしています。

血統的に本格化は先の印象もありますが、少頭数の新馬戦ということもあり初戦から勝ち上がりを期待出来ると思います。


8/1  (日)新潟5R  芝1800m(外)

・スターズオンアース(牝)
血統:父ドゥラメンテ 母父Smart Strike
厩舎:高柳厩舎
馬主:社台レースホース
アルキロ評価:〇(1勝~OP級)

牝系に名牝スタセリタを持つ血統。
ただ母父Smart Strikeが芝を走る上では正直ノイズになりそうには思います。
一つ上のベクルックスという馬は父が同じキングマンボ系のロードカナロアで砂を使っているように影響があるかもしれません。

当馬は牝馬なので、柔らかさが出て芝向きになると走れそうには思います。

アルキロ評価は〇。

体型的には背中が短く見えたのでマイル辺りまでか、

歩き全体としては可動域も取れていて、バランスも良いので特に問題は無いように思いました。

ただ全体的な雰囲気としてはそこまで大物感は感じないかなというのが
正直な所で、実際どの程度走れるのか気になる一頭です。

如何せんアルキロ的におそらく一番結果が出ていない社台RHなので
〇を付けましたがあまり自信は無いです()


・ルージュスティリア(牝)
血統:父ディープインパクト 母父Storm Cat
厩舎:藤原厩舎
馬主:東京ホースレーシング
アルキロ評価:△(未勝利~1勝級)

泣く子も黙るディープ×StormCatというニックスを持つ一頭。
血統的にはBurghclere≒Height of Fashionの3/4同血も組まれており
血統好きには堪らない血統構成。

アルキロ評価は△。

今週の出走馬の中で話題になっていたので急遽歩きを確認しました。

体型的には背中がかなり短く短距離寄りなのに対し、脚が長いので
少しミスマッチな感もありますが、1400,1800mのような非根幹に
強そうな体型に見えました。

どちらかというとがっしりしている印象で、歩きそのものは馬体なりの
そのままの動きに見えました。

全体を見た時にやや顔がでかい印象もあり、とても不思議なバランスの
ディープ産駒だと思います。

実際この馬がどんな走りをするのかわかりませんが、ちょっと体型が
個人的にはかなり気になったのもあって評価は少し低めにしました。

生産牧場、育成の過程からも典型的なノーザンのディープ×Storm Cat
とは全く別の馬だと思いますし、どんな馬に仕上がっているのか
レースで見るのが楽しみな一頭です。


8/1  (日)新潟6R  芝1600m(外)(牝馬限定戦)

・サブライムアンセム(牝)
血統:父ロードカナロア 母父シンボリクリスエス
厩舎:藤原厩舎
馬主:サンデーレーシング
アルキロ評価:〇(1勝~OP級)

母は優秀なハッピーパス牝系のパストフォリア。
現役時代は本格化してきたタイミングで調教中の大怪我で引退。
その母の体質が遺伝しているのか、
上の兄弟はどの馬もデビューが遅くなっており順調さを欠いています。

ハッピーパスにキングマンボ系種牡馬というのは活躍馬多数で、過去には
父キンカメでコディーノ、チェッキーノといった活躍馬が出ており
相性の良い配合。

個人的にはかなり血統の爆発力というのは持っている配合だと思うので
順調にデビューすることが出来た当馬の期待値は高いです。

アルキロ評価は〇。

体型的にはマイルくらいが良さそうな印象。

歩きとしては素軽さがあり、背中の使い方もよく柔らかさを感じる。
また、可動域もしっかり取れており、流石良血馬といった雰囲気を感じる。

POGという意味では藤原厩舎ということもあり、
基本的にはPOG向きではない(今年のシャフリヤールにはやられました)
こともあって指名リストから外していましたがかなり面白い一頭だと思います。

初戦から充分勝ち上がれる力はある馬で、もしここを勝てるようなら
先がかなり楽しみになると思っています。



・スノーグレース(牝)
血統:父ドレフォン 母父サンデーサイレンス
厩舎:中館厩舎
馬主:シルクレーシング
アルキロ評価:◎(重賞~クラシック級)

何かと今年のアルキロで色んな目に遭っているドレフォン産駒ですが

僕の見た中ではこの馬が間違いなく一番良いドレフォン産駒でした。

基本これまでドレフォン産駒にはやや厳しめの評価が多めだったのですが
この馬は募集動画を見た時に一目で良い馬だと思いました。

母はバレークイーン牝系のグローリアスデイズということもあり
牝系の力は充分にある血統。
母父SSということもあり、瞬発力も充分補えるように思います。

ちなみにPOGの際にも指名しようかかなり悩んだのですが、厩舎諸々の関係で指名から漏れる形になりました・・w

アルキロ評価は◎

本当は映像を見返したかったのですが、シカタナイネ(゜-゜)

一見した時の印象としては
適性はマイル~中距離辺りまで行けそうなタイプに見えました。

歩きは少し後肢には硬さがあるものの、柔らかさや可動域は申し分なく
歩きの勢いもあり、全体の雰囲気として良い馬でした。

後述しますが、調教の動きも本当に良かったので、馬券的にそれなりに
オッズが付くようなら思いっきり狙ってみたいです。

ただ鞍上が・・・自分にとっては相性が良くないのでその点が不安では
あります()

アルキロ◎という高い評価を付けた馬だけに、ここは良い走りを期待したいです。


調教評価(GC映像確認分)

調教についても観た感想をつらつら書いてみるようにしました。
アルキロの評価を書いた馬も調教は別でここに書くことにしました。
一応の評価もつけておきます。

A:確勝級
B:相手次第で勝てそう
C:もう一息
D:厳しい・・・

目安としてはB以上が新馬戦で1着を取れそうだなと思っている評価です。

(順番は五十音順)

オクシデンタル B
気の強そうな一面を見せる部分もあり、レースを考えると
その点は好感を持てる。
動きそのものには力強さがあり、迫力を感じる。
手前替えが課題になるかもしれないが、能力は感じる一頭で
初戦から勝ち負けを期待出来そう。

キントリヒ C
身体は使えている部類で走りに対しての前向きさが見える。
個人的にはポテンシャルにやや疑問符が付くためC評価としたが
仕上がりとしては初戦から充分に力を出せる仕上がり。

グランパドゥシャ C
直線での動きにまだ少し重さを感じるもののそれなりに力強さは感じる。
ただ走りのフォームの首の高さは少し気になる点で、スピードに乗り切れていないようにも見えた。
一度使ってからの方が良さそうなタイプにも見えるので初戦はどうか。

サウンドクレア C
気難しい部分を感じる動きでレースでこの気性面がどう出るか。
坂路での動きそのものには力強さは感じるので能力はそれなりにありそう。
少頭数の競馬なのはこの馬にとってはプラスに働きそうですが
気性面が悪い方向に出た場合大コケの可能性もある一頭だと思います。

サブライムアンセム B
CWで3頭併せの最内。
直線での首の高さはやや気になる所で、小回りは向かなさそうなタイプ。
今回は新潟の外回りなのでコース的には問題なさそう。
直線での一瞬の加速力というのは良さを感じますし、初戦からある程度動ける体勢には仕上がっているように思います。

シエロフェイス B
とても首の低い走りで個人的には好きな走り方。
坂路では少し苦しそうな仕草も見えましたが、掻き込みの力強さは目立ちますし能力は感じます。
ドゥラメンテ産駒というので新馬戦からはどうか、という所はありますが
仕上がり自体は初戦からそれなりにやれそうに見えました

ジャスティンヴェル C
終始首が高い走りでまだ身体をかなり持て余しているように見えます。
馬体から力強さは感じるのですが自分としてはあまり好きな走り方では
無かったです。
初戦からは厳しそうに思います。

ジャスティンスカイ C
まだかなり余裕のある造りで、使ってからの方が良くなりそうなタイプ。
促されてからの反応は悪くないものの、もう一声欲しい感じ。
5頭立てのレースなので、進路取りには苦労しないと思うがスローペースで
少し控えていた場合差せる脚があるかは少し疑問。

スターズオンアース C
全体的に普通という感じの調教。
首がやや高いのと隣馬を気にする素振りがあるようにも見えたので
少し評価は低めに。
正直初戦からは少し厳しそうに見えました。

スノーグレース A
コーナーでの動き、そして直線でのフットワークのダイナミックさはとても良かったです。
手前替えをする際に大きく首を傾ける仕草があったのは気になりましたが全体の動きとしては素晴らしかったです。
また、結局手前も替わっていなかったと思うので、同じ手前のままあれだけの動きが出来るというのはかなり能力が高いように思います。
初戦からどんなパフォーマンスを見せるか楽しみです。勝てるかは騎手次第だと思います。

ソリスルクス B
身体の使い方はモーリス産駒らしい感じでどこか持て余している感じ。
ただ併走馬に並ばれてからの動きは別馬のような感じでかなり良かったと思います。
並ばれてからの粘り強さは目立つ一頭で、位置取り次第で初戦から勝ち負けに加わってくる一頭だと思います。

ソリッドグロウ B
如何にも初戦から動けるダイワメジャー産駒といった動き。
気性的にも相当前向きな感じがして動き過ぎないように終いは緩めたという感じの調教でした。
初戦から充分勝ち負けできる仕上がりだと思います。

ダノンフューチャー C
口向きがやや悪いのとまだ身体は少し持て余している印象。
ただ気持ち自体は強そうなのでその点は好感が持てます。
口向きの改善ともう少し身体が使えるようになれば充分勝ち上がれる馬だと思いますが初戦は様子見したいかなと思います。

ペイシャガルボ D
正直動きを見てあまり良い馬とは思えなかったです。
走りの力が上に逃げているような感じで走りもどこか集中を欠いている感じに見えたので厳しめの評価にしました。

メジャークオリティ C
首は低く使えていて好きな走り方だったのですが
併走相手に遅れを取ったように、まだ馬が動いていない感じがします。
気持ち的な部分なのかはわかりませんが並んだ時にへこたれるような動きにも見えたので初戦からは厳しいように見えました。

ラニュイエトワール B
動き全体としてこの馬の力は出せるという仕上がりに見えました。
コーナーでのフットワークなんかは良かったと思いますし、直線ではもう少し力強さが欲しいかなとは思うものの、身体は使えていて動きとしては
良かったです。
初戦から勝ち負け出来そうな一頭だと思います。

ランコントル C
どこか悪いという訳ではないのですが、
全体的に少しもさっとした感じの動き。
あまり良い点を見つけられなかったので低めの評価にしました。

ルージュスティリア B
不思議な体型の馬ですが、動き自体は余裕があり新馬戦にはこれで充分という感じがします。
ずばっと切れるというよりかはどちらかというと長く良い脚を使うタイプのような気がします。
この父、母父の血統構成の印象とはやや異なるタイプで母系のNashwanやNijinskyが少し強調されているようにも思います。
初戦は一先ずお手並み拝見という所でしょうか。


まとめ

今週の日曜の新潟新馬戦はかなり面白そうです。

特に6Rはレベルが高い一戦になりそうな気がしているので
馬券的にも注目しながら見ておきたいです。

今週の自分の中でのイチオシはスノーグレース。

アルキロ◎を付けましたし、調教もA評価。

正直これで走らなかったらかなりショックです(゜-゜)

何が起こるかわからないのが競馬ですが、期待に応える走りを
して欲しいなと思っています。

今週も新馬戦を楽しんでいきましょう。


それでは。

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