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【背腹理論】7/29,7/30新馬戦振り返り【せばら三四郎】(簡易版)

こんにちは、こんばんは。
せばら三四郎です。

タイトルの通り新馬戦の振り返りです。


主に取り上げた馬の結果

7月29日(土) 新潟5R 芝1600m外
ダノンキラウェア 1着
フルドライヴ   6着
デクランシェ   4着
7月30日(日) 新潟5R 芝1800m外
ホウオウプロサンゲ 4着
カンティアーモ   1着
スプリンクルソルト 9着
ミッキースターダム 2着


7月29日(土) 新潟5R 芝1600m外

個人的な予想印
◎ダノンキラウェア 1着
〇フルドライヴ   6着
▲デクランシェ   4着

予想的には残念な結果に。。
ダノンキラウェアが勝ったものの2,3着に最低人気とブービー人気が来たことにより思っていた以上に高い配当の決着。
時計こそ1:37.3と目立つ時計ではないですがこれは少頭数なのであまり気にしなくて良いと思っています。
1000m通過が1:03.8、ラスト3Fが11.4-10.9-11.2とドスローからかなりの瞬発力勝負。馬毎の向き不向きははっきりあった競馬だったと思います。

1着のダノンキラウェアは調教通りの動きで快勝。
パドックでの歩きを見ても瞬発力には秀でたものがやはりあると感じましたし、実戦でもイメージ通りの走りを見せてくれました。
スイッチが入るまでが速くスピードが乗ってからは兄に似ている感じの走りでよりマイルに高い適性を持った走りに見えました。
開幕週の新潟で逃げたランドマックスが上がり33.8、普通なら余し切られてもおかしくないようなラップを4番手から33.2でまとめて差し切ったというのは自分の中では高く評価したいです。
素質的には間違いなく重賞戦線~G1を意識出来る馬だと思いますし、年末の朝日杯FS、来年のNHKマイルC辺りで姿を観れそうな一頭です。

4着のデクランシェはゆったりとしたスタートから5番手の位置で競馬をしましたが直線でも伸び切れなかった印象。
使ってから良くなりそうな印象の馬ではあるので血統的にも今回の極端な瞬発力勝負は厳しかったのかもしれません。
今すぐにどこかで勝てるというイメージはまだ湧かないのですが、もう少し持久力が活きるような展開なら台頭するチャンスもありそうです。

最後に6着のフルドライヴ
配合コンセプトでなんとか出来ないかなと思ってはいたのですが、歩きを見ると後肢が硬めでこの瞬発力勝負は流石に厳しかったというのが正直な所です。
前半の行きっぷりなんかは良かったと思いますし、一先ず砂替わりに期待したい所。今回は惨敗でしたが条件次第でもっと走れて良い馬だと思います。


7月30日(日) 新潟5R 芝1800m外

個人的な予想印
◎カンティアーモ   1着 
〇ミッキースターダム 2着
▲スプリンクルソルト 9着

一応予想的には的中しましたが、まあ堅いですね・・w
スプリンクルソルトがここまで大敗したのは予想外で改めて新馬戦の難しさを感じる結果に。
とはいえ、1000m通過が59.3と新馬戦としては相当速いラップタイムで逃げたスプリンクルソルトとしては流石にきつかったと思いますし、その結果が1:46.4というレコードタイムに繋がりました。
1,2着馬に関しては本当に他馬とレベルが違ったなというのがこのレースの個人的な感想です。

1着のカンティアーモは牝馬のエピファ産駒で馬体重が486kgと走るエピファ牝馬らしい造りでした。
パドックではまだ少し緩いかなという感じも受けたのですが、実戦では流石新馬戦のエピファネイアという感じでとても良い内容だったと思います。
このラップタイムのレースを初戦からしっかり先行出来たことを思うとマイルでもなんとかなりそうな感じはします。
関東の木村厩舎ですし次走はアルテミスS辺りが狙い目になるのかなと勝手に想像しています。
ただレース後捻挫が発覚したようなので脚元にはやや不安があるタイプなのかもしれません。
順調に育てば来年のクラシックの舞台で見られる可能性は高い馬だと思います。

2着のミッキースターダムも勝ち馬と同じくエピファネイア産駒。
血統的には初戦から高いポテンシャルを発揮できるタイプのワンツーでした。
直線では一時勝ち馬よりも前に出た場面もあったように見えたのですが内から差し返されての2着。
早めに抜け出して馬が少し気を抜いた部分もあったのかなとは思いますがあの感じで差し返した勝ち馬は強かったと思います。
とはいえこの馬も勝ち馬と同等の評価をしていい内容だったと思いますし、未勝利レベルなら確勝級の馬だと思います。
課題があるとすれば若干もたれるところがあったのと、馬体重が440kgと少し小柄なので成長の過程でもう少し体重が増えてくれば良いかなと思います。

高額馬で話題だったホウオウプロサンゲは4着。
初戦からはやや厳しいかなという印象だったので4着という結果自体はまずまずの結果じゃないかなと思います。
ただやはり切れ負けする感じは否めないので勝ち上がるには結構苦労するタイプかもしれません。
キズナ×モンズーンですし正直血統的にも北海道開催や福島のようなローカル開催の方が合っているのかなとは思います。
使いつつの変わり身に期待でしょうか。

スプリンクルソルトは最下位の9着。
冒頭にも書いたように厳しいラップを引っ張った結果なので致し方ない内容だったと思います。
思い切って1200~1400m辺りに短縮してきたところが狙い目でしょうか。
見限るにはまだ早いように思います。


今週の気になる馬

◎将来性期待
・ダノンキラウェア(重賞~G1級)
牡馬ではアマンテビアンコ以来の最高評価。
芝のマイル戦で世代の中心になる可能性。
・カンティアーモ(OP~重賞級)
最高評価にするか悩んだものの、マイルへの適性にはまだ少し疑問も残すため一旦この評価に。後は体質次第か。
・パワーホール(1勝~OP級)
開幕週の札幌の馬場を考えると評価は難しいものの4角で競られながら終いでしっかり突き放したレースぶりは中々。
案外溜める競馬も出来そうな感じはするので番手からでもどれだけの競馬が出来るか楽しみな一頭。

〇未勝利戦注目
・パシフィックハイ
これは可哀想な競馬になってしまった印象で質的にはとても良い馬。
次走スムーズなら勝ち負けまで期待。
・ミッキースターダム
前述の通り素質的に未勝利は確勝級。
・スプリンクルソルト
距離短縮に期待。

▲砂替わり魅力
・フルドライヴ
初戦負けすぎ感はあるが条件替わりで一変しても良い。

※次戦危険かも?
今週は該当馬無し。

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