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【歩き理論】7/17、7/18新馬戦見解【アルキロ】

こんにちは、こんばんは、ミスター長嶋です。

先日、身内のPOGに参加するにあたって
新理論として「歩き理論」略して「アルキロ」なるものを導入しました。

端的にどういう理論か説明すると、募集動画時点での歩きを確認してその馬が走る馬かどうかを見極めてみよう、という理論というよりか目利きみたいなことです。

そして今年は自分的に主要クラブ(サンデーR、キャロットC、シルクHC、社台TC)の馬の歩きを全て確認したので、せっかくだし結果を今後のためにも記録に残してみようと思ったのがきっかけです。

また他のクラブの馬はそんなに見れていないのですが、余裕があれば確認してここに書いておこうと思っています。

あくまで素人の見解なので、参考までに
というか参考になんてしなくて良いです←

まあ個人の見解をつらつら書いてるくらいで見てください。

ちなみにアルキロの評価は4段階で
◎:最高、文句の付け所なし。(重賞~クラシック級)
〇:水準レベル、普通に良い。(1勝~OP級)
△:悪くはないが気になるポイントあり。(未勝利~1勝級)
×:個人的には好きではない馬かな・・(未勝利級)

ざっくりこんな感じです。

目安としては〇以上がアルキロ的に期待値の高い馬です。

一つ一つが割と長めなので、印だけのまとめも作っています。
なのでとりあえず印はどうなの!!って思った人はそっちだけ見て貰えれば大丈夫ですw

調教映像を見た感想もGCで確認出来た馬だけ書いています。
良かったら参考にしてみてください。

※シルク関連の馬の動画が会員限定になったのでシルク馬に関しては
ややコメントが少なめになるかもです、すいません(__)

アルキロ印まとめ(+調教付き)

7/17(土)小倉5R  芝1800m(牝馬限定戦)
ヴァラダムドラー  アルキロ△ 調教C
コルティーナ    アルキロ◎
7/17(土)福島5R  芝1800m(牝馬限定戦)
マジカルキュート  アルキロ× 調教B
サンカルパ     アルキロ〇
パッションメーカー アルキロ×
7/17(土)小倉6R  芝1200m
スリーパーダ    アルキロ〇 調教C
7/18(日)小倉5R  芝2000m
グーデンドラーク  アルキロ〇 調教B
ブレッシングクライ アルキロ△
7/18(日)福島5R  芝1800m
パーカッション   アルキロ〇 調教C

7/17(土)小倉5R  芝1800m(牝馬限定戦)

・ヴァラダムドラー(牝)
血統:父ジャスタウェイ 母父Not for Sale
厩舎:松下武士
馬主:サンデーレーシング
アルキロ評価:△(未勝利~1勝級)

泣く子も黙る名繁殖バラダセールの牝馬。
サトノレイナス、フラッグの半妹にあたる血統で
父がディープからハーツ後継のジャスタウェイに変わってどうなるか。

ちなみに父ハーツの兄弟は3頭居るがダンサールが一番活躍したくらいで
ディープよりも相性は良くないように思っています。

アルキロ評価は△。

馬体の感じからは兄弟よりは少し適性が短い印象で長くて2000mくらいか。
歩き映像を見た感想としては後ろ脚の可動域の狭さと硬さがかなり目に付きました。

馬体そのものの品みたいなものは流石バラダセールだと思うのですが、
上の兄弟と比べるともう一つ雰囲気を感じないと個人的には思いました。

それでもやはり良血なので走るかもしれませんが、個人的には初戦は
疑ってみようと思います。


・コルティーナ(牝)
血統:父キタサンブラック 母父The Leopard
厩舎:橋口慎介厩舎
馬主:キャロットファーム
アルキロ評価:◎(重賞~クラシック級)

今年のPOG指名馬。
血統やアルキロに関しては指名時の記事に書いているので良かったらこちらをどうぞ

上に貼った記事の中に書いた通り小倉の中距離戦でのデビューになりました(偶然

アルキロ評価◎を付けた馬で個人的な期待は大きいです。

鞍上には川田騎手を配しましたし、新馬戦から勝ち上がるチャンスはあると
思っています。

調教に一度も川田騎手が跨っていないというのが不安な情報ですが、杞憂に
終わって欲しいなと思っています。

どちらかといえば先行して持続力で勝負するタイプの中距離馬だと思っているので、川田騎手らしい乗り方をしてくれれば、充分勝負になるのではないでしょうか。

先週はフォアランナーが4着という結果に終わったので
今週は勝ち上がって欲しいです。


7/17(土)福島5R  芝1800m(牝馬限定戦)

・マジカルキュート(牝)
血統:父ディープインパクト 母父シンボリクリスエス
厩舎:音無秀考厩舎
馬主:社台レースホース
アルキロ評価:×(未勝利級)

現役時代もポテンシャルを感じる走りをしていたソーマジックの子。
すでにソーグリッタリング、マジックキャッスル等活躍馬を輩出している
血統で、当馬はマジックキャッスルの全妹にあたる。

アルキロ評価は×。

馬体から適性としてはマイル~中距離辺りに見えました。
歩きは何より後ろ脚の捌きの硬さや、可動域の狭さがかなり目に付いて
全体的な歩きも重苦しい印象で個人的には良く見えませんでした。

半兄のソーヴァリアントと後ろ脚の使い方は似ていたのでもしかしたら
この繁殖の特徴なのかもしれません。
ただ全姉のマジックキャッスルと見比べると姉には見劣りするかなと
思いました。

新馬戦の想定ではかなり人気しそうなのですが、個人的には結構危ないかなと思っているので、他の馬から狙ってみようと思っています。

・サンカルパ(牝)
血統:父ドゥラメンテ 母父Grand Slam
厩舎:田中博康厩舎
馬主:シルクレーシング
アルキロ評価:〇(1勝~OP級)

兄弟にはダート馬が多い血統。
シルクでの募集は今年が初。

アルキロ評価は〇。

馬体から適性はマイル~中距離辺り。

キビキビとした歩様で推進力がある。
柔らかさ、バネもありかなり良かった。
後ろ脚の可動域だけ物足りなかったので〇という評価になった。

シルクの動画がもう一度見れなかったのが痛いものの、動画を一見した時に
かなり好印象を受けた一頭。

兄弟柄はダートで走る馬が多いものの、芝で狙ってみたい馬。
父がドゥラメンテなので初戦から勝ち切れるかはわからないが、もし負けたとしても今後も注目しておきたい一頭。


・パッションメーカー(牝)
血統:父トーセンラー 母父Galileo
厩舎: 宮田敬介厩舎
馬主: 社台レースホース
アルキロ評価:×(未勝利級)

何気に社台で初のトーセンラー産駒。
血統の印象としては何気に雨馬場が良さそうに思える。

アルキロ評価は×。

馬体的にはマイル辺りまでな感じか。

歩き全体に重さを感じて個人的には好みではなかった。


7/17(土)小倉6R  芝1200m

・スリーパーダ(牝)
血統:父ミッキーアイル 母父Singspiel
厩舎:斎藤崇史厩舎
馬主:キャロットファーム
アルキロ評価:〇(1勝~OP級)

今週の指名馬part.2。

再び同じリンクを貼っておきます←

これまでのアルキロの成績を振り返ると、歩きに硬さを感じて評価を下げた
短距離適性の馬がよく好走していて、短距離はむしろそういった造りの方が
良いのかなと最近思っていたのですが

スリーパーダに関して言うと、可動域はそれなりにあるものの硬さがあるという馬で、元々適性は短距離の馬だと思って指名しています。

これ今までの自分のアルキロを振り返ると、
短距離戦で走る馬の条件に結構合致しているような気がして、
何気に期待値が上がっています。

鞍上に福永騎手を確保できましたし、小柄で初戦から動けるタイプの馬だと思うので、これは勝ち上がって欲しいなとかなり期待しています。

ただ調教映像を見たのですが、、、鬼が出るか蛇が出るか。
シンハライトというよりも第二のメイケイエールの可能性があります。

何にせよ、目が離せない新馬戦になりそうです。

7/18(日)小倉5R  芝2000m

・グーデンドラーク(牡)
血統:父ハーツクライ 母父シンボリクリスエス
厩舎:池添学厩舎
馬主:サンデーレーシング
アルキロ評価:〇(1勝~OP級)

全兄弟にベルラップ、カセドラルベルとそれなりの活躍馬がいる血統。

アルキロ評価は〇。

個人的にPOGで探していた際に厩舎の関係でそもそも見ていなかったのですが歩き自体は良かったと思います。
馬体から適性は中距離辺りに見えました。
全体の雰囲気としても素質のある馬の雰囲気があって走る馬だと思いました。
歩様にキビキビとした感じがあって、推進力もあり可動域も取れていました。

どちらかというと瞬発力よりは持続力的なタイプだと思うのでこの小倉も
合うと思います。

初戦から勝ち上がる可能性はかなりあるのではないでしょうか。


・ブレッシングクライ(牡)
血統:父ドゥラメンテ 母父Fusaichi Pegasus
厩舎:奥村豊厩舎
馬主:社台レースホース
アルキロ評価:△(未勝利~1勝級)

兄弟に小倉で2勝を上げているワイプティアーズのいる血統。

アルキロ評価は△。

募集当時の動画ではかなり腰高な感じで、成長次第で化けそうな馬だなと
思いました。

成長も加味すると馬体の適性は中距離辺りの印象。

歩き全体の印象も決して悪い訳では無かったのですが、このタイプの馬体の馬が良いのか判断が出来なかったので△という評価にしました。

おそらく成長次第で走れると思うのですが、本当の所どの程度成長力があるのかわからなかったので評価は少し低めになっています。

自分の後学のためにも見ておきたい一頭です。


7/18(日)福島5R  芝1800m

・パーカッション(牡)
血統:父イスラボニータ 母父ウォーエンブレム
厩舎:田中博康厩舎
馬主:キャロットファーム
アルキロ評価:〇

血統的には米と欧の要素を共に持つ母系のイスラ産駒。
自分としてはこういう配合のイスラ産駒に期待しています。
また、配合の中にミスプロ5*4*4のクロスを持っており
後述しますがこれがこの馬の歩きの特徴に出ていると思います。

アルキロ評価は〇。

馬体から適性はマイル~中距離、ややマイル寄りな印象。

歩き全体の雰囲気としては悪い所が特にない馬でイスラ産駒にイメージするしなやかさや柔らかさみたいなものを感じる馬でした。
推進力があって、可動域もそれなりに取れていて身体の使い方も個人的には
好きなタイプでした。

大きな所をという馬かはわかりませんが、歩き的には新馬~未勝利辺りでは全然上位の馬だと思いますし、初戦からそれなりに動けるタイプだと思います。



調教評価(GC映像確認分)

調教についても観た感想をつらつら書いてみるようにしました。
アルキロの評価を書いた馬も調教は別でここに書くことにしました。
一応の評価もつけておきます。

A:確勝級
B:相手次第で勝てそう
C:もう一息
D:厳しい・・・

目安としてはB以上が新馬戦で1着を取れそうだなと思っている評価です。

(順番は五十音順)

アドゥール C
まだどこか子供っぽさを感じる走り。
ピリっとしてこない感じで一戦使ってから良くなりそう。

ヴァラダムドラー C
ストライドの大きい走りで迫力はある。
首の高さがかなり目立つフォームでスピードに乗るのに
時間が掛かるタイプに見えた。
また、口向きも若干怪しい部分があるので操縦性に課題を残しそう。

エフティイライザ C
3頭併せの真ん中で併入する形。
もう一つ気合が乗ってこないのかゴール板を過ぎた後も追われていた。
初戦からはどうか。

グーデンドラーク B
松山騎手が直々に騎乗し、坂路での単走追い。
首は少し高いのとやや口向きが怪しい感じもするが、坂路を駆けあがってくるフットワークに力強さを感じた。
初戦から勝負になる仕上がり。

シゲルイワイザケ B
首の低いフォームでフットワークに鋭さを感じるので
瞬発力がありそうなタイプ。

小回りコースに対しての適性はあるように見えました。
ややヨレる面を見せたように課題もありますが、気が強そうなタイプで
初戦から充分勝負になる仕上がりに見えます。

スリーパーダ C
福永騎手騎乗での最終追い切り。
同じ産駒のメイケイエールよろしく気性は相当荒い感じに見えました。
ハミの問題なのか何か気に入らないことがあったのかわかりませんが
調教中時折首を高く上げるような仕草があり、このような面がレースでどう影響するかは走ってみないとわからない部分ではあります。
ただ動きそのものは走りに前向きな感じでなおかつダイナミックで
良いスピードを感じる動き
だったので、あとはレースでコントロール
出来るか、それに尽きると思います。

タイセイディバインC
首の使い方にやや不満はありますが、パワーはありそうな感じ。
まだ重いのかなという印象で叩いて良くなるタイプかもしれません。

ダンスウィズジョイ B
キビキビとした動きで初戦向きなタイプ。
併走馬に並ばれても最後までしっかり走り切っていましたし
初戦から戦える状態だと思います。

パーカッション C
菅原騎手騎乗で芝コース3頭併せの最内。
やや口向きの悪さが目立つのは福島でどうか。
コーナリングでのロスが大きくなりそうなタイプ。
ただ直線でのフットワークを見ても前足がよく出ているので
良いイスラの特徴は受け継いでいると思う。

ヒルノロワール C
3頭併せの真ん中。池添騎手騎乗。
身体はそれなりに使えている動き。ただまだ走りに緩さを感じる。
切れるタイプというよりかは持続力型で勝ち切るにはもう一つ足りないか。

ブリヨンカズマ C
首がまだあまり使えていない感じの走りで、競馬を覚えてからのタイプか。
走りの感じから洋芝は合いそう。

プロバブルチェンジ B
気性的にまだ幼い部分はあるものの、乗り手のアクションに対して反応が良い。
身体も結構使えているので初戦から上位争い出来る仕上がりに見えた。

ポルテーニャ C
やや小柄な馬なのかフットワークは悪くない。
ただ走る条件を加味するとやや非力かなという印象ではあるので
力負けする可能性はありそう。
ただ牝馬限定戦でもあるので初戦から格好は付けれそうな仕上がりではある。

マジカルキュート B
首がやや高い走りではあるが、走り自体はそこまで悪くない印象。
最内枠を引いていることを加味するとこの首の高さは少しネックな気もするが
初戦からある程度動けるだけの仕上がりではあるように見えた。

ミッキーブンブン C
ハービンジャー産駒らしく頭が大きく見える造り。
ただフットワーク自体は母父ディープの影響が出ていて機敏な感じがする。
福島というコースはどうかも、馬自体にはそれなりの素質を感じる。
軽く流した感じの調教ではあったが動き自体は悪くないので、見せ場は作れそう。

リューベック B
ディアドラの全弟。
同じ時期のディアドラと比較するとこちらの方が牡馬の分馬体がしっかりしている印象。
動きからは重さもなく、加速もスムーズで良い。
良質な中距離ハービンジャーといった印象で初戦から勝負出来るタイプ。

ルクスレジーナ C
坂路では終始舌を出しているのが気になったが動きそのものは悪くない。
初戦から動くとは思うが勝ち負けにはどうか。

まとめ

今週は全体的に粒揃いな印象。

自分の指名馬も2頭走るので楽しみが多いです。

中でもスリーパーダは良くも悪くも面白そうなので
競馬にとっていい方向にあの気性が出て欲しいなと願っています。

他に出て来る中ではリューベックの動きが目立ちました。

全体的なシルエットも良さそうだったのでこれは走るかもしれません。

今週は函館2歳Sがあるのと他にも面白い2歳未勝利戦があるので
注目すべき点が色々あって大変ですね(´Д⊂ヽ

函館2歳Sに関しては一応予想記事を上げる予定なので興味があれば
そちらも見てみてください。

忙しい開催ですが、今週も楽しんでいきましょう。


それでは。

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