【歩き理論】6/19新馬戦振り返り【アルキロ】
こんにちは、ミスター長嶋です。
早速ではありますが土曜日の新馬戦の振り返りをしていきたいと思います。
歩き理論(アルキロ)はどうだったのかというのがメインですが一応レースの振り返りも思う所があればしようと思っています。
改めて、アルキロの評価は4段階で
◎:最高、文句の付け所なし。(重賞~クラシック級)
〇:水準レベル、普通に良い。(1勝~OP級)
△:悪くはないが気になるポイントあり。(未勝利~1勝級)
×:個人的には好きではない馬かな・・(未勝利級)
ざっくりこんな感じです。
評価の目安としては一応〇より上は新馬勝ちが狙えるくらい良い感じだと思って貰えればいいと思います。(知らんけど)
それでは始めます。
6/19(土)東京5R 芝1600m
結果
1着 アライバル アルキロ〇 調教B
2着 プルパレイ
3着 ホウオウパレード 調教B
4着 マイシンフォニー 調教B
6着 フェニックスループ アルキロ△ 調教C
8着 レヴォルト アルキロ〇
ペース 37.0-34.1(-2.9) 超後傾ラップ
中盤までゆったりのペースからの瞬発力比べという東京の新馬戦らしい
レースだったと思います。
雨は結構降っていたように感じましたが馬場発表は稍重。
上がり3Fは速かったので水を含んではいますが
結果的にそこまで悪い馬場ではなかったんだと思います。
(1Rの未勝利戦も33秒台が出ていた。)
1着はアルキロ〇、調教B評価だったアライバル。
ハービンジャー産駒は稍重までは成績が良いのですが
重不良になると逆にのめってしまう面があるので、
馬場がどうかと思っていましたが、発表は稍重で走りを見ても
今日の馬場は問題無くこなしていました。
見解の方でも書いていたように後ろはまだ少し小さめの馬でしたが
母父ディープインパクトが良い影響を与えている走りに見えました。
道中はしっかり馬群の中で我慢させて直線で外に持ち出すという
理想的なレース運びをしており、ルメールの得意な勝ちパターンというか
これなら負けないなという競馬でした。
追い出されてからは徐々に加速し鞭を入れた所で
一気にトップスピードに乗って見事に差し切りました。
レースでの走りを見て改めてハービンジャーとディープの両方の特徴が
良い塩梅で出ている馬だと思いました。
コーナーの走り方と、少し水を含んだ馬場での良さはハービンジャー由来
直線でのフットワークの軽さ、仕掛けてからの反応の良さはディープ由来
こんな印象を受けました。
なので元々札幌向きかなと歩きを見た時は思っていたのですが
走りを見ると東京でも札幌でもどちらでもこなせるような
この配合としては理想的な馬だと思いました。
もっと上のクラスが狙える馬だと思いますし
久々に2歳~3歳の重賞戦線で勝負になるハービンジャー産駒が登場した
と感じました。
現状胴の長さや走りを見るとマイルが良さそうですが、成長次第で
2000mくらいまではこなせそうに思うので今後も期待したい一頭です。
2着は新種牡馬イスラボニータ産駒のプルパレイ。
元々POG等でも話題になっていた馬で、
今年のイスラ産駒の中では目玉の一頭でした。
勝ち馬の瞬発力にやられたという内容でしたが、評価できる2着だったと
思います。
走りの特徴としてイスラボニータから受け継いで欲しかった
前脚のストライドの大きさという最大の武器が
この馬はしっかり受け継がれていました。
最後の直線でマブセレナードと並んでいる所の映像を見て貰えると
前脚がよく出ているのがわかりやすいと思います。
憶測ですがパトロールビデオで正面から見るとアライバルが外から来た時にびっくりしてヨレたようにも見えたので、まだまだ幼い面もあるとは
思います。
ただ今回は相手が悪かったというのが正直な所で
未勝利クラスは普通に抜けられる馬だと思いますし
今後の成長に期待したいです。
3着のホウオウパレードは調教B評価の馬。
スタートで立ち遅れ、道中は後方から。
直線では枠なりに外に出す石橋騎手の得意なパターンで追い込み3着。
スムーズなら上位もあるとは思っていましたが、最後の直線の脚は
中々良かったと思います。
ただ、まだ競馬にあまり集中していない部分も見られるので
レースを使っていきつつ良くなってくる馬だと思います。
今回は外枠だったので良かったですが、次走以降内枠に入ったり
小回りコースなどでは力が発揮できないタイプかもしれません。
ポテンシャルは感じるので、厩舎がどのようにこの馬を育てるか
今後も注意しておこうと思います。
4着のマイシンフォニーは調教B評価。
身内POGの関係もあって書いておこうと思います←
スタートはあまり良くなかったため、道中は後方に。
最後の直線でも進路が無く、出しどころにかなり苦労していましたが
残り200mを過ぎた辺りからの伸びはかなり光るものがあったと思います。
出が悪かったのはおそらくまだ後ろがしっかりしていなかったからで
成長次第で五分くらいには出れるようになるかなと思っています。
調教の内容とレースはある意味ほぼ同じで
調教でもレースでも本気で走ったのは200mだけだったので
元々陣営も今回はレースに慣らせるのが目的だったのかなと思います。
スローペースの競馬で苦しい位置取りから上がり最速で4着に入った内容は
今回の面子の中でもかなり評価出来る内容だったと思います。
良化のスピード次第ですが、ポテンシャルはクラシック級と言っても良い馬
だと思いました。
次走は確勝級の馬だと思いますし、今後名前を見ることになる馬だと思います。
6着のフェニックスループはアルキロ△調教C評価の馬。
発馬は良かったのですが、外の馬が速かったのと二の脚がつかず思いの外
後ろのポジションに。
直線の動きを見てもまだ頼りない感じで、まだ成長が必要に感じました。
ただ狭くなりそうな所で怯まずに間を割って伸びてきた所にはこの馬の
勝負根性が垣間見られたので、馬体が成長してしっかり走ることが出来れば
未勝利クラスは抜けられると思いますし、それは兄が証明していると思います。
8着のレヴォルトはアルキロ〇の馬。
流石にノーザン系の馬達の瞬発力勝負の前では厳しかったですね・・
この馬には恵みの雨かなと思ったのですが、流石にこのレースの上がりが
使えるタイプの馬では無いです。
夏のローカルコース(小倉、福島辺り)なら充分台頭出来る馬だと思うので
条件の向いている未勝利戦での巻き返しを狙ってみたい一頭です。
6/19(土)札幌5R 芝1200m(牝馬限定戦)
結果
1着 ポメランチェ アルキロ△
2着 ナムラリコリス
3着 フリートオブフット アルキロ◎ 調教C
7着 ワンエルメス
11着 ユメコイ 調教B
ペース 33.6-34.3(+0.7) 前傾ラップ
先週も1000m、1200mでレコードタイムが出ていた今年の札幌。
このレースは先週のレコードをさらに1秒更新する決着でした。
先週からハイラップでも下級条件なら前が残っている印象がありますが
このレースも前半33.6という先週のレコードタイムが出たレースよりも
更に0.6速いラップで入ったのですが、それでも前が押し切れる馬場。
下級条件とはいえ今年の札幌の馬場は例年よりも前残りが強い印象を
改めて持ちました。
1着のポメランチェはアルキロ△の馬。
いや~・・スプリンターを見る目が無いですね(白目
身体は392kgと小柄でしたが、好発から最後まで脚色鈍ることなく
レコードタイムで押し切りました。
シュウジみたいな前輪駆動タイプのスプリンターというイメージは
ありましたが、まさかここまで走るとは(゚д゚)
今の札幌の馬場状態のバイアスと馬体が流石に小さい馬なので
上のクラスで同じ走りが出来るかといえば疑問符が付きますが
強い競馬でした。
スプリンターは前捌き硬くて良いのね・・という教訓になりました(゜-゜)
2着はナムラリコリス
すいません、書くことがあまり正直浮かばないのですが
血統的には父ジョーカプチーノ、母父マツリダゴッホということで
仕上がり早なタイプでこの時期には適性が高かった馬でした。
加えて減量の泉谷騎手を起用したのも功を奏して、前残りの流れに
乗っかったまま2着を確保しました。
札幌、または函館で続戦するようなら再び上位に来る馬だと思います。
3着に指名馬のフリートオブフット。アルキロ◎調教C評価でした。
正直調教で厳しいと思っていたので3着でほっとしました。
大事なスタートでやや後手を踏んだのですが、横山武騎手が
押して前のポジションを確保。
4角では前半無理をした分かなり手応えは怪しかったです。
最終的には先頭から7馬身離されての3着。
調教からまだ非力な感じがしましたが、レースでもそれが表れていたと
思います。
まだ成長が必要なタイプで、レース後横山武騎手のコメントにも
調教の動きから初戦向きではないと思っていたという旨のコメントが
ありました。
2戦目でどれくらいの上積みがあるかはわかりませんが、札幌で続戦すれば
それなりの競馬はすると思います。
次走以降に期待したいです。
7着はワンエルメス。
注目のディーマジェスティ産駒でしたが、残念な結果に。
減量の永島騎手を起用していたので先手を切って逃げ切るような競馬を
イメージしていたのですが、前のポジションが獲れずに流れのまま
ゴールしてしまったという印象です。
騎手と条件替わりでの一変を期待したいですね。
11着のユメコイは調教B評価。
調教B評価にしたのですが・・・すいません(+o+)
何も良い所がありませんでした。精進します。
アルキロ印結果まとめ
・6/19(土) 東京5R 芝1600m
アライバル アルキロ〇 1着
フェニックスループ アルキロ△ 6着
レヴォルト アルキロ〇 8着
・6/19(土)阪神5R ダ1200m
該当馬無し。
・6/19(土)札幌5R 芝1200m(牝馬限定戦)
フリートオブフット アルキロ◎ 3着
ポメランチェ アルキロ△ 1着
・6/19(土)札幌6R ダ1000m
該当馬無し。
新馬戦勝ち上がり率(トータル)
◎ 1/4 25%
〇 2/7 28.6%
△ 3/9 33.3%
× 0/3 0%
新馬戦3着内率(トータル)
◎ 4/4 100%
〇 2/7 28.6%
△ 5/9 55.6%
× 1/3 33.3%
まとめ
今週から調教評価もつけてみたのですが
アルキロ、調教共に良かったアライバルが強い勝ち方をして
二つとも揃ったら走るんじゃ・・!?説が自分の中で話題に←
肝心の自分の指名馬は残念ながら3着でしたが、今後に期待したいです。
そして今週も勝つアルキロ△
内訳としたら1200~1400mで3勝を挙げているので短距離馬の見方が
かなり間違えていたことがわかりました(;´Д`)
ただこれはこれで収穫だと思っています。
基本的に以前見た時点での評価をそのまま書いているので今後も
短距離では普通にアルキロ△で勝ち馬が出ると思います←
馬券も今日は残念でとほほな日だったので
明日は今日の負けも取り返せるように頑張りたいです(・´з`・)
それでは。
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