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【歩き理論】9/4、9/5新馬戦振り返り【アルキロ】

こんにちは、ミスター長嶋です。

土日の新馬戦をまとめて振り返りたいと思います。

歩き理論(アルキロ)はどうだったのかというのがメインですが一応レースの振り返りも思う所があればしようと思っています。

改めて、アルキロの評価は4段階で
◎:最高、文句の付け所なし。(重賞~クラシック級)
〇:水準レベル、普通に良い。(1勝~OP級)
△:悪くはないが気になるポイントあり。(未勝利~1勝級)
×:個人的には好きではない馬かな・・(未勝利級)

評価の目安としては一応〇より上は新馬勝ちが狙えるくらい良い感じだと思って貰えればいいと思います。

ざっくりこんな感じです。

それでは始めます。

アルキロ印結果まとめ

9/4(土)小倉5R  芝1200m
メルヴィル     12着 アルキロ△ 調教B
9/4(土)新潟5R  芝2000m
キャンデセント   1着 アルキロ× 調教B
ローシャムパーク  2着 アルキロ◎ 調教C
9/5(日)小倉5R  芝1800m
フェーングロッテン 3着 アルキロ△
9/5(日)新潟5R  芝1800m(外)
フロスティグレイ  4着 アルキロ× 調教C

新馬戦勝ち上がり率(トータル)
◎ 1/9  11.1%
〇 12/47  25.5%
△ 8/45  17.8%
× 3/18  16.7%

新馬戦3着内率(トータル)
◎ 6/9  66.7%
〇 20/47 42.6%
△ 20/45 44.4%
× 7/18  38.9%

〇面白いデータ
アルキロ△、福永祐一
4-0-1-1 勝率66.7% 連対率83.3%

9/4(土)小倉5R  芝1200m

ゴリゴリの欧州血統のダークペイジが1着。
2,3着にも母父キングカメハメハの馬が来ていたように
欧州的な血統の下地がある馬に適性があったと思われます。
ペース的には入りの1F目が12.5と比較的緩かった分2F目からラストまで
緩みのないペースになりました。
先行して持続力のある馬に特に向いたレースになったように思います。

・メルヴィル     12着 アルキロ△ 調教B

この結果はショックでした・・(´Д⊂ヽ
先日の記事のラストでオススメにも挙げただけに
まさかここまで負けるとは思っていませんでした。
音無厩舎の坂路調教に今年は騙されているケースが多い気がするので
今後は注意しておきたいと思います。
終始外々を回る競馬でロスが大きかったのと4角で少し膨れる場面もあり
チグハグな競馬になったように思います。
馬体重としても426kgと小柄な馬で前日雨が降り少し重くなった小倉の馬場は響いたように思います。
ただ血統的に走れても良い下地はあったように思うので正直物足りない走りだったように思います。
コーナーにもやや課題がありそうに見えたので勝ち上がるにはまだ改善しなければならない点が多いように思いました。


9/4(土)新潟5R  芝2000m

ここはアルキロで取り上げた2頭のワンツー決着。
ペース的には評価が難しいのですが、調べてみるとこのコースの新馬戦としては平均的なラップ構成だったようです。
直線が内回りとはいえある程度長いので上がりの使えた馬が上位に来れた印象です。

・キャンデセント   1着 アルキロ× 調教B
アルキロ評価は自体は低めにつけていましたが見事に1着。
血統と馬体の特徴がしっかり一致していた走りでノーザンF生産で無かったのもこの条件には適していたように思います。
センスを感じる走りで得意条件なら上のクラスでも期待出来る一頭だと思います。
走りを見た印象としてはやはり東京のような直線の長い瞬発力勝負の競馬よりも、阪神の内回りの競馬のような持久力勝負に適性が高いように思います。

・ローシャムパーク  2着 アルキロ◎ 調教C
自分のPOG指名馬でアルキロ◎評価。
初戦向きではないタイプだと思っていたのですが、想像以上に頑張ってくれました。
スタートは五分も、二の脚の速いタイプではないため道中は後方から。
スムーズさを欠きながら、最後の直線に入る所で外目に持ち出そうとするものの進路が無く内へ。そこでも左右の馬に挟まれる形になり一歩間違えれば落馬もあるような進路取りでした。
苦しい進路取りながら、間を割って抜けてきて2着を取った内容は
見事だったと思います。
調教時から感じられたこの馬の闘争心というものはレースでも見えましたし
この馬の最大の長所だと思います。

スムーズならば勝ち馬ともいい勝負が出来ていたと思いますし
一度使って上昇してくるであろう次走は確勝級だと思います。

自分の指名馬ということもありますが、やはりこの母系はスケールの大きさに期待が持てますし、今後勝ち上がっていけば大きな舞台を狙えるような馬に成長するかもしれません。


9/5(日)小倉5R  芝1800m

前評判も高く調教B評価を付けたドウデュースが素質を感じる走りで1着。
キーファーズというのがやや気になる感じはしますが順調に成長していけば
来年が楽しみな存在になってくるかもしれません。
ただペースの内容としてはやや前の組に楽な競馬だったようにも思います。

・フェーングロッテン 3着 アルキロ△
後方からの競馬で外々を回す内容だったのもあって、今回のレースでは展開が向かなかった分、内容としては一番強い競馬をした馬だったように思います。
同じような位置取りをした馬達が軒並み大敗している中、上がり2位の脚を使って3着に食い込んだことは評価出来ると思います。
遅生まれでまだまだ成長途中だと思いますし、馬体の印象から切れそうな
ブラックタイド産駒という予想が当たっていたのが嬉しかったです。
流石に33秒台の決着には血統的に対応が難しいように思いますがある程度まではついていけそうです。
次走は勝ち上がりがかなり期待出来るように思いますし、古馬になってからが楽しみな馬かもしれません。


9/5(日)新潟5R  芝1800m(外)

調教D評価にしていたトーセンシュシュが1着。
パドックでの馬体はかなり仕上がっていて、ダイワメジャー産駒らしい馬体でした。
正直調教的にどうかなと思っていたのですが、見事な勝ちっぷりでやられました(´Д⊂ヽ
これは見誤ったなぁと反省です。
一方2着のサトノアヴァロンはまだ子どもっぽい所が随所に見られました。
馬体自体は良いと思うので精神的な成長次第と口向きの改善が当面の課題でしょうか。

・フロスティグレイ  4着 アルキロ× 調教C
調教で見せたようにまだ走りが緩い感じでした。
切れるタイプでも無かったですし、使いながら馬体に芯が入ってくるのを
待つ形になると思います。
次走いきなり勝ち上がれるというタイプではないと思いますが
馬体に芯が入ってくれば持久力勝負の条件で勝ち上がる可能性はあるかもしれません。


まとめ

オススメに挙げたメルヴィルが惨敗したのは反省案件でした(´Д⊂ヽ
キャンデセント、ローシャムパークは今後も期待出来そうな内容だったと
思います。

また札幌2歳Sではアルキロ×評価だったジオグリフが重賞初制覇。
アルキロ元年としてはいきなり×評価を付けた馬が重賞を勝ったので
これまた反省案件でした(゜-゜)

勝ったジオグリフの内容というのは新馬戦から更にパフォーマンスを上げてきたという印象で、今後どの路線になるかはわかりませんが、路線の中心になりうる一頭だと思います。

個人的には1600mから長くて2000m辺りまでかなとは思っています。
瞬発力勝負の舞台への適性が高いと思っていたのですが、今回のような
ペースが結構流れるような展開でも悠々と差し切ってみせたのは
この馬の能力の高さを表す内容だったと思います。

小倉2歳Sでは指名馬のスリーパーダが2着。
馬体重を6kg増やして出てきてくれたのは一先ず安心しました。
レースでは折り合い面にやはり苦労したものの、福永騎手は出来ることをしてくれたように思います。
スタートで外のブレスレスリーに寄られて引かされる形になってしまったので、ロスの無い内を立ち回る選択になったのは判断として良かったと思います。
ただ流石に最終週の小倉の馬場だったので、外から来たナムラクレアには
抵抗出来なかったもののそれでも2着を死守したのはこの馬の能力の高さを
表した結果だったように思います。

やはりメイケイエール同様今後も折り合いが課題になると思いますし、
なかなか簡単には解消出来る感じではないと思います。
今回も福永騎手が頑張って我慢を教えようとしてくれたので、
1400mくらいまではギリギリ持って欲しいなと思っています。

次走はまだ未定ですが、個人的にはファンタジーS辺りで見れると良いかなと思っています。

最後は自分の指名馬について語ってしまいましたが許してください←


それでは。

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