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【背腹理論】7/2,7/3新馬戦見解【せばら三四郎】

こんにちは、こんばんは。
せばら三四郎です。

昨年は歩き理論、略してアルキロと題した記事を新馬戦の始まる6月~2月くらいまで投稿していました。

今年も身内のPOGに参加するにあたって新しい理論、背腹理論を導入してみました。

背腹理論とはその名の通り競走馬の背と腹の形からその馬の能力であったり個性を見抜くことが出来るのではないかという理論です。

今年も昨年のアルキロ同様基本的にはシルクR、サンデーR、キャロットFの馬を取り上げる予定です。

また他にも気になる馬や注目馬がいれば取り上げようと思っています。

昨年のアルキロ同様、素人の個人的な見解なので参考程度にというか
参考にしなくていいです←

読み物くらいの感覚で触って貰えればありがたいかなと思っています。

背腹理論の評価はS~Eの6段階で
S:G1級(世代トップレベル)
A:OP勝ち~重賞級
B:1勝勝ち~OP上位級
C:1勝クラス好走級
D:未勝利脱出級
E:未勝利級

あくまで目安ではありますがこんな感じで分けています。
基本的には1歳時の写真を見ての評価です。
2歳時の写真を確認出来た馬については2歳になってどう変わったのか触れていきたいと思っています。
ざっくりですがB評価以上は期待馬という認識で良いです。

今年は今週のイチオシという形で一頭だけ馬券で買ってみたい馬を取り上げてみます。

ただ馬券は自己責任なので、、その点はお願いしますm(__)m

背腹評価一覧

7月2日(土) 福島5R 芝1200m
該当馬無し。
7月2日(土) 福島6R ダート1150m
該当馬無し。
7月2日(土) 小倉5R 芝1200m(九州産馬)
該当馬無し。
7月2日(土) 小倉6R ダート1000m
ヴァルダリス    背腹C
7月2日(土) 函館5R 芝1200m
ジャスティンカプリ 背腹B
7月2日(土) 函館6R ダート1000m
該当馬無し。
7月3日(日) 福島5R 芝1800m
ミラクルキャッツ  背腹C
フロムナウオン   背腹S
7月3日(日) 福島6R 芝1200m(牝)
該当馬無し。
7月3日(日) 小倉5R 芝1800m
該当馬無し。
7月3日(日) 小倉6R 芝1200m
該当馬無し。
7月3日(日) 函館5R 芝1800m
ルクスグローリア  背腹D


7月2日(土) 小倉6R ダート1000m

・ヴァルダリス(牝)
血統:父ヴィクトワールピサ 母父サクラバクシンオー
厩舎:杉山佳厩舎
馬主:社台RH
生産:社台F
背腹評価:D(未勝利脱出級)

〇血統
母父バクシンオーの特徴を色濃く受け継いでいる母マチカネハヤテ。
産駒の中には父問わず短距離で活躍している馬が多い印象。
ただ当馬の全姉にあたるレッドアネモスは1800mで重賞を制していることから、血統的には当馬も適性は少し延びるのかもしれません。

〇馬体
背腹評価はD。
背腹のラインそのものは切れ者っぽい形でトモの造りも小さいなりには出来ていると思います。
ただ、流石に小柄過ぎるような印象を1歳時の写真では受けたので評価はやや低めにしました。
また、脚の繋ぎの長さや角度に怖さを感じる部分があって、特に右前肢と左後肢にはやや不安が残ります。
ただ馬体としては小柄なので負荷は比較的かかりにくいのかなとも思います。

〇調教
小柄な馬だと思うのでキビキビと動けるというのは前提として、まだ幼い面を見せつつもそれなりには出来ているという感じです。
初戦からある程度格好は付けれる仕上げだとは思います。

〇見解
小倉のD1000mという条件を初戦から選んできたのは納得の一頭で、鞍上に減量かつ女性騎手の永島騎手を起用してきたことからも坂があるコースは良くないタイプの馬なんだと思います。
動き自体は初戦からという感じですし、兄弟に小倉1000mで勝ち鞍のあるハルマッタンがいる血統ですから、ある程度はやれて良いと思っています。


7月2日(土) 函館5R 芝1200m

・ジャスティンカプリ(牡)
血統:父キンシャサノキセキ 母父ダンカーク
厩舎:安田隆行厩舎
馬主:三木正浩
生産:ノーザンF
背腹評価:B(1勝勝ち~OP上位級)

〇血統
母は芝ダ問わず短距離戦で活躍したフォンタネットポー。
当馬の血統構成は父がキンシャサノキセキで母父ダンカーク、さらに祖母のフラーテイシャスミスはベストウォーリアの母でもあり母系からは砂の傾向が強い印象です。
ただキンシャサ産駒は芝も砂も両方こなせるスプリンターも多いので当馬もそんな一頭なのかなと思っています。

〇馬体
背腹評価はB。
まず全体の造りとしては短距離型の馬の造りをしています。
それでいて腹袋は良いですし、トモの形も良いです。
背腹のラインも短距離馬と考えればこれで良いですし、全体のバランスは良く出来ていると思います。
ただ繋ぎはかなり立っているので芝よりはダートの方が力を出せるのかなとは思います。

〇調教
調教を見た感想としては正直ダートの方が良い馬かなと思いました。
函館芝コースでの追い切りだったのですが、もう一つ伸びを欠く内容で芝で勝ち切るには決め手に欠けるかなというのが映像を見た印象です。

〇見解
人気しそうな一頭で質は良い馬だと思うのですが、砂替わりに期待した方が良さそうな馬だと思います。
軸にするには危険な一頭かなと思っています。


7月3日(日) 福島5R 芝1800m

・ミラクルキャッツ(牝)
血統:父キンシャサノキセキ 母父Runnning Stag
厩舎:堀厩舎
馬主:シルクR
生産:ノーザンF
背腹評価:C(1勝クラス好走級)

〇血統
兄弟にはアジアエクスプレスやレピアーウィットがいるすでに実績のある血統。
当馬は初のキンシャサ産駒で芝への適性は兄弟より高くなりそうな予感。

〇馬体
背腹評価はC。
腹のラインは◎。背中は気持ち長いのとまだ頼りなさがあるようにも感じたので少し割引。
切れよりは持続型の馬体で、トモの形もまずまず。
繋ぎ等に不安はなく馬体全体のバランスは良いと思います。
背中がどれだけ良くなってくるかが活躍できるかの鍵になると思います。

〇調教
右回りはあまり良くないのかなと思いました。
併走馬に頼る形で走っているように見えたのと直線で口が外を向いていたようにまだ課題は多い印象。
走りのフォームとしても首が高くもう一つ弾けないように見えました。

〇見解
福島の1800mという条件が良いとはあまり思えなくて、調教を見てもまだ課題が多いのかなという印象を受けました。
血統的には少し芝に向いてくるのかなと思っていたのですが、案外東京ダート辺りで変わってくるような馬かもしれません。
初戦は軽視しつつも紐には入れておこうかなとは思っています。


・フロムナウオン(牡)
血統:父モーリス 母父キングカメハメハ
厩舎:手塚厩舎
馬主:平田修
生産:ノーザンF
背腹評価:S(G1級)

セレクトセール2021より。

〇血統
母の兄弟にはグランプリボスが居る血統。
まだ産駒に目立つ活躍をした馬は居ないもののこれから走る馬が出て良いポテンシャルはあると思います。

〇馬体
背腹評価はS。
セレクトセール出身組だったのですが・・POG指名前は見落としていました(´-ω-`)
背腹のラインは良い部類で切れ型とまでは行きませんがそれなりに瞬発力も持久力も兼ね備えている形に見えます。
そして背はしっかりしていて、長腹短腹の理想的な造り。
トモの大きさ、そして形も良く見えます。
モーリス産駒ということで良く見せすぎている部分はあると思いますが、全体の造りとしてもバランスが良く、とても良い馬だと思います。

〇調教
併走相手は重賞でも好走しているソネットフレーズ。
津村騎手鞍上での追い切りでした。
フォームにはダイナミックさがあって身体の使い方は良いと思いました。
ただ手前替えに苦労するような感じはあったのでその辺りが実戦で影響しそうには感じます。
全体的には併走相手を考えても良い内容の追い切りだったと思いますし、まだ荒削りながらも素質を感じる動きでした。

〇見解
セレクト出身で見落としていましたが、個人的な見立てとしてはかなり良い馬だと思っています。
背腹評価は最高評価にしていますし、調教の内容も及第点。
初戦から勝ち負けを意識したい一頭です。


7月3日(日) 函館5R 芝1800m

・ルクスグローリア(牡)
血統:父サトノダイヤモンド 母父クロフネ
厩舎:宮田厩舎
馬主:キャロットF
生産:社台白老F
背腹評価:D(未勝利脱出級)

〇血統
新種牡馬サトノダイヤモンドの産駒。
母のヒカルアモーレからは重賞勝ちこそないものの素質は高かったシュペルミエールが出ている血統。

〇馬体
背腹評価はD。
募集時の写真を見た印象だと背中がまだ頼りなく映りました。
ただ赤本等で見た近影からすると背は良くなってきているように感じます。
背腹のラインは平行気味で、背も長めの造りに見えます。
切れはあまり無いタイプで長く良い脚を使うタイプの馬だと思います。
トモの造りなんかは良いですし、馬体全体で見るとバランス自体は良い馬だと思います。
ただ両前脚の形が個人的には少し怖いように感じたので評価はあまり高く出来ませんでした。

〇調教
函館芝コースでの追い切りで併走相手らを楽々突き放す内容。
背腹の印象通りのストライドの大きい走りで、やはり切れというよりかは長く良い脚を使うタイプの馬だと思います。
また1週前の23日の追い切りを見ると他馬が並んでくるとしっかり抜き返しに行く動きが見えたので根性はある馬だと思います。
そのため実戦でも並んで強いタイプかもしれません。

〇見解
切れよりも持続力の方が大切な函館の1800mという条件には合っている馬だと思います。
調教の動きを見ても初戦から充分行ける仕上がりになっているので上位争い出来ると思います。


その他の調教から気になる馬

〇7月2日(土) 福島5R 芝1200m

・グラスヴィガー
坂路での映像でしたが、体幹のブレの少ないパワフルな走りで素晴らしい動きでした。
コースで実際どの程度動けるかは未知数ですが、この坂路だけ見れば充分勝ち負けを期待出来る動きだと思います。

〇7月2日(土) 福島6R ダート1150m

・スムースベルベット
コース、坂路共に動きとしては及第点。
初戦からそれなりに期待出来る動きだと思います。

他にはバグラダス、トモジャミ辺りが比較的良く見えました。


〇7月2日(土) 小倉5R 芝1200m(九州産馬)
映像ほぼ確認出来ず・・・手がかり無しです(´-ω-`)


〇7月2日(土) 小倉6R ダート1000m
ヴァルダリス以外は映像もあまりなく評価は困難(´-ω-`)


〇7月2日(土) 函館5R 芝1200m

・アネモス
少し緩さもありますが、身体の使い方は中々。
スムーズに流れに乗れれば上位争いも出来そうです。

・マルモリディライト
気性的にきつい面は感じますが、動きそのものは良いです。
レースで気持ちをコントロール出来れば頭まで考えられる馬だと思います。


〇7月2日(土) 函館6R ダート1000m

・ペイシャアップ
動き自体はまずまずで初戦からある程度やれそうです。
また映像見れる人には見て欲しいのですが、乗っていた方(おそらく助手?)が併走相手の方を見て笑っていたので、そんな上機嫌になるくらい手応えが良いのか!と妄想してしまいましたw
ちょっとそういった点でも結果が楽しみな一頭です。


〇7月3日(日) 福島5R 芝1800m

・ロジザキア
まずまずの動きで上位争いしてもおかしくない一頭。
ただ国枝厩舎の初戦なので過度な期待は禁物か。


〇7月3日(日) 福島6R 芝1200m(牝)
特筆する馬は居ないもののパルフュメはまずまず。


〇7月3日(日) 小倉5R 芝1800m

・コパノハンプトン
動きは面子の中でも目立つ一頭で、気性的にも初戦向きだと思います。
開幕週の小倉で前が残りやすいとすれば父シャンハイボビーというのも活きそうです。

・カルンウェナン
身体の使い方は良いですし、並んでからもしぶとい感じがします。
ただまだ少し緩い感じもするので良くなるのは次かもしれないですが、それなりに格好は付けれそうには思います。

トーホウガレオンはセレクトにも居たのですが、距離はもう少し短い所のイメージ。
アリスヴェリテは元々坂路は動く血統で砂に出る傾向があるので少し危険な印象。
人気の感じがあまりわかりませんが、想定からすると波乱があっても良いレースのように思います。


〇7月3日(日) 小倉6R 芝1200m

・キールロワイヤル
坂路の動きは合格点で、体幹のブレの少ない良い走りに見えました。
ダメジャ産駒ですし、初戦からいい勝負が出来そうに思います。


〇7月3日(日) 函館5R 芝1800m

・プエルトボニータ
調教の動きはまずまずで、初戦向きのタイプだと思います。
それなりに勝負出来ても良いようには感じます。

ルクスグローリアがここでは抜けてるのかなという印象。
注目のアオラキは父を考えると信じられないくらい素直な馬だと思います。
ただフォームを見ると首が高くてもう一つ伸び切らない感じに見えたので個人的には評価は低めです。
調教からもう一頭挙げるなら、キタノグリエル。
血統的にはカイラシがもしかしたら・・という感じでしょうか。


今週のイチオシ

フロムナウオン

個人的に津村騎手が好きなので贔屓目もありますが←

それでも馬体調教共に良く初戦から期待して良い一頭だと思ったので
今週はフロムナウオンをイチオシにしたいと思います。

そろそろイチオシで気持ち良く1着になって欲しい所。

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