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【背腹理論】7/2,7/3新馬戦振り返り【せばら三四郎】(一部抜粋)

こんにちは、せばら三四郎です。

土日の新馬戦をまとめて振り返りたいと思います。

背腹理論の結果と、気になったレースに関しては軽く振り返りたいと思っています。

改めて背腹理論の評価は6段階で
S:G1級(世代トップレベル)
A:OP勝ち~重賞級
B:1勝勝ち~OP上位級
C:1勝クラス好走級
D:未勝利脱出級
E:未勝利級

加えて前日調教からオススメした馬も少し触れる所は触れます。(その馬には調教の意味で調マークを付けています)

ざっくりこんな感じです。

それでは始めます。

背腹評価結果一覧

7月2日(土) 福島5R 芝1200m
該当馬無し。
7月2日(土) 福島6R ダート1150m
該当馬無し。
7月2日(土) 小倉5R 芝1200m(九州産馬)
該当馬無し。
7月2日(土) 小倉6R ダート1000m
ヴァルダリス    背腹C  3着
7月2日(土) 函館5R 芝1200m
ジャスティンカプリ 背腹B 4着
7月2日(土) 函館6R ダート1000m
該当馬無し。
7月3日(日) 福島5R 芝1800m
ミラクルキャッツ  背腹C 7着
フロムナウオン   背腹S 1着
7月3日(日) 福島6R 芝1200m(牝)
該当馬無し。
7月3日(日) 小倉5R 芝1800m
該当馬無し。
7月3日(日) 小倉6R 芝1200m
該当馬無し。
7月3日(日) 函館5R 芝1800m
ルクスグローリア  背腹D 2着


7月2日(土) 函館5R 芝1200m

1着 ブトンドール
2着 調アネモス
3着 調マルモリディライト
4着 ジャスティンカプリ 背腹B

ペース 35.1-36.0(+0.9) やや前傾ラップ

〇ペース
やや終いは掛かった印象もクリダームの新馬戦と比較すると前半もそこまで速くなかったためなんだかんだ前有利の競馬だったのかなと思っています。
レースレベル的にもそこまで高くはなかったのかなというのが個人的な見解です。

〇各馬振り返り

・ブトンドール
開催が進んで少し内が悪くなり始めたかなという中で馬場の良い所を通れたというのが勝因だったように思います。
ゲートの反応もまずまずで二の脚が速いので、自分の競馬を作りやすいタイプの馬かもしれません。
レースレベルには少し疑問符が付くものの、ここでしっかり勝ち切れたというのは大きいですし、センスは良い馬だと思うので上でもそれなりにやりそうな感じはします。

・アネモス
調教から推奨していた一頭。
勝つことは出来ませんでしたが、現状の身体の緩さを考えると上々の2着。
ゲートを出てからの反応がもう一つなので内枠に入ると危ないタイプかもしれませんがスムーズに競馬出来れば力はある馬だと思います。
枠順や相手関係次第でもありますが次勝ち上がれるだけのものはある馬だと思います。

・マルモリディライト
こちらも調教から推奨。
なかなか評価は難しい競馬だったかなというのが個人的な感想です。
思った以上に4角で動けず直線で先頭集団から置かれる形になったのですが、終いだけで3着。
ただ上がりは掛かったように前が垂れたのを差したという感じで当馬がそこまで伸びていたかというとなんとも言えない所です。
次走人気するようなら少し危険な馬かなという感じはします。


・ジャスティンカプリ
戦前の不安要素が当たっていたかなという4着。
芝だと切れ負けする感じで、もう一つ伸びを欠きました。
砂に替われば一変する馬だと思うので今回の結果はあまり気にしなくて良いようにも思います。
条件替わりに期待です。


7月3日(日) 福島5R 芝1800m

1着 フロムナウオン   背腹S
2着 サティンボディス
3着 マイレーヌ
7着 ミラクルキャッツ  背腹C
10着 ロジザキア

ペース 37.9-36.2(-1.7) 後傾ラップ

〇ペース
1000mも62.8とスローな展開。
加えて開幕週という事もあり、相当前が有利なレースだったと思います。

〇各馬振り返り

・フロムナウオン 背腹S
今週のイチオシに推奨していましたが、ついに1着になってくれました(´Д⊂ヽ

パドックで見ると想像していた以上に馬体が大きくて正直初戦から動くのは厳しいかなぁ・・と感じたのですがよく頑張ってくれました。
ゲートはまずまずで前目での追走。
4角の勝負所で津村騎手が相当促していたように中々動けませんでしたがそれでも前の馬を捻じ伏せての1着。

レース後の津村騎手のコメントにもあったように小回りはあまり向いていなかったのと、まだまだ成長途上の馬という感じはこのレースからも感じました。

本来向いていない条件、なおかつまだまだ幼い面を見せながら勝ち切れたというのは結果もそうですが、内容としても良かったですし、先々はかなり楽しみな馬だと思います。

手塚先生なのでじっくり馬を作っていくのかなとは思いますが、新潟や東京のような大箱コースでどんな走りをするのか次は見たい所。


・サティンボディス
道中早めに先頭に立って上手く残したという印象。
血統的にも母父がハードスパンですしこういう粘り込む展開は向いていたように思います。
道中の素振りを見ていると捲りというよりは気性的に抑えが効かず行かせたという感じで我の強さみたいなものはかなりある馬なのかもしれません。

展開は向いたと思いますが、それでも粘り込みはかなりしぶとかったので
能力自体は高い馬だと思います。

気性面が怪しいので内で包まれたりすると良くないかもしれませんが、次はすんなり逃げさせることが出来ればあっさり勝ち上がれてもおかしくない馬だと思います。


・マイレーヌ
展開の恩恵自体は最大限受けられたかなという走りで勝ち切るには正直もうワンパンチ欲しい印象。
ただこの先行力は未勝利戦でも武器になると思うので成長次第で勝ち上がれるかなとは思います。


・ミラクルキャッツ 背腹C
位置取りが後ろになったというのが主な敗因だとは思うのですが、直線の走りを見てももう一つ芝では弾けないのかなという印象を受けました。
戦前にも書きましたが砂替わりで期待の馬かもしれません。


・ロジザキア
一応調教から推奨というか取り上げてはいた馬なのですが、国枝厩舎の初戦は本当にあてになりませんね・・(´・ω・`)
内容的にも見せ場もなかったので正直厳しい結果だなぁという感想です。
ただ、国枝厩舎なのでもう2戦くらいは様子を見ておいた方が良いのかなとは思います。


7月3日(日) 函館5R 芝1800m

1着 シーウィザード
2着 ルクスグローリア  背腹D
3着 ヴェンチュラムーン
6着 調プエルトボニータ

ペース 36.4-34.9(-1.5)後傾ラップ

〇ペース
800~1200mの3Fのラップが13.5-13.4-13.5とかなり緩んだこともあり、前の組にとってはかなり楽な競馬に。

〇各馬振り返り

・シーウィザード
展開の恩恵を一番受けられたのが最大の勝因だったと思います。
ゲートの出はまずまずで、二の脚もそこまで速かった訳ではないですが他に行きたがる馬もおらずすんなり外から逃げられたという形。
後は展開に身を任せて押し切るという内容で競馬としてはかなり楽だったと思います。

馬の質自体は良いと思うのですが流石にかなり展開の恩恵はあったと思うので次走いきなりペースが上がるとあっさり負けちゃうようなことはあるかもしれません。


・ルクスグローリア 背腹D
勝ち馬にかなり向いた展開だったことを考えると致し方ない結果だったように思います。
それでも長く良い脚は使えていましたし、少なくとも北海道開催への適性は高い馬だと思います。
能力的にはレースがレースだけになんとも言えないですが北海道開催の未勝利であれば勝ち上がるチャンスは全然ある馬だと思います。

・プエルトボニータ
調教から推奨した一頭だったのですが残念な結果に。
パドックでの馬体を見てもかなりパワー型の造りに見えたので適性は砂だったのかもしれません。
砂替わりでの一変を狙ってみたい一頭です。


7月3日(日) 小倉5R 芝1800m

背腹評価をした馬は出走していませんでしたが、先に繋がることも多い条件なので一応軽く振り返ります。

1着 アリスヴェリテ
2着 トーホウガレオン
3着 調カルンウェナン
7着 調コパノハンプトン

ペース 37.6-35.5(-2.1) 後傾ラップ

〇ペース
昨年の小倉の新馬戦と見比べてもありがちなラップで、実質後半3Fの末脚勝負。
ただ上級クラスで通用するレベルとなると少し懐疑的で、理由としては昨年の小倉開催を振り返ると上で活躍した馬は基本的にラスト3Fが加速ラップでラスト1Fは11秒台前半というラップ構成だったので、それと比較するともう一つかなという印象です。
当レースとの比較で置いておくと
当レースラスト3F       12.1-11.8-11.6 35.5
フィデル(重賞好走)     11.8-11.0-11.5 34.3
ピースオブエイト(G3勝ち) 11.9-11.6-11.2 34.7
ドウデュース(ダービー馬)  11.8-11.4-11.1 34.3
また距離は200m違いますがキラーアビリティの未勝利戦のラスト3Fは
12.2-11.8-10.8 34.8と上記と同じような加速ラップだったので小倉の芝中距離戦はこれが一つの能力の目安になるのかなと思っています。 

〇振り返り
アリスヴェリテとトーホウガレオンを先日の記事で思いっきり切ってしまってたのは反省です・・(>_<)展開的に前が有利な流れを後ろから差してきているので結果的にこの面子では抜けていたという印象です。

調教から推奨した馬達は明暗分かれる結果に。
ただコパノハンプトンは想像通りの競馬をしてくれての結果なので仕方ないかなと思っています。

総括

今週勝ち上がった馬の中で取り上げたいのはフロムナウオンです。

かなりまだ余裕残しで、幼い部分を見せながら最後は差し切ったという内容は強い馬のそれという内容でしたし、どうも落鉄していたという話もあるので相当奥はありそうに思います。

また同じく今週のイチオシにもしていたので勝ってくれてよかったです・・
ずっとイチオシが勝てていなかったので一先ずほっとしています。

来週も頑張っていきましょう。それでは。

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