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【背腹理論】6/18,6/19新馬戦見解【せばら三四郎】

こんにちは、こんばんは。
せばら三四郎です。

昨年は歩き理論、略してアルキロと題した記事を新馬戦の始まる6月~2月くらいまで投稿していました。

今年も身内のPOGに参加するにあたって新しい理論、背腹理論を導入してみました。

背腹理論とはその名の通り競走馬の背と腹の形からその馬の能力であったり個性を見抜くことが出来るのではないかという理論です。

今年も昨年のアルキロ同様基本的にはシルクR、サンデーR、キャロットFの馬を取り上げる予定です。

また他にも気になる馬や注目馬がいれば取り上げようと思っています。

昨年のアルキロ同様、素人の個人的な見解なので参考程度にというか
参考にしなくていいです←

読み物くらいの感覚で触って貰えればありがたいかなと思っています。

背腹理論の評価はS~Eの6段階で
S:G1級(世代トップレベル)
A:OP勝ち~重賞級
B:1勝勝ち~OP上位級
C:1勝クラス好走級
D:未勝利脱出級
E:未勝利級

あくまで目安ではありますがこんな感じで分けています。
基本的には1歳時の写真を見ての評価です。
2歳時の写真を確認出来た馬については2歳になってどう変わったのか触れていきたいと思っています。
ざっくりですがB評価以上は期待馬という認識で良いです。

今年は今週のイチオシという形で一頭だけ馬券で買ってみたい馬を取り上げてみます。

ただ馬券は自己責任なので、、その点はお願いしますm(__)m

背腹評価一覧

6月18日(土) 東京5R 芝1400m
ウンブライル    背腹B

6月18日(土) 阪神5R 芝1600m
アイスグリーン   背腹C
ピヌスアモリス   背腹C
リヤンドメテオール 背腹D

6月18日(土) 函館5R 芝1200m(牝)
該当馬無し。

6月18日(土) 函館6R ダート1000m
該当馬無し。

6月19日(日) 東京5R 芝1600m
グラニットピーク  背腹A
モンテイゾラ    背腹C
スカイラー     背腹B

6月19日(日) 東京6R ダート1400m
マスグラバイト   背腹C

6月19日(日) 阪神5R ダート1200m
ナイトキャッスル  背腹D
エクロジャイト   背腹E
クロニオス     背腹D

6月19日(日) 函館5R 芝1200m
該当馬無し。


6月18日(土) 東京5R 芝1400m

・ウンブライル(牝)
血統:父ロードカナロア 母父ファルブラヴ
厩舎:木村厩舎
馬主:サンデーR
生産:ノーザンF
背腹評価:B(1勝勝ち~OP上位級)

〇血統
ステルヴィオの全妹。
血統的な実績はすでに充分の配合です。

〇馬体
背腹評価はB。
全姉のステルナティーアよりも当馬の方が個人的には好みの馬体です。
背は気持ち長いものの、背腹のバランス自体はとても良い部類でラインも良いと思います。
個人的に少し気になった点としてはまだ少し背が弱そうに見えたのと、欲を言えばもう少しトモのサイズがあれば更に評価は高かったです。
それでも成長を加味すれば走ってくる馬だと思います。

〇調教
調教の時の耳の動きなんかを見ると神経質な面はあるように思います。
ただそれでも軽く促せばスっと伸びたように動きの質の良さを感じます
初戦から勝ち上がりを意識出来る動きだと思います。

〇見解
馬体、調教共に良く、血統的にもこの条件は合っていると思います。
鞍上もルメール騎手ですし、初戦から勝ち負けになると思います。


6月18日(土) 阪神5R 芝1600m

・アイスグリーン(牡)
血統:父モーリス 母父スペシャルウィーク
厩舎:池添学厩舎
馬主:シルクR
生産:ノーザンR
背腹評価:C(1勝クラス好走級)

〇血統
質の良い繁殖牝馬という印象のグリューネワルトの仔。
モーリス×スペシャルウィークという配合も比較的産駒の中では走っている印象で相性は良いと思います。

〇馬体
背腹評価はC。
モーリス産駒は個人的に判断が難しいのでなんとも言い難い部分はあります。
背に少し弱さを感じるのと前が少し窮屈な感じはしますがラインはそこまで悪くはないです。
評価出来る点としてはトモの形は良くてその部分だけでC評価になっている感はあります(背腹とは)
距離的にはマイル辺りが良さそうな馬体なので条件設定も今回は合っていると思います。

〇調教
坂路で併走相手に遅れたものの、動きそのものには力強さがあり、及第点を与えて良い動きだと思いました。
走り方としては少し首が高い感じはするものの、身体自体は使えているように思います。

〇見解
思っている以上に動けている印象で初戦からそれなりに格好はつけれるかなと思います。
評判馬が多い一戦ですが、この馬にも台頭するチャンスはありそうです。


・ピヌスアモリス(牝)
血統:父ハーツクライ 母父Congrats
厩舎:松下厩舎
馬主:サンデーR
生産:ノーザンF
背腹評価:C(1勝クラス好走級)

〇血統
モンファボリの半妹。
昨年はディープ産駒だったものの、未だ未勝利。
父がハーツに替わって走るかどうかですが、母系的にはシアトルスルーを持っていますし、血統の相性は良いと思います。

〇馬体
背腹評価はC。
1歳時の写真では背中が気持ち長めでひ弱さを感じる馬体で少し惜しい感じがしたのですが、赤本等に載っている2歳の写真を見る限り背はしっかりしてきたように思います。
トモのサイズも大きくて見映えはするのですが、気になる点が二つあって
一つはやはり全体のバランスを見るとハーツ産駒に多い背中が長く感じる造りをしていて、スパッと切れるというよりは長く良い脚を使うタイプのように思いました。
もう一つは右前脚の繋ぎの部分が短いのと少し立ち繋ぎ気味に見えたのでその点がどうか。

造りそのものは昨年のレッドベルアームに似ているように思ったので質自体は良い馬だと思います。

〇調教
坂路での動きを見ると体幹は割としっかりしていて、走りにも力強さがありました。
現状の力は出せる仕上がりに見えます。

〇見解
評判になっている一頭で、調教を見ても初戦から力は出せる仕上がりに見えます。
一筋縄ではいかない面子ですが、上位争い出来るものはあると思います。


・リヤンドメテオール(牝)
血統:父キズナ 母父Anabaa Blue
厩舎:中竹厩舎
馬主:社台RH
生産:社台F
背腹評価:D(未勝利脱出級)

〇血統
全兄のケヴィンは若駒S勝ちがあり、怪我さえ無ければという素質馬でした。
牝馬に替わってどんな走りになるか。

〇馬体
背腹評価はD。
背腹のラインそのものは悪くないですが、やや背が長すぎる感じがするのと、トモのサイズが小さめなこともあって馬体全体としては少しひ弱な感じがします。
また右の前肢と後肢の繋ぎの形が個人的には少し気になりました。

〇調教
坂路の動きとしては途中まではキビキビとした動きで良く見えたものの終いに行くにつれてバテている感じがしました。

〇見解
調教を見ても現状まだ体力不足な感がしたので、初戦は見送りたいと思っています。


6月19日(日) 東京5R 芝1600m

・グラニットピーク(牡)
血統:父ダイワメジャー 母父Oasis Dream
厩舎:林厩舎
馬主:シルクR
生産:ノーザンF
背腹評価:A(OP勝ち~重賞級)

〇血統
半兄は初仔のピースオブエイトで母のトレジャーステイトからはこれからも質の良い馬がたくさん出そうな予感がします。
当馬は父がダイワメジャーで、配合的には母系にダンチヒ、サドラーズウェルズを持つことからレシステンシアと近い血統構成と言えます。

〇馬体
背腹評価はA。
とても見栄えのする好馬体で背はしっかりしていますし、ダイワメジャー産駒らしい厚みがあります。
背腹の長さ的には切れというよりは持続型だと思います。
またトモの形もとても良くて力強さを感じます。
懸念があるとすれば大型馬で繋ぎがかなり短いので脚元にかなり負担がかかりそうな形に見えるので怪我のリスクはやや高いかもしれません。

〇調教
育成の頃からとても力強い走りが印象に残った一頭で、今回の調教を見ても力強いという印象が先に来ます。
ただ終いの反応は少し不満が残る感じで、思ったほど伸びていないというか少し重たい感じがしました。

〇見解
馬体はとても良く見せる馬で、気性的にもかなり前向きなので初戦向きの馬だとは思います。
ただ調教の動きに少し個人的には不満があったので、何か伏兵に一発持っていかれてもおかしくないとは思っています。


・モンテイゾラ(牡)
血統:父イスラボニータ 母父Medaglia d'Oro
厩舎:高柳厩舎
馬主:サンデーR
生産:ノーザンF
背腹評価:C(1勝クラス好走級)

〇血統
まだもう一つ期待ほどの成果は出ていない印象の母馬。
イスラボニータの配合的にはややダートに出そうな感じもする配合です。

〇馬体
背腹評価はC。
背腹のラインは平行で切れはあまりないタイプだと思いますが、後ろと前のバランス自体は良いと思います。
トモの形もまずまずで、繋ぎの感じを見ると芝の方が良さそうな形に見えました。
全体で見てもそこそこバランスの取れている一頭だと思います。

〇調教
まだまだ気性面に幼さを感じますし、走りもかなり荒っぽいです。
身体の使い方を見ると父のイスラ譲りの柔らかさを感じるので芝で走れるようには思うのですが、ストライドの割に伸びを感じないので案外切れない感じかもしれません。

〇見解
調教を見てもまだまだ課題が多い印象なので、初戦は見送りたいと思っています。


・スカイラー(牝)
血統:父サクソンウォリアー 母父Havana Gold
厩舎:国枝厩舎
馬主:エムズレーシング
生産:ノーザンF
背腹評価:B(1勝勝ち~OP上位級)

セレクトセール2021の馬体写真から。

〇血統
注目のサクソンウォリアー産駒。
日本の芝への適性がどうかが活躍の鍵になりそうですが、個人的には牝馬であればこなせると思っています。

〇馬体
背腹評価はB。
全体のバランスとしてはとても良い一頭だと思います。
気持ち造りの中で背中が長く見えたのでAからBに評価を下げていますが背腹のライン、トモの筋肉の質からはかなり良さを感じるので走る馬だと思います。
後は馬体重が小さすぎなければという所でこればかりは当日のパドック次第になります。
個人的には450kg程度あれば充分走れると思います。

〇調教
当馬の調教が今週の中では一番だと思いました。
ただもし実馬が420kgくらい小柄だった場合は割り引く必要はあると思います。
良い意味でとても前向きな気性で、新馬戦に向いていると思います。
動きはとても素軽く身体の使い方も良いので、調教の内容だけ見れば勝ち負け出来て良いように思います。
唯一懸念があるとすれば、国枝厩舎の新馬戦ということだけでしょうか。

〇見解
人気は程々だと思うのですが、馬券的魅力は充分な一頭だと思います。
気性的にも動き的にも初戦向きだと思いますし、賭けてみたくなる一頭です。
後は馬体重だけ・・450kg程度あればやれると思います。逆に420kgくらいの小柄な馬体だった場合はやや危ないかもしれません。

6月19日(日) 東京6R ダート1400m

ダートレースは少し簡易的に。

・マスグラバイト(牡) 背腹C

〇血統
ヘニーヒューズ×ワイルドラッシュという完全な砂血統。

〇馬体
背腹評価はC。
ヘニーヒューズ産駒は背中が垂れていることが多いのが特徴なのですが、当馬は背は比較的しっかりしているように見えます。
背腹の長さ、バランスは良く、トモの形も良いので、全体的に質は良い馬だと思います。
繋ぎも短いので短距離向きな造りだと思いますし、今回の東京D1400という条件にはとても向いているように思います。

〇調教
調教の感想としてはかなりムラ馬っぽい印象を受けました。
何より口向きが相当悪いのはかなりのマイナスでこの点を騎手がコントロール出来るかどうかが実戦の鍵になりそうです。
ただ真っすぐ向いた時の動きは弾ける感じがあって、能力自体はあるように感じました。

〇見解
ヘニーヒューズ産駒らしい走る気になったらとことん走るタイプの馬だと思います。
なのでもし今回ダメでも次急に一変するみたいなことがある馬だと思うので今回のみならず覚えておいて良い一頭だと思います。
個人的には今回は一応馬券には絡めておこうかなと思っています。


6月19日(日) 阪神5R ダート1200m

ダートレースは少し簡易的に。

・ナイトキャッスル(牡) 背腹D

〇血統
父はシルバーステートなので初戦向きか。母は砂に適性が高い産駒を輩出する印象。

〇馬体
背中はまだまだ弱そうな印象。ただトモにはとても迫力があり形も良いです。
大柄な馬で体型的には砂の中距離辺りで勝ち上がりそうなイメージがあります。

〇調教
坂路の動きは良く、特に身体の使い方に良さを感じました。
首もしっかり使える印象で思っているより動ける感じがします。
ただフットワーク自体はあまり回転数が上がる感じではなかったので1200mとなるとやや忙しい感じもします。

〇見解
個人的には砂の中距離馬かなという印象を持っているので今回の条件設定では少し割り引いてみたいです。
ただ初戦から動けても良い仕上がりには思うので、他の馬の兼ね合いはありますが案外上位争い出来てもおかしくないようには思います。


・エクロジャイト(牡) 背腹E

〇血統
母のオージャイトはダートグレード競走でも好走しているように砂血統。
父がヘニーヒューズなので砂に適性が高そうな血統。

〇馬体
背中が垂れ気味なのはヘニーヒューズ産駒の特徴なので問題は無いと思います。
E評価にした理由としては、ダートに適性がある馬体にしては左前の繋ぎが寝ているので、やや血統と馬体がミスマッチなように思ったので評価を下げました。

〇調教
坂路の動きとしては可もなく不可もなく、特に問題もないように思いました。
脚の回転は速いタイプなので距離は短めで良いように思います。

〇見解
勝ち切るというイメージもあまり湧かないのですが、それなりに走るような感じはします。
馬券的には押さえておいて良い馬だと思います。


・クロニオス(牡) 背腹D

〇血統
クラフティワイフ牝系の母にヘニーヒューズ。
最近のクラフティワイフ牝系の馬はダートで走っている馬が多いことを考えると砂に出ても良い血統。

〇馬体
ヘニーヒューズ産駒にしては背中は出来ている印象。
背腹のバランスやトモの形は良いと思います。
繋ぎがかなり短い馬で適性は短い所にありそうです。
不安な点としては左前肢と右後肢の形が個人的には少し気になりました。
ただ砂であれば勝ち上がれるだけの馬体ではあると思います。

〇調教
CWでの最終追いで、やや首の高い走りではありますがそれなりに動けています。
欲を言えばもう少しガツンと来る感じが欲しかったのですが、フォーム的に致し方ないかもしれません。

〇見解
同じヘニーヒューズ産駒のエクロジャイトよりはこちらの方を上に取りたい感じはしました。
枠的には首が高いので外を引ければ上位争い出来ると思いますし、逆に内を引けばあっさり凡走という可能性もあると思います。
当日の枠順に注意しておきたい一頭です。


その他の調教から気になる馬

〇6月18日(土) 東京5R 芝1400m

・ランドオヴラヴ
ウンブライルの次に良く見えたのはこの馬です。
走りとしてはまだ首が少し高い感じはしますが、体幹がしっかりとしていて
身体自体は出来ている馬だと思います。
一発があるならこの馬だと思っています。

・マイショウチャン
人気はどうかわかりませんが、調教の動きは初戦向きに感じる動きでした。
まだ幼い部分を見せながらの追走から、併走してからは思った以上にしっかり走れているように思いました。
素質的には足りていないとは思いますが、展開一つで台頭出来る仕上がりで気持ちの面も並べば面白い馬だと思います。
新馬戦の相沢厩舎というのも魅力的です。

他に人気になりそうなノイジーアプローチはまだ気性的に幼いのと走り方的に上に力が逃げている感じもしたので実戦でやや危険な感じがします。
また、調教時計が凄いサスケなのですが、調教映像の感じだとまだ身体つきが幼く見えたのと、急に上を向いて走ったり気性的にも危うい部分があるように思いました。
走り的には前脚がよく出ていてバネがあって身体能力の高さを感じさせるものがありました。
スムーズに走れば上位争いする能力はありそうですが、この気性なので包まれたりするとアウトかもしれません。

なので推奨は上の二頭にしました。


〇6月18日(土) 阪神5R 芝1600m

・ダンツクリスタル
評判馬の多い一戦ですが調教はこの馬がナンバーワンだと思います。
首はそれなりに使えていたのと並んでからの動きの良さが目につきました。
人気はさほど無いように思いますが、エピファネイア産駒の新馬戦とすれば上位に風穴を開けられる一頭だと思います。

他の有力所ですが調教映像が無くて評価が出来なかったのはユハンヌス
これは映像が見たかったのですが、どうも無さそうなので一先ず馬券に入れておくという感じになりそうです。
また、調教時計が鬼のように出ているファントムシーフなのですが、走りを見るとかなり頭が高い走りでパワー型の馬だと思います。
コントロールには相当苦労しそうなので和田騎手が鞍上になったのもなんとなくわかる気がします。
体幹自体はかなりしっかりしているので、初戦から動ける馬だと思いますが、コントロール出来ずに大敗する可能性もある一頭だと思います。


〇6月19日(日) 東京6R ダート1400m

・アドバンスファラオ
おそらく1人気だと思うので書くまでもないかもしれませんが()
坂路での動きがしっかりしていて、体幹の強さが目立ちました。
新馬戦で勝ち負けするには充分な動きだと思います。

・スクーバー
今週多く出走するヘニーヒューズ産駒の中でも動きは当馬が一番だと思いました。
前進気勢がありますし、フットワークも良い感じで、アドバンスファラオを負かせる可能性もあると思います。
余談ですが毛色も栗毛なのでヘニーヒューズ的にもポイントが高い馬です。


今週のイチオシ

ダンツクリスタル

今週はかなり悩みましたがダンツクリスタルにしました。

理由は上の方にも書いているので割愛しますが、面子的にオッズがそれなりに美味しくなりそうに思ったので今週のイチオシに選びました。

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