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【歩き理論】7/3、7/4新馬戦見解【アルキロ】

こんにちは、こんばんは、ミスター長嶋です。

先日、身内のPOGに参加するにあたって
新理論として「歩き理論」略して「アルキロ」なるものを導入しました。

端的にどういう理論か説明すると、募集動画時点での歩きを確認してその馬が走る馬かどうかを見極めてみよう、という理論というよりか目利きみたいなことです。

そして今年は自分的に主要クラブ(サンデーR、キャロットC、シルクHC、社台TC)の馬の歩きを全て確認したので、せっかくだし結果を今後のためにも記録に残してみようと思ったのがきっかけです。

また他のクラブの馬はそんなに見れていないのですが、余裕があれば確認してここに書いておこうと思っています。

あくまで素人の見解なので、参考までに
というか参考になんてしなくて良いです←

まあ個人の見解をつらつら書いてるくらいで見てください。

ちなみにアルキロの評価は4段階で
◎:最高、文句の付け所なし。(重賞~クラシック級)
〇:水準レベル、普通に良い。(1勝~OP級)
△:悪くはないが気になるポイントあり。(未勝利~1勝級)
×:個人的には好きではない馬かな・・(未勝利級)

ざっくりこんな感じです。

目安としては〇以上がアルキロ的に期待値の高い馬です。

一つ一つが割と長めなので、印だけのまとめも作っています。
なのでとりあえず印はどうなの!!って思った人はそっちだけ見て貰えれば大丈夫ですw

調教映像を見た感想もGCで確認出来た馬だけ書いています。
良かったら参考にしてみてください。

今週からレース数の関係もあって少し簡略化する部分も出てくるかもしれませんがご了承くださいm(__)m

あと今週から目次の順序も変えてみます←


アルキロ印まとめ(+調教付き)

7/3(土)函館5R  芝1200m
アーサーズウィーク アルキロ× 調教C

7/3(土)小倉6R  ダ1000m
クラーベドラド   アルキロ〇

7/4(日)函館5R  芝1800m
インペリアルライン アルキロ×
ブルーロワイヤル  アルキロ△

7/4(日)福島5R 芝1800m
ヴァランシエンヌ  アルキロ△
プレンドクエスト  アルキロ〇 調教C

7/4(日)小倉6R 芝1200m
ベヴィアーモ    アルキロ〇 調教B

7/3(土)函館5R  芝1200m

・アーサーズウィーク(牡)
血統:父ビッグアーサー 母父スペシャルウィーク
厩舎:新開幸一厩舎
馬主:シルクレーシング
アルキロ評価:×(未勝利級)

新種牡馬ビッグアーサーの産駒。
母のシャルルヴォアはどちらかといえば中距離で成績を上げていた馬で
ビッグアーサーに母中距離型という意味では先にデビューした
グットディールと似たような血統構成。

アルキロ評価は×。

シルクの歩き動画が見れなくなってしまったので再確認出来なかったものの
以前見た時の感想としては前後の硬さが目立ち、推進力にもやや欠けると
過去の自分は書いていました←

如何せん短距離馬の見極めは全然出来ていないのでアテになるかは
わかりませんがそこまで良い印象は受けなかったというのは確かです。



7/3(土)小倉6R  ダ1000m

・クラーベドラド(牡)
血統:父キンシャサノキセキ 母父ワイルドラッシュ
厩舎:小崎憲厩舎
馬主:サンデーレーシング
アルキロ評価:〇(1勝~OP級)

母は南関東の名牝クラーベセクレタ。
これまでのクラーベセクレタの産駒は全て吉田勝己さんの
個人名義での所有だったが今回は初めて母と同じく
サンデーレーシングでの募集。

キンシャサ×ワイルドラッシュは数としては多くないものの
活躍馬にはヒラボクラターシュが居る血統構成。

アルキロ評価は〇。

血統的背景からもそうだが繋ぎの角度からもダートが良さそう。
馬体的からみた適性としては現状マイルくらいまではこなせそうに思えた。
歩き自体は思っているより柔らかさがあり、また可動域はそれなりに取れていたので及第点。
推進力もそれなりに感じたので特に悪い所もなく良い歩きだったと思います。

母もデビュー当時は1200mから使って次第に距離を延ばしていったので
この馬も1000mでデビューというのは良いと思います。

初のサンデーレーシング募集で地方の名牝の仔が
中央でどんな走りを見せてくれるのか楽しみにしています。


7/4(日)函館5R  芝1800m

・インペリアルライン(牡)
血統:父ドゥラメンテ 母父Giant's Causeway
厩舎:中館英二厩舎
馬主:社台レースホース
アルキロ評価:×(未勝利級)

昨年は3頭デビューし、3頭共勝ち上がった
社台のドゥラメンテ産駒。

アルキロ評価は×。

募集時の動画を見ると馬体はキ甲よりも腰の位置がかなり高く
腰に力が付いてくるのに時間が掛かりそうな印象を受けました。

ただその頃よりも大きくなった画像を見ると腰がしっかりしてきたのか
キ甲と腰の高さが近づいていたので、段々力は付いてきたように思います。

募集時点の映像では脚の繋ぎの角度は良かったのですが、後脚の出が
もう一つ良くなくて、そこがかなり気になったのでこの評価にしました。

ドゥラメンテ産駒なので初戦はまだ緩い感じで出てくるかなと思うので
それでどれだけ走れるのかは気になります。

腰高の馬の見極めというのも今後の課題の一つで
募集時の形としてはバランスが悪いのですが、成長曲線次第では大化けする馬も居るので今後も気にしながら見ておきたいと思います。


・ブルーロワイヤル(牡)
血統:父キングカメハメハ 母父ファルブラヴ
厩舎:音無秀孝厩舎
馬主:サンデーレーシング
アルキロ評価:△(未勝利~1勝級)

ポテンシャルは高そうに思うが中々当たりが出てこない
アナスタシアブルーの産駒。
今年は初めての父キングカメハメハ。
キングマンボ系の母系を引き出す力に期待したい所。

これまでキンカメ×ファルブラヴは11頭がデビューしており
牡馬(セン馬を含む)の中央競馬での勝ち上がり率は66.7%と高いものの
大物はまだ出ていない印象。

アルキロ評価は△。

馬体としてはマイル辺りが良さそうに見える体つき。
歩きの可動域はそれなりに取れているものの、やや推進力は欠く印象。

血統的には期待したい馬なので実戦でどれだけ動けるか気になる一頭です。


7/4(日)福島5R 芝1800m

・ヴァランシエンヌ(牝)
血統:父ドレフォン 母父ゴールドアリュール
厩舎:音無秀孝厩舎
馬主:シルクレーシング
アルキロ評価:△(未勝利~1勝級)

個人的にまだ半信半疑なドレフォン産駒。
今回は母父ゴールドアリュールということで
純粋な米国ダート血統というよりは、SS系のダート馬が母系に入って適性がどうなるかという所でこれもまた興味深い血統。

個人的にはダート中距離辺りの適性になるのかなと思っているのですが、果たしてどうか。

アルキロ評価は△。

馬体、歩きを見た感想としては馬っぷりの良いダート馬という印象でした。

それだけに今回福島の芝1800mはちょっとどうかなというのが個人的な見解です。


・プレンドクエスト(牡)
血統:父キングカメハメハ 母父ハーツクライ
厩舎:池上昌和厩舎
馬主:社台レースホース
アルキロ評価:〇(1勝~OP級)

半妹にトロワゼトワルという血統。
全姉はあまり走っていないものの、ポテンシャルはある血統。
アルキロ評価は一応〇。
ただ、今年の社台全体の質がもう一つだったため、少し過大評価だったかも
しれません(´Д⊂ヽ
以前デビューしたベガスバケーション(新馬戦6着)という馬もアルキロ〇だったのですが、その馬ととても似た印象です。
馬体的には適性は1400mの方がありそうなタイプ、ただマイルまでは持ちそうな印象。
繋ぎはやや立ち繋ぎに見えました。
歩き全体の柔らかさというものは良い物がありますし、バネも感じます。
可動域もそれなりに取れているので及第点。
ただベガスバケーションと同じく華奢な馬なので、後ろのトモの容量に
物足りなさを感じます。
なので、身体の使い方は良い馬なのですが、非力な分時間が掛かるタイプかもしれません。成長次第で走ってくる馬だとは思っています。


7/4(日)小倉6R 芝1200m

・ベヴィアーモ(牡)
血統:父ロードカナロア 母父アドマイヤベガ
調教師:松永幹夫厩舎
馬主:サンデーレーシング
アルキロ評価:〇

母は1400~1800辺りを主戦場にしたリビアーモ。
兄弟にもOP級の活躍馬がおり、仔出しも良い。
キングマンボ系との配合ではマグナレガーロが出ており血統の相性は良さそう。
父がカナロアに替わってスピードが強調されるかどうか。

アルキロ評価は〇。
胴が短めで1200~1400m辺りに適性がありそうな馬体。
歩きは可動域が広く推進力もあり良い歩きでした。
身体の使い方だけ言えば◎をつけても良いレベルでした。
馬体のバランス的にやや前が大きすぎるように見えたのでトータルとしては〇にしましたが良い馬だと思います。

血統的には1400~1800mくらいのイメージですが
馬体は1200~1400mくらいの感じなので
本当は1400m辺りがベストなのかなと思ってはいます。

ポテンシャルは高いものがあると思うので初戦からどのくらい走るか楽しみです。

調教評価(GC映像確認分)

調教についても観た感想をつらつら書いてみるようにしました。
アルキロの評価を書いた馬も調教は別でここに書くことにしました。
一応の評価もつけておきます。

A:確勝級
B:相手次第で勝てそう
C:もう一息
D:厳しい・・・

目安としてはB以上が新馬戦で1着を取れそうだなと思っている評価です。

(順番は五十音順)

アルナシーム B
ずっと口が外を向いている走りで、口向きに課題。
それでも並んでからの脚はまずまずで、仕上がり自体は良さそう。
気難しさは感じるが動きは良いのでレースで力が出せれば上位も

アーサーズウィーク C
どちらかといえばパワー型の馬体。
首の高い走りで、身体を持て余している印象。
追われてからの反応は少し鈍く、スッと動けるタイプではなさそう。
使ってから良くなるタイプか。

ウィリン B
小柄な感じでフットワークのキレを感じる。
走る気持ちも強そうな感じで初戦から動けそうなタイプ。
少し小柄な感じがしたので後は地力次第か

ヴェールアンレーヴ C
首の使い方は悪くないし、それなりに迫力も感じる。
ただもう一つここが良いというポイントも無いので評価が難しい所。

エイシンウパシ C
首は少し高めの走り、促されてそれなりに反応しているが
使ってから良くなりそうなタイプか。

オレハリョウタロー B
仕掛けられてからの反応は割とスムーズ
首の使い方はまだ安定しないが、身体の使い方は悪くない。
初戦から動けるタイプ。

カラフルキューブC
首は高めの走法でまだ身体が使い切れていない感じ
流したのもあって迫力みたいなものはあまり感じなかった。

コウエイヨカオゴ D
3頭併せの真ん中で、抜け出したいタイミングでの反応がもう一つ、
まだ推進力が足りないように感じる。
好走出来るかは周りのレベル次第か。

ジェットグリッター C
走るフォームは好み、それなりに身体は使えている。
ただふわつくような面があるので、競り合いになるとどうか。

シゲルユキミザケ C
首の高さは目立つ走り、パワー型に見える。
馬群に包まれるような競馬になると厳しそう。
パワーが要求される馬場、展開なら出番もあるか。

シホノディレット C
3頭併せの真ん中、追われてからの伸びというものをそこまで感じなかった。
実戦でどこまで。

ナザレ D
やや幼い感じのする走り方で、気ままに走っているという感じ。
一度競馬を使ってからか。

ニシノアナ C
小柄な感じの馬、フットワーク自体は悪くないが
少しパワー不足な感じが目立つか。

パスポートチェック C
ルメールが騎乗しての追い切り、動きからキレというよりはパワー型な走りなので
洋芝は合っていそう。
重たさが目立つ走りに見えたので初戦は地力でどこまでか、使ってから良くなりそう。

フィデル A
芝コースでの最終追い切り。
元々の体高がやや低いのか首の位置は低め、ただ首の使い方自体はハーツ産駒らしい感じに見えました。
脚捌きの軽さが目立つフットワークで全身を使えている走り。
案外距離は2000mくらいまでのタイプかもしれません。
同じハーツ産駒のレッドベルアームの調教と見比べても
現時点での完成度の高さという意味では上回ると思うので
デビュー前の調教と考えると満点A評価。
コンパクトで機敏な馬という印象で、ハーツ産駒にあまり居ないタイプの馬だと思います。(強いて言うならタイムフライヤーを素軽くした感じ?)
それだけに小回りは向いていそうな印象で逆に大箱コースに来た時にどうなるかは気になります。
初戦から勝ちを意識して良い馬だと思いますし、この馬がどんな走りを見せるのか純粋に楽しみです。

ブラックボイス B
ブラックタイド産駒らしくやはりやや首は高い走り。
追ってからの切れみたいなものはそこまでかもしれないが、仕上がっているとは思うので馬の質込みで充分勝ち上がりが望めそう。

プレンドクエスト C
小柄な牝馬。一生懸命走る真面目な気性の馬で、身体も使えてはいる。
流石に少し非力な感じがするので、地力でどこまで。

ベヴィアーモ B
首は少し高いがパワーを感じる走りで追われてからの反応は上々。
走り方そのものにあまり悪い所はないように見えるので無難に良い。

ミッキーハーモニー D
やや上ずった感じの走りで、走る力が上に逃げている印象。
気難しさも感じるので初戦からはどうか。

リチュアル C
身体つきとしては少し幼さを感じる。
ふらつく部分もあり走りのバランスがまだあまり良くは見えなかった。
ただそれでも走る気持ちは強い馬で併走馬に並ばれてから抜かせなかった点は良い。
成長してくれば走る素質はあると思うが初戦からはどうか。

まとめ

今週からローカル3場での新馬戦が開幕。

九州産馬限定の字面を見ると季節を感じますね。

先週程の濃い面子の新馬戦は流石に当分なさそうですが
調教A評価の注目の新馬も居るのでしっかり見ておきたいですね。

今週は指名馬が居ない週なので久々に気楽に見れます(´ー`)

また今週も競馬を楽しんでいこうと思います。

それでは。

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