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【歩き理論】8/21、8/22新馬戦見解【アルキロ】

こんにちは、こんばんは、ミスター長嶋です。

先日、身内のPOGに参加するにあたって
新理論として「歩き理論」略して「アルキロ」なるものを導入しました。

端的にどういう理論か説明すると、募集動画時点での歩きを確認してその馬が走る馬かどうかを見極めてみよう、という理論というよりか目利きみたいなことです。

そして今年は自分的に主要クラブ(サンデーR、キャロットC、シルクHC、社台TC)の馬の歩きを全て確認したので、せっかくだし結果を今後のためにも記録に残してみようと思ったのがきっかけです。

また他のクラブの馬はそんなに見れていないのですが、余裕があれば確認してここに書いておこうと思っています。

あくまで素人の見解なので、参考までに
というか参考になんてしなくて良いです←

まあ個人の見解をつらつら書いてるくらいで見てください。

ちなみにアルキロの評価は4段階で
◎:最高、文句の付け所なし。(重賞~クラシック級)
〇:水準レベル、普通に良い。(1勝~OP級)
△:悪くはないが気になるポイントあり。(未勝利~1勝級)
×:個人的には好きではない馬かな・・(未勝利級)

ざっくりこんな感じです。

目安としては〇以上がアルキロ的に期待値の高い馬です。

一つ一つが割と長めなので、印だけのまとめも作っています。
なのでとりあえず印はどうなの!!って思った人はそっちだけ見て貰えれば大丈夫ですw

調教映像を見た感想もGCで確認出来た馬だけ書いています。
良かったら参考にしてみてください。

※シルク関連の馬の動画が会員限定になったのでシルク馬に関しては
ややコメントが少なめになるかもです、すいません(__)

アルキロ印まとめ(+調教付き)

8/21(土)小倉5R  芝1200m
エルメニア     アルキロ△
8/21(土)小倉6R  ダ1700m
リゾルテッツァ   アルキロ△
8/22(日)札幌5R  芝1800m
ベルマレット    アルキロ〇
レッドランメルト  アルキロ◎ 調教B
8/22(日)小倉5R  芝1200m
ゲーテローズ    アルキロ×
ラブリュス     アルキロ× 調教C
8/22(日)新潟5R  芝1800m(外)
イルチルコ     アルキロ〇 調教C
ベネロングポイント アルキロ△

8/21(土)小倉5R  芝1200m

・エルメニア(牝)
血統:父モーリス 母父ゼンノロブロイ
厩舎:吉田厩舎
馬主:サンデーレーシング
アルキロ評価:△(未勝利~1勝級)

モーリス×ロブロイは個人的に期待している配合で
18産は5頭中4頭が勝ち上がり。
シンハリーズ牝系なので参考にならないかもしれないが
ストゥーティがクラシック戦線にも顔を出したように
相性自体は良い配合。

アルキロ評価は△。

体型的には胴が詰まっている印象を受けるので短距離向きだと思います。
それなりに瞬発力もありそうな体型に見えます。

歩きとしては特に悪い所は無いものの、やや決定的な迫力に欠けるという
印象で△評価にしました。
ただこれはサンデーレーシングの他の馬と見比べた時の印象なので
改めて単品で見ると普通に良い馬だと思いました。

初戦から上位争いしてもおかしくない一頭だと思います。


8/21(土)小倉6R  ダ1700m

・リゾルテッツァ(牡)
血統:父グランデッツァ 母父Smart Strike
厩舎:角田厩舎
馬主:社台レースホース
アルキロ評価:△(未勝利~1勝級)

アグネスタキオンの最高傑作とも評されたグランデッツァの産駒。

アルキロ評価は△。

体型的にはマイルから中距離辺りまでこなせそうに見えました。
切れというよりは持続力タイプの馬体だと思います。

歩きとしては後肢の動きの硬さが目に付く印象で
ダートでデビューというのも頷ける歩きでした。

血統的にも母父Smart Strikeが強く出ているように思うので
今回のような中距離寄りの適性が問われるダート戦は向いているように
思います。

先行出来れば面白い一頭ではないでしょうか。


8/22(日)札幌5R  芝1800m

・ベルマレット(牝)
血統:父Ribchester 母父Invincible Spirit
厩舎:矢作厩舎
馬主:シルクレーシング
アルキロ評価:〇(1勝~OP級)

欧州でマイルG1を4勝したRibchesterの産駒。
日本で産駒が走るのはこれが初めて。
海の物とも山の物ともわからない状態ですが現役時代の実績や
血統背景を考えてもタフな洋芝は合う印象のある血統。
当馬は母系にもInvincible Spirit、Roberto、Blushing Groomのような
タフな欧州色の強い血統を持っていることからも
札幌は良いように思います。

アルキロ評価は〇。

体型的には短距離~マイルまでこなせれば良いように見えました。
どちらかと言えば短距離の印象です。
欧州血統らしいバテない持久力が武器になりそうな馬体に思います。

歩きとしては歩様の柔らかさや可動域、推進力は水準レベルのものがあり
バネも感じる良い歩きでした。

実は自分の指名漏れリストに入っている馬で
札幌デビューは想定内だったのですが1800mというのは予想外でした。
どうも矢作先生の手配ミスという話もあるようなので本質的には
やはりもう少し短い所を考えているのだと思います。

調教ではOP馬のステイフーリッシュにも食らいついたように
能力はある馬だと思いますし、もし今回が距離の関係でダメだったとしても
距離短縮してくれば必ず走ってくる馬だと思っています。



・レッドランメルト(牡)
血統:父ディープインパクト 母父Orpen
厩舎:国枝厩舎
馬主:東京ホースレーシング
アルキロ評価:◎(重賞~クラシック級)

ディープ×Orpen×サザンヘイローという配列は
あのサトノダイヤモンドと同じ血統構成ですでに実績があります。
他には実績としては現状未勝利勝ちながらも
新馬戦ではグレートマジシャンと頭差の走りを見せたレッドロワも
同じ構成です。
それだけにディープのポテンシャルを引き出すことに長けた配合と
言っていいと思っています。

アルキロ評価は◎。

体型的には中距離辺りが良さそうでマイルでは短いような印象を受けます。
ずばっと切れるというよりは切れと持続力をバランス良く内包している
良い意味で中距離馬らしい馬体に見えました。

歩きとしては歩様の勢いもあり柔らかさや可動域もあって全体の雰囲気
として良い馬だと思いました。
何も文句の付け所が無かったですし大物感があったので
◎評価にしました。

POG指名時にはこの馬に気づいていなかったのですが
かなりの馬なんじゃないかと思いますし
デビュー戦でどんな勝ち方を見せるのかが楽しみな一頭です。



8/22(日)小倉5R  芝1200m

・ゲーテローズ(牝)
血統:父ノヴェリスト 母父サンデーサイレンス
厩舎:武英厩舎
馬主:サンデーレーシング
アルキロ評価:×(未勝利級)

薔薇一族ローズバドの産駒。
流石に高齢になってきたのもあって年々仔出しの質は落ちている印象。
近年はワークフォース、エイシンフラッシュ、そしてノヴェリストと
重厚な欧州血統との配合を探っている印象。

アルキロ評価は×。

体型的には胴が詰まったような造りなのもあって短距離向きか。
切れるというよりは持続力寄りの馬体に見えました。

歩きとしては後肢の可動域の狭さがかなり気になったのと
どこか突っ張ったような歩き方をしているのが個人的に良く見えなかった
ので厳しめですが×評価をつけました。

如何せん短距離なのでこれでも走っちゃうのかもしれないですが
個人的には様子見しておこうと思います。


・ラブリュス(牡)
血統:父アジアエクスプレス 母父スペシャルウィーク
厩舎:寺島厩舎
馬主:キャロットファーム
アルキロ評価:×(未勝利級)

血統的には適性が見えにくいものの
毛色が栗毛なのもあってアジアエクスプレスが強めに出ている
ように思います。

アルキロ評価は×。

体型的には短距離~マイル辺りまではこなせそうな印象。
切れる脚はおそらく使えないので、前に行って粘り込むような
馬の馬体に見えました。

歩きとしては後肢の可動域がもう一つなのと
どこかちょこちょことした感じの歩きであまり良く見えませんでした。
毛色からアジアエクスプレスが強く出ているとすれば
やはり適性はダートだと思います。


8/22(日)新潟5R  芝1800m(外)

・イルチルコ(牝)
血統:父ドゥラメンテ 母父Dynaformer
厩舎:田村厩舎
馬主:シルクレーシング
アルキロ評価:〇(1勝~OP級)

半兄にはグランシルクがいる血統。
近年はそこまでの大物感のある馬が出ていないものの
ポテンシャルはある繁殖。
初のキングマンボ系種牡馬との産駒でどういった方向性の馬が出るか。

アルキロ評価は〇。

体型的にはマイル辺りが良さそうです。
どちらかと言えば瞬発力型の体型に思いますし
そこそこ切れる脚を使えそうに見えました。

歩きとしては全体的に特に問題は無く水準レベルの歩きをしていました。
雰囲気もそれなりに良かったので〇評価にしました。

新馬戦では相当なレベルの馬でも取りこぼしが目立つ
ドゥラメンテ産駒なので頭まではどうかと思いますが
能力自体は上位だと思います。


・ベネロングポイント(牡)
血統:父ジャスタウェイ 母父スウェプトオーヴァーボード
厩舎:和田厩舎
馬主:社台レースホース
アルキロ評価:△(未勝利~1勝級)

血統的に特筆することは無かったので割愛。

アルキロは△。

体型的にはやや脚が長く見えるので非根幹適性がありそうな馬体。
そこまで切れるという感じの馬体には見えないので持続力勝負の方が
良さそうに思います。

歩きとしては後肢の出方に違和感があり、
まだ筋肉があまり付いていないのかアンバランスな歩きに見えたので
△評価にしました。

メンバーレベルも一筋縄ではいかない面子に見えるので
ここでは少し厳しいかもしれません。


調教評価(GC映像確認分)

調教についても観た感想をつらつら書いてみるようにしました。
アルキロの評価を書いた馬も調教は別でここに書くことにしました。
一応の評価もつけておきます。

A:確勝級
B:相手次第で勝てそう
C:もう一息
D:厳しい・・・

目安としてはB以上が新馬戦で1着を取れそうだなと思っている評価です。

(順番は五十音順)

アウゲンブリック B
美浦の坂路で3頭併せ。
首も使えていて動きそのものの迫力は感じました。
もう一つ切れる感じが無かったのでどちらかと言えばパワー型の印象。
勝ち切るにはもうワンパンチ欲しい印象ですが、状態そのものは
良いと思います。

イルチルコ C
首を高く上げる仕草があり、実際走っている時の首も相当高いです。
気性的な幼さがかなり目立つ調教内容で、課題は明白ですが
動きそのものの迫力はありますし、素質を感じます。
今回いきなりはどうかも、先々は面白い馬だと思います。

ウォーターナビレラ C
竹之下騎手が騎乗しての追い切り。
もう一つ動きとして目立つものは無いものの、
利口な馬で騎手の指示をすんなりと聞く印象。
併走相手と並んでからは手応え以上に粘り込み先着。
並んでから抜かせなかった点は良かったですし
案外初戦向きかもしれません。
狙ってみても面白い一頭だと思います。

オーガスタスカイ B
福永騎手が騎乗しての追い切り。
馬場が悪くやや走りにくそうにしており、重心が高くなる部分が散見されました。
おそらく道悪は苦手なタイプで当日の馬場状態は一つ鍵になると思います。
手前替えしてからの動きは加速力を感じましたし、
良い馬場状態ならもっと弾けて良いように思いました。
能力的には初戦から上位争い出来そうな一頭です。

オーソレミオ B
横山騎手が騎乗しての追い切り。
走りに対してかなり前向きな面が見えるので初戦向きのタイプだと思います。
動きそのものとしてもダートコースながら小回りでのセンスを感じますし、
身体もよく使えていました。
本番は息子の横山和生騎手が乗りますが初戦から上位争い出来るだけのものがあるように見えました。

キーシーズン C
まだ少し非力な感じのする走りながらも身体はよく使えた走りで
初戦から持っているものは出せるタイプに思います。
後は地力次第という所でしょうか。
個人的には様子見しようかと思っています。

サノコア C
美浦の坂路で3頭併せの真ん中。
動きにややばらつきが見られ身体の動きの割に進んでいない印象を受けました。
気性は強そうで競馬向きに見えますが実戦で動いた時に伸びるかは
やや疑問符が付きます。
もう少し成長して走りのバランスが良くなれば走ってくると思います。

スカイフォール B
函館の芝コース不良馬場での併せ馬。
走り方的に道悪をそこまで苦にしているように見えなかったので
むしろ他の馬よりも道悪はアドバンテージに出来そうなタイプに思います。
重心が低くで地を這うような走り方で個人的には好きです。
もう少し馬体に力強さが欲しいとは思いますが、動きを見ても
初戦から力は出せると思いますし、能力はあると思います。
上位争い出来そうな一頭です。

ダノンアーリー C
口向きの悪さが見えるのはやや心配で、騎乗している斎藤騎手も
コントロールに苦労している印象を受けました。
手前替えもあまり得意そうには見えないので課題は多い馬だと思います。
動きそのものの力強さであったり、併走相手に抜かせなかった点は
好感を持てますしポテンシャルは感じるのですが、
怖い人気馬というのが正直な感想です。
内枠で包まれる展開であったり、騎手がコントロール出来ないような事態も想定できるので思い切って切ってみるのも馬券的には面白いかもしれません。

トランザム C
嘉藤騎手が騎乗しての追い切り。
まだ走りにどこか緩さを感じる内容で、良くなってくるのは
もう少し先の印象。
コーナーワークもあまり得意そうでは無いので新潟コースは〇
それなりに追い込めそうな馬なので外差し馬場の恩恵が受けられれば
台頭してくる可能性はあるとは思います。
ただやはり本来良くなってくるのは次だと思うので
今回覚えておいて次走が狙い目かもしれません。

ハリウッドフェーム B
ルメール騎手が騎乗しての追い切り。
全体的にやや首の高い走りは目に付くものの
調教の内容としては特に悪い点もなく、併走相手にしっかり先着。
実戦に行って案外という可能性はあるように思うが、調教単体で見ると
そこまで評価を下げる必要もないと思ったのでB評価。
ただ馬券的に信用出来るかというとそこまでの信頼感は無いように思うので
取り扱いが難しい馬というのが個人的な感想です。

ベルベリス C
評価の難しい調教内容でした。
走りからはそこまでスケールみたいなものは感じなかったのですが
動きそのものはそこまで悪い訳でも無かったです。
併走相手に先着した内容だったのですが
相手が相当動いていないように見えたので、どこまで評価して良いか・・
個人的にはやや低めの評価にしましたが、それなりに走ってくるかも
しれません。

ラインオブソウル D
後肢の動きにかなり違和感を感じたのと、坂路で一杯に追われた割には
動きが物足りなかったように思います。
ギアチェンジが出来そうなタイプにも見えないので個人的には様子見しておきたいです。

ラブリュス C
調教を見ると芝でも思った以上に動けていたとは思います。
重馬場で力を要求されるような馬場は血統背景を考えると向いていたのかもしれません。
ただ右鞭を打った際に首を外に向けるような癖があって少し気になったのと
先週のリンクスルーファスと同じく芝ではややストライドが伸び切らない
ように見えました。
前で粘り込むにしても勝ち切るには足りないように思います。

ラヤス B
噂のラヤスですが、やはり森厩舎のマル外という印象を受けます。
走りから力強さを感じますし、身体の使い方も悪くありません。
砂を被らずに気分良く行けるなら充分上位争い出来る馬だと思います。

ルージュレイア B
脚捌きを見ているとキビキビしていて
如何にも切れる脚を使えそうなタイプに見えました。
走りに対しても真面目に見えますし
初戦から力を出せる仕上がりにはあると思います。
上位争い出来る一頭だと思います。

レッドランメルト B
コーナーでの走り方を見ても迫力は充分で
とても走ることに前向きな姿勢が見えました。
直線で少し口向きが怪しかったのでB評価にはしましたが
身体の使い方の良さを見ても動きそのものは実質A評価を付けても
良いと思うくらいの内容でした。
個人的にとても期待値が高い馬なので
ここは一発で勝ち上がれるのではないかと思っています。

ワールドハート B
残り1Fで前の馬を抜かせるような内容の追い切り。
動きそのものは身体を使えていて、走りの切れを感じた。
加速も割とスムーズに出来ていたので状態としては問題ないと思います。
後は地力次第だとは思いますが、
人気しないようなら狙ってみても面白い一頭だと思います。

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