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【背腹理論】6/29,6/30新馬戦回顧【2024-2025】

こんにちは、こんばんは、せばら三四郎です。

今年も新馬戦の回顧を書いていきます。

主に書くのは芝のマイル~中距離のレースになるとは思いますが
他にも書きたいことがあるレースについては少し触れていこうと思っています。


6/30(日)函館5R 芝1800m

予想

◎ナンナンプー
〇ブルータス
▲ガンバルマン
△ゴーゴータカシ
△セイフウサツキ
☆ラルフテソーロ

結果

1着△ゴーゴータカシ
2着〇ブルータス
3着プレシャスデイ

5着▲ガンバルマン
6着◎ナンナンプー
7着△セイフウサツキ
9着☆ラルフテソーロ

予想は大外れの結果。。
ナンナンプーガンバルマンは共に後方のインで溜めて直線では外に持ちだすという形。終いは良い脚を使いましたが流石に前には及ばないという内容で展開一つでもっと前には来れそうだなと思いましたし、特にナンナンプーに関してはやや勿体なさも感じる競馬でした。
セイフウサツキは道中の手応えは良さそうに見えたのですが残り600m辺りから手応えが怪しくなりそのまま失速という内容。
調教の時に感じた走りの安定感の無さが実戦に出たのかな~とも思いますしやはり成長が必要かなと感じます。
ラルフテソーロは内を我慢して立ち回りましたがまだ実力不足という感じの内容。
ナンナンプーガンバルマンに関しては未勝利戦でも追い掛けてみたいなと思っています。

回顧

〇ゴーゴータカシ
勝ち時計は1:50.9。
前後半3Fは36.5-36.1という構成。
昨年の同条件を勝ったマーゴットソラーレと時計の内訳的には似ているレースかなという感想。

スタートはそこまで速くはなかったように思いますが二の脚はついた恰好。
1コーナーで外に膨れた辺りは若さを感じましたがレースを引っ張り最後までラップを極端に落とすことなく走り切りました。

同じオーナー、そして同じ種牡馬の産駒という意味でもノースブリッジと重なるような走りで中々味のある走りだったと思います。
元々首の高い走りをする馬なので逃げるのが現状ベストだと思いますし上のクラスでも通用する素質は持っている馬だと思います。


〇ブルータス
レースの内容としては序盤中盤終盤綺麗にまとめたなぁという印象の走り。
勝ち馬とそこまで差はない内容だったと思いますし、未勝利戦でも勝ち上がるチャンスはありそうです。
トライマイベスト=El Gran Senorのクロスはやっぱり優秀なんだなぁと改めて感じる走りでした。

〇プレシャスデイ
スタートで後手を踏んで後方からの立ち回りになりましたが佐々木騎手が早めにポジションを上げて走りやすい位置を確保したのが大きかったように思います。
最後の直線では内寄りの進路を選択し馬群を割る形で馬をよくファイトさせたと思います。
佐々木騎手の好騎乗が印象に残ったレースではありましたが馬自身も結構癖はあるもののガッツはあるし能力的には未勝利でもやれそうに見えました。

6/30(日)福島5R 芝1800m

予想

◎ポッドロワール
〇マイネルアレス
▲ニヴルヘイム
△マキャベリー

結果

1着デルアヴァー
2着▲ニヴルヘイム
3着パートオブワールド

4着〇マイネルアレス
5着△マキャベリー
11着◎ポッドロワール

◎のポッドロワールが11着に沈んでしまい残念な結果。。
スタートはそこまで速くない感じで道中は後方から、デルアヴァーや
ニヴルヘイムと位置取り的には同じ辺りにつけていました。
ただ道中ポジションを更に落としてしまい、4角では一瞬良い加速を見せましたが直線に入ると届かないと判断してかデムーロ騎手も追うのを途中で辞めていました。
近い位置で競馬していたデルアヴァーの走りを思うと流石に物足りない内容だったかなというのが正直な感想です。
マイネルアレスは流石ビッグレッド産という器用さで道中荒れたレースながら内から我慢強く立ち回り直線で真ん中辺りに持ちだしてやや狭い感じはあったものの奮闘した内容。小回りへの適性は感じますしもう少しスムーズな競馬になれば勝ち上がりも望めると思います。
マキャベリーはかなりかわいそうな競馬になってしまったという印象。
好位の3番手につけたものの道中グランノーヴが暴走気味の捲りをしたことによりペースアップ。更に4角でマイネルアレスが少し内に寄れた場面でラチに寄せられる不利も受けました。
それでも直線インコースから良い脚を使って伸びてきましたしなかなかのガッツがある所が見えました。
スムーズであればもっと走れたと思いますし、未勝利戦でもう一度狙ってみたいなと個人的には思っています。

回顧

〇デルアヴァー
勝ち時計は1:49.9。
前後半3Fは37.1-35.3

1000m通過は1:02.5と速くはなかったのですがグランノーヴが捲ったことにより後半の800mは基本12.0辺りのラップを刻み続ける、長く良い脚を使うことが求められるレースになったように思います。
そんな中早くから動かされた先行勢にとっては苦しい競馬になりましたし、むしろ捲りの影響を受けなかった後方勢に利があった競馬だったと個人的には考えています。

ここからはデルアヴァーの走りについて。
スタートは良くなかったため後方から。残り800m辺りから促し始め、外々を捲っていくような形になりました。
直線の入り口では6~7番手までポジションを上げ勢いそのままに外からまとめて差し切った内容。
豪快な競馬だったなぁという感想でアムールブリエからこんな馬が出るのかと驚きました。
展開的には少し味方した部分はあったと思いますがスローペースの競馬を後方からまとめて差し切った内容は見事でしたしコーナーでの加速力、そして直線での末脚の持続力にはこの馬の強みが見えました。
東京みたいなコースよりも阪神の内回りなんかの方が案外合う馬かもしれません。
能力的には良いものがあると思うので後はこの馬の個性と合った条件に使えるかどうかが今後の注目点になりそうです。


〇ニヴルヘイム
勝ち馬同様スタートからの二の脚は付かず後方から。
勝ち馬より早めに捲った分、勝ち馬の末脚に屈したものの勝ちに等しい内容だったと思います。
母グレイシアの身体能力みたいなものは受け継がれているなと感じる走りで未勝利戦でも勝ち上がるチャンスはありそうです。
ただ母のイメージやスタートの感じを見るとやや成績にムラは出そうなタイプかなとは思います。


〇パートオブワールド
小柄な馬ながらこのレースで唯一前で踏ん張った馬。
基本前が苦しくなった中でよくファイトしたなという印象。
上積み的にはそこまであるようにも感じないのですが、気持ちで走れるタイプかもしれないので今後も馬券的には注意しておいた方が良いかもしれません。

その他の新馬戦

6/29(土)函館5R 芝1200m

〇エンドレスサマー
測尺的に短距離はどうかと戦前書いていたのですが問題ありませんでした。
逃げて上がり最速をマークしているようにここでは能力が抜けていたと考えて良いと思います。
測尺的な期待値はトップクラスの馬なので函館2歳Sに出走してきた場合は本命にするつもりです。
今後もどんな走りをするか楽しみな一頭。


あとがき

予想的には残念な週に。。特に福島はやっぱり難しいなと感じる週末でした。

未勝利戦で推奨していたアクアジェットが惨敗したことも残念で今週はエンドレスサマーが勝ったことくらいしか良い予想が無かったです()

来週はまた切り替えて当てていきたいところです。

それでは。


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