2022-2023 養命酒POG本指名

こんにちは、こんばんは。
どうもミスター長嶋です。

今年も身内でPOGを行ったので、その指名馬と指名した理由を色々と書いていこうと思います。

今年はルールが昨年から少し変わりました。

養命酒POGルール
・一人12頭
・一巡目は同時指名で重複したら抽選、二巡目以降はウェーバー→逆ウェーバーの繰り返し(プロ野球のドラフトと同じ方式)
・同一種牡馬の制限はなし。
・新種牡馬は1頭以上指名すること。

今年は参加者13名で行われました。総勢156頭。

めっちゃ多かった(゜-゜)

しかしことしも色々あーだこーだ言いながらわいわいがやがや出来てとても楽しかったです。

ドラフト指名の最中に起きる絶叫はやっぱり醍醐味ですね←

そして去年は歩き理論、略してアルキロという理論で指名したり、記事を書いたりしていたのですが、競馬を見ていくなかで馬体の造りの方が歩き以上にもっと馬の能力に直結するんじゃないかと昨年見ていて感じたので今年は背腹理論という見方で馬を選んでみました。

去年を踏襲してセバリロ、にしようか悩んだのですが、ゴロがもう一つだったのでせばら三四郎として今年は生きていこうかなと思っています()

ただ理論とは関係なく、これが良いんじゃないかみたいな感じで指名してる馬も割といます←

馬を見る力を純粋に高めたいなというのがこの理論の目標です。

悲喜こもごも指名の時には色々ありましたが、今年の指名馬について書いていきます。

指名馬一覧

1位指名 チェッキーノの2020(牡)

父:モーリス

何とは言いませんが、今年の意思表明のドラ1でした。

指名した理由としては、まずドラ1は6月デビューの馬が良いなと思っていて
その中でも血統、馬体の造り、調教の動きが良いなと感じたのが当馬でした。

血統的には仔出しの良いハッピーパスの牝系の流れを汲むチェッキーノの初仔で、父はモーリス。

まだこれまで同じような配合の牝馬での活躍馬は出ていませんが、見限るには早計かなと思ったのと、チェッキーノの現役時代のポテンシャルを考えれば充分指名に値する資質はある馬だと思いました。

馬体的にはモーリス産駒なのでどうしても良く見せがちですが、背と腹は及第点で、お尻の形も良く、全体的にまとまりのある良い造りに見えました。

そして、正直指名の決め手にしたのは調教映像だったのですが、最初の映像ではまだ集中力を欠く幼い感じの動きで、正直どうかなと思ったのですが、並んで走る気になってからの動きは中々でした。

最新の調教映像では馬が理解してきたのか、前回よりは割と集中した走りをしていて、並んでからの動きも良かったです。

大きい所まで期待出来るかといえば、去年のコマンドラインのような期待値ではまだないですが、新馬戦を勝って順調に成長して行けばゆくゆくは立つべき舞台に立てる馬じゃないかと思っています。

距離的にはマイル辺りでの活躍をイメージしていて、来年のNHKマイルCに出てくれればと思っています。

以前1位でモーリス産駒を指名した時は散々だったのですが、その時のリベンジの意味も込めて、この馬には頑張って貰いたい所です。

これは余談ですが、もし指名被りして獲れていなかった場合はディオジェーヌの2020(ディオファントス)を指名しようと思っていました。

タイプ的に似ていそうな感じだったので指名するならどっちかにしようと考えていました。

2位指名 コンヴィクションⅡの2020(牡)

父:サトノダイヤモンド

2位指名に元々予定していたのはラルケットの20(ウンブライル)だったのですが1位でやはり取られてしまったので、潔く新種牡馬の有力馬にシフトしました。

そして選んだのがサトノダイヤモンド産駒の当馬。

まずサトノダイヤモンドという種牡馬についてですが、個人的にはホームランタイプの種牡馬かなと思っています。

現役時代の成績は言わずもがな、仕上がりの早いアルゼンチン牝系の馬なのでPOGにも適している種牡馬だと思います。

ただ一つ気になるのは、あまりにも見栄えが良い馬が多すぎるという点で、こういった特徴はハービンジャー産駒やモーリス産駒にも見られたので、見た目の割に走らないみたいなことが多くなると思っています。

そして当馬を選んだ理由としては

立ち姿が同時期のサトノダイヤモンドと一番似ているように感じた。

正直ただこれだけが理由でした。

それくらい今年の新種牡馬の有力馬を探すのは難しかったように思います。

当たるかどうか不安も大きいですが、当馬が父と同じ池江厩舎から大きい舞台で活躍出来るサトノダイヤモンド産駒だったら良いなと思っています。

3位指名 ブーケトウショウの2020(牡)

父:ハーツクライ

3位指名は夏の短距離路線馬にしようと決めていました。

色々候補があった中で調教映像が目についたのが当馬でした。

コースでも坂路でも動きが良く、時計も出ていたのでこれは新馬戦から勝ち上がりが期待出来てなおかつ函館2歳Sに駒を進められそうな一頭だと思いました。

先日ダービーを制したドウデュースの流れそのままに、活躍してくれることを願っています。

4位指名 ホームカミングクイーンの2020(牝)

父:サクソンウォリアー

ここまで上位3頭は牡馬だったのでそろそろ牝馬が欲しいなと思い指名しました。

当馬を選んだ理由は何より背腹理論です。

元々この馬の形を見た時に、「おっ、これは面白いかもしれない」と思いチェックはしていました。

そして近影を見ても体はそこまで大きくなっていませんでしたが切れがありそうな形になっていたのでこれならやれるんじゃないかと思っていました。

背が短く、腹が長い理想的な造りでやや背中が弱そうな感じも最初はしたのですが、黄本での写真を見るとその点も解消されてきているように思いました。

また血統的にもサクソンウォリアーの仔でディープ×ガリレオという血統は牝馬なら日本の馬場でも問題ないと思っています。

指名した時に悲鳴が上がるくらい他の人も狙っていた馬だったのでこの順で獲れて良かったと思います。

デビューは夏の新潟辺りが予定されているようで、一先ずそこで勝ち上がることが出来れば先々が楽しみになるんじゃないかと期待しています。

5位指名 ファシネートダイアの2020(牝)

父:ハービンジャー

昨年はハービンジャーリバイバルフェスティバルでアライバルやプレサージュリフト、ナミュールといったここ最近には無かった活躍馬が出る年でした。

残念ながら昨年はそういった活躍馬を指名出来ずトホホな結果になりました。

しかしハービンジャーリバイバルフェスティバル、まだ今年も続きます。

ただ悲しいことに、今年が最後のお祭りになるかもしれません。

今年は全体で146頭、ノーザンF生産は28頭と共に昨年以上の数字です。

ただ来年は全体で66頭、ノーザンF生産は15頭とほぼ半減。

また今年の世代の活躍次第で盛り返す可能性はあると思いますが、有力後継がことごとく種牡馬入り出来なかったことを考えると、ノーザンの中でのハービンジャーの価値は低く見積もられているのかなと感じてしまいます。

まあ先の事を気にしても仕方ないので、踊れる内に存分に踊ってやろうと思いこの順位でハービンジャー産駒を指名しました。

ファシネートダイアという繁殖牝馬には以前から注目していて、どの種牡馬を合わせても質の良い仔を出すことからハービンジャーでも良い仔が出るのではないかと期待していました。

個人的に思い入れのあるスティーグリッツと同じハービンジャー×母父アグネスタキオンという組み合わせで、自分の中では原点回帰的な意味合いもあります。

馬体に関しては、背と腹のラインが良く、バランスは良い部類だと思います。
近影の写真を見ると背がしっかりしてきて、腹のラインもキリっとしてきたので全体的に更に良化してきたように思います。

ハービンジャー祭りの最後にこの馬で大きな花火を打ち上げられればなと思っています。

6位指名 レイリオンの2020(牝)

父:エピファネイア

シンプルにエピファネイア産駒をそろそろ一頭は指名しときたいなという所で行きました。

エピファネイア産駒を指名するなら個人的にはやはりキャロットから選びたいなと思っていたので、キャロの中で一番良いなと思った馬を選びました。

馬体的には背中がしっかりしているのとトモがガチっとしていて良い造りに見えました。

また体重も1歳段階で470kg程あったのでエピ牝馬の問題になる馬格という点でも心配がないように思いました。

距離はマイル辺りをイメージしていて名前がラレーヌデリスと如何にも牝馬の綺麗な名前だなと思ったので、桜花賞に出れるような馬だったら良いなと思い指名しました。

(これは余談ですが、シンハライトを指名した時以来のマラソン馬なのでそういったジンクス的にもちょっと期待しています。)

7位指名 プレザントケイプの2020(牝)

父:ドゥラメンテ

個人的には結構隠し玉のつもりでした。

血統的には母系にドゥラメンテに合いそうなSharpen up、Sadler's Wells持ち。

母からはペイシャフェリス、ペイシャフェリシタという渋い活躍馬が出ており友田牧場を代表する繁殖牝馬の一頭が東サラで募集ということでそこに面白さを感じました。

馬体は綺麗な切れ型牝馬っぽい造りで期待感がありました。

デビューは秋頃で芝の中長距離が良さそうという情報もあったので、じっくりオークスを狙うには良い馬だと思っています。

加えて国枝厩舎の牝馬なので・・なんか来年大舞台に立ってるような気がしています。

走る下地はあると思いますしこの予感が現実になって欲しいなと思っています。

8位指名 ジェラシーの2020(牡)

父:ハービンジャー

これはもう、是が非でも今年は指名しようと思っていた馬でした。

正直大外れのリスクはかなりありますが、当たれば相当大きそうな一頭です。

父がドゥラメンテでSSの3*3に加えてトニービンの4*4持ち。

危険な香りがプンプンしてきますね(゜-゜)

ただそれでもどうしても、ドゥラメンテ×ハービンジャーに夢を観たかった。

去年指名したローシャムパークは父がハービンジャーで母系にエアグルーヴを持つ牝系の馬でした。

基本的にハービンジャーとエアグルーヴの相性は良いと思っているので、ドゥラメンテ×ハービンジャー、通称ドゥラビンジャーは全然走って良い血統だと思っています。(すでにドゥラドーレスが片鱗は見せている)

またなんでこの指名を是が非でもしたかったかというと、ドゥラメンテが早世してしまったので、、今後何頭指名出来るかわからないという所がありました。

僕の中では当たればとてつもなく大きい配合だと思っているのでホームランが出てくれれば・・というかまず期間内にデビューしてくれればくらいの気持ちで見守っていたいと思います。

9位指名 サンデースマイルⅡの2020(牡)

父:ハービンジャー

ブリスキー

その名も、ブリスキー

名前見た瞬間にガッシュベルを思い出したのは自分だけでしょうか←

しかし血統的にはハービンジャー×SS×ヌレイエフという成功のエッセンスが詰まったような配合。

正直SSをもう一つ奥にやって母父ディープみたいなのが理想ではありますがそれでも良い血統だと思います。

そしてこの馬の最大のポイントはやっぱり馬体で、これまでのハービンジャー産駒の走れた馬の馬体と照らし合わせていくと、当馬のバランスがかなりそれに該当する馬体で、如何にも中距離で走りそうなハービンジャー産駒だと思い指名に至りました。

情報が全くない堀厩舎という点で不安はありますが、入厩はしているので年内のどこかでは出て来るんじゃないかと思っています。

そしてこの馬のオーナーは天下の金子真人オーナーなので、その慧眼にも乗っかりたいなと思いました。

ハービンジャー×ディープがやはり走った昨年でしたが、それでもなお以前からあるこの配合もをまだまだ捨てたもんじゃないと個人的には思っています。


10位指名 ケアレスウィスパーの2020(牡)

父:ドレフォン

今年の指名で一番悲鳴をもらった一頭でしたm(__)m

でも本当に馬体がめちゃくちゃ良くて、自分の付けた背腹理論の中では最高評価にした一頭でした。

芝を走れたら面白いなと思いつつ、ドレフォン×フジキセキでクラフティワイフの牝系なので、ダートに出るのかなとは思いますがダートに出ていようが芝で走れようが良い馬なのには変わりないと思っているのでおのずと活躍する馬じゃないかと思っています。

なんだかんだ下位指名でこの馬が一番賞金を稼いでいるような気が今からしています←

11位指名 エアベルヘザーの2020(牡)

父:リアルスティール

ここまで実は取りたかったマテンロウ冠の馬を二頭持っていかれていたので本当は取るつもりのなかったマテンロウのロマン砲を取ってみました。

父リアルスティールの配合としてミスプロとセクレタリアトのクロスが組める馬は面白いんじゃないかなと思っていたので当馬の血統表には魅力を感じていました。

また当歳時の体型ではありますが、リアルスティールと同じくトモ高でお尻が△になっている体型で父の特徴が出ているのではないかと思っていました。

今現在どんな形になっているかはわかりませんが、ハマれば面白い一頭だと思います。

すでにゲート試験は合格しているので思っているよりも早いうちに見れるんじゃないかと楽しみです。

一つ不安があるとすれば流石にリアルスティールに母父エンパイアメーカーはダートかな・・と後で冷静になって思いましたが、まあこれもPOGドラフトあるあるですよね()

12位指名 アドマイヤマリンの2020(牝)

父:リアルスティール

牝馬が少し足りなかったので最後にまたまたリアルスティール産駒の牝馬。

血統的には牝馬の活躍馬は少ないですが、アドマイヤダイオウにアドマイヤロブソンと良い馬が出ている血統なのでポテンシャルはあると思っています。

馬体に関しては正直サイズがわからないのでもしかしたら小さいのかもしれませんが、形自体は父譲りの形でこれが切れる牝馬だったら面白いなと思い指名しました。

名前はもう決まっているのですが、情報が全くないのでデビューすらわからない馬です←

まあ12位指名はこれくらい思い切っても良いのかなと思ったので後悔はないです。


まとめ

当初は今年は堅く良い馬を獲ろうと思っていたのですが終わってみたらかなり今年は大きく振ったなと我ながら思っています。

指名の中で悔いが残ったのはレツィーナの2020を他の人に持っていかれたことくらいで、改めて見返しても今年は面白い面子が揃ったんじゃないかと思います。

ラウダシオン以来のG1制覇、そして養命酒POG初優勝が今年の目標です。

今年も一年よろしくおねがいします。

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