【歩き理論】6/12新馬戦振り返り【アルキロ】
こんにちは、ミスター長嶋です。
早速ではありますが土曜日の新馬戦の振り返りをしていきたいと思います。
歩き理論(アルキロ)はどうだったのかというのがメインですが一応レースの振り返りも思う所があればしようと思っています。
改めて、アルキロの評価は4段階で
◎:最高、文句の付け所なし。(重賞~クラシック級)
〇:水準レベル、普通に良い。(1勝~OP級)
△:悪くはないが気になるポイントあり。(未勝利~1勝級)
×:個人的には好きではない馬かな・・(未勝利級)
ざっくりこんな感じです。
評価の目安としては一応〇より上は新馬勝ちが狙えるくらい良い感じだと思って貰えればいいと思います。(知らんけど)
それでは始めます。
6/12(土)東京5R 芝1400m
結果
1着 ハイアムズビーチ アルキロ△
2着 ハギノモーリス
3着 ベルウッドブラボー
6着 ベガスバケーション アルキロ〇
34.8-35.7(+0.9) 前傾ラップ
前傾ラップなので基本的には後ろが差せそうに見えるのですが
意外とこういう消耗戦で前が残るのが東京1400mという感じがします。
アルキロ△で芝は向いてないと思っていたハイアムズビーチが1着。。
参りました(´Д⊂ヽ
あの硬い感じで芝もなんとかしてしまうのは
シラユキヒメ牝系の為せる業ですね。
ただこのレースは父or母父ノーザンダンサー系が上位に固まっていたように
切れというよりも持久力勝負の競馬だったと思います。
理由としては東京1400mという条件と、開催が進んで荒れてきた
東京の芝の状態が結果的にハイアムズビーチに向いたのかなと思いました。
走りを見るとやはり芝の瞬発力勝負はしんどそうに見えましたが、
芝でこれだけ走れるならダートならもっと上を目指せるんじゃないかなと
改めて感じました。
芝を使うかダートを使うか、今後も注目しておくべき一頭だと思います。
2着のハギノモーリスは今回評価できる一頭だと思います。
好スタートからハナを切って厳しいペースながら最後まで粘り込みました。
母父タートルボウルの影響もあると思うのですが、タフな走りでした。
1600mよりはこういった持続力勝負になるような競馬の方が向いていそう
なので、引き続きこういった条件なら好走する馬だと思います。
3着のベルウッドブラボーは先日の記事のおまけの部分で
調教が良く見えた馬でした。
ただレースは思ってたのとは全然違って先行する競馬でした。
この馬も前目から最後までしぶとく粘り込む競馬をしていたので
未勝利はどこかで勝ち上がれそうな気がします。
そしてアルキロ〇をつけたベガスバケーションは残念ながら6着。。
馬体重が422kgと流石に小さすぎましたね・・
それ故に動きがよく見えた面もあったかもしれません。
ただレース自体は悪くなかったと思います。
かなり苦しいポジションでしたが、最後はしっかり脚を使えていましたし
走る気持ちは良いものがある馬だと思いました。
身体がもう少し増えてこないとしんどそうですが、成長次第では
もっと走れる馬だと思います。
6/12(土)中京5R 芝1600m
結果
1着 セリフォス アルキロ〇
2着 ベルクレスタ アルキロ◎
3着 トゥードジボン
9着 プレミアムスマイル アルキロ〇
37.2-34.4(-2.8) 超後傾ラップ ただし・・
戦前から素質馬が集まった新馬戦として注目していました。
このレースは新馬戦ならではのラップだったと思います。
前半から中々ポジションが定まらず結局前半の3Fは37.2という
とても遅い3Fになりました。
ただそこからレースの終わりにかけての1000mのラップが
11.7 - 11.7 - 11.6 - 11.3 - 11.5 57.8
ちなみに先週の同条件の新馬戦が
12.0 - 12.2 - 11.9 - 11.4 - 12.0 59.5
見た目は前後半3Fのラップにかなり差があるので前半が楽な競馬に見えるかもしれません。
ただ残り1000mが息を入れる場所の無い57.8というラップ。
これは単純な瞬発力勝負ではなくとてつもない地力勝負だったと僕は思っています。
なのでこの新馬戦の上位は本当に力があったと思いますし、後述しますが、惨敗したプレミアムスマイルにとっては致し方ない結果だったと思います。
1着のセリフォスはアルキロ〇の馬。
新馬戦のダイワメジャー、川田×中内田厩舎という新馬戦にはとことん強い要素が揃っていましたが完成度の高さで押し切った競馬だったと思います。
前半から川田騎手が積極的にポジションを獲りに行く競馬をして4角では
絶好位に。そこから後は抜け出すだけという競馬でダイワメジャー産駒
らしい競馬だったと思います。
やはり走らせてみても特に悪い所が何もない馬で、上のクラスでも
いい勝負をする馬だと思います。今後とも注目したい一頭です。
2着のベルクレスタはアルキロ◎
前回の記事にも書いていましたが新馬戦のドゥラメンテは勝ち上がるのは
かなり大変だなと改めて感じました。
先週のラクスバラディー同様、松山騎手は外々を回す競馬を選択。
最終的にその分の差が勝ち馬との差だったと思います。
この馬もやはり走りは良いですし、次走で勝ち上がってくると思います。
激しい残り1000mのペースを外を回して追い上げて2着という内容で
新馬戦はこれくらいで充分合格点ではないでしょうか。
3着はトゥードジボン。
調教映像ではスプリンターの身体に見えたのですが、
パドックの映像を見るとマイルまではこなせる身体になっていました。
レースではスタートは早い方で、一気にハナを取り切る勢いでしたが
新馬戦というのもあって福永騎手は抑えて折り合いを付ける判断をしました。
元々気性面はきつい感じに見えたので、今後のことを考えての騎乗だったと思います。
最終コーナーのコーナーワークはややぎこちない感じで、最後の直線でも
調教の時に見せたように首の高い走りでスピードが乗り切りませんでした。
ややヨレるところがあったように追い出してからがまだ難しい馬に見えました。
ただそれでも3着を確保しているので能力は高い馬だと思います。
課題を克服して行ければ未勝利クラスは普通に通過出来る馬だと思います。
そしてアルキロ〇だったプレミアムスマイルは9着と惨敗。
上にも書きましたが、厳しいペースの競馬で、出負けしながら押してハナに行ったこの馬にとってはとても残せるような競馬ではなかったと思います。
西村騎手は逃げ・先行の意識が特に強い騎手だと思いますし、
この競馬は仕方なかったのかなと思います。
馬の歩きや形というものはやっぱり良い馬だったので
今回の負けは度外視して良いかなというのが個人的な感想です。
次走立て直せるかはわかりませんが、素質は絶対ある馬だと思うので
今度は溜める競馬で一変を期待しています。
6/12(土)札幌5R 芝1000m
結果
1着 カイカノキセキ
2着 リトス
3着 ブッシュガーデン
4着 コラリン アルキロ〇
えー、このレースについてなのですが、一つ痛恨のミスをしていました。
カイカノキセキってキャロットの馬だったんですね・・・( ;∀;)
自分のリストを見るとちゃんと載ってました・・完全に見落としです。
その結果馬券も2,3,4着で外れる痛恨の事態が(´Д⊂ヽ
結果的に一着だから言う訳では無いのですが、アルキロ〇を付けている馬でした。無念。。。
結果的にレコードタイムで逃げ切ってる訳で、この時期では
完成度も高かったんだと思います。
募集時点での歩きも全体的にまとまった良い歩様をしていたので、そのまま
成長してきたのかなと思っています。
2着のリトスは調教通り走ったという感じで、北の未勝利戦で勝ち上がれそうに見えました。
3着のブッシュガーデンも調教は良かったですし、良い差し脚でした。
充分未勝利を勝ち上がれる馬だと思います。
そしてアルキロ〇だったコラリンが4着。
馬の仕上がり自体は良かったと思います。
4コーナーの辺りでは勝てそうに見えたのですが、直線では伸び切れず。
思ったより非力な感じでした。
馬体重も430kgと小柄なので、今後も結構勝ち上がるのに苦労してしまうかもしれません。
アルキロ印結果まとめ
・6/12(土) 東京5R 芝1400m
ハイアムズビーチ △ 1着
ベガスバケーション 〇 6着
・6/12(土)中京5R 芝1600m
セリフォス 〇 1着
プレミアムスマイル 〇 9着
ベルクレスタ ◎ 2着
・6/12(土)札幌5R 芝1000m
コラリン 〇 4着
新馬戦勝ち上がり率(トータル)
◎ 1/3 33.3%
〇 1/5 20.0%
△ 2/7 28.6%
× 0/3 0%
新馬戦3着内率(トータル)
◎ 3/3 100%
〇 1/5 20.0%
△ 4/7 57.1%
× 1/3 33.3%
記載漏れのカイカノキセキは含んでいません(白目
まとめ
カイカノキセキが抜けていたのはほんと痛いミスでした( ;∀;)
今週から札幌も始まって新馬戦が増えて面白いですね。
中京の新馬戦はハイレベルな内容で先々も楽しみです。
アルキロはやや不発気味ですが、まだまだこれからと思って
明日の自分の指名馬ヴァーンフリートに期待します。
それでは
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