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【背腹理論】6/18,6/19新馬戦振り返り【せばら三四郎】(一部抜粋)

こんにちは、せばら三四郎です。

土日の新馬戦をまとめて振り返りたいと思います。

背腹理論の結果と、気になったレースに関しては軽く振り返りたいと思っています。

改めて背腹理論の評価は6段階で
S:G1級(世代トップレベル)
A:OP勝ち~重賞級
B:1勝勝ち~OP上位級
C:1勝クラス好走級
D:未勝利脱出級
E:未勝利級

加えて前日調教からオススメした馬も少し触れる所は触れます。(その馬には調教の意味で調マークを付けています)

ざっくりこんな感じです。

それでは始めます。

背腹評価結果一覧

6月18日(土) 東京5R 芝1400m
ウンブライル    背腹B 1着

6月18日(土) 阪神5R 芝1600m
アイスグリーン   背腹C 5着
ピヌスアモリス   背腹C 2着
リヤンドメテオール 背腹D 4着

6月18日(土) 函館5R 芝1200m(牝)
該当馬無し。

6月18日(土) 函館6R ダート1000m
該当馬無し。

6月19日(日) 東京5R 芝1600m
グラニットピーク  背腹A 10着
モンテイゾラ    背腹C 5着
スカイラー     背腹B 4着

6月19日(日) 東京6R ダート1400m
マスグラバイト   背腹C 4着

6月19日(日) 阪神5R ダート1200m
ナイトキャッスル  背腹D 1着
エクロジャイト   背腹E 3着
クロニオス     背腹D 8着

6月19日(日) 函館5R 芝1200m
該当馬無し。


6月18日(土) 東京5R 芝1400m

1着 ウンブライル    背腹B
2着 タイセイサンダー
3着 ピンクジン

ペース 36.2-34.2(-2.0)後傾ラップ

〇ペース
スタートから飛び出していくような馬が居なかった分入りの200mは13.0だったものの、そこからは極端にラップが落ちることもなく、前目で運んだ馬には地力が求められる展開になったかなというのが個人的な見解です。

〇各馬振り返り

・ウンブライル 背腹B

まず感想としてはとても強い勝ち方だったと思います。
ルメール騎手が馬の行く気に任せて番手を取って、直線では早め先頭から突き放す内容。
ペースの部分でも触れたように、前目でこれだけしっかり終いまで走れた今回の内容はかなり良い評価出来ると思います。

走り方も兄のステルヴィオと似ており、この勝ちっぷりからも重賞~G1を意識したくなる一頭です。

・タイセイサンダー

前目からよく粘り込んでの2着だったと思います。
内の進路だったことを考えると着差以上に評価出来る内容だったと思います。
同条件の未勝利戦なら再び台頭出来る一頭だと思いますし、馬券的に覚えておきたい一頭です。

・ピンクジン
新馬戦向きの気性だったというべきか、小柄な馬体ながらよく走りました。
展開的にも少し控えた分、前が垂れた所を捕らえられた印象で次走上積みがあるかというとあまりないようには思います。
本当に今回はよく走りましたが着順で次走人気するようなら少し危険かもしれません。


また、調教から推奨したランドオブラヴマイショウチャンはそれぞれ8着、4着という結果。

ランドオブラヴは実馬が418kgと想像以上に小柄だったので調教詐欺だった感が強いです。
調教でキビキビ動いていても小柄だと思ったほど走らないというのは去年から感じていたのですが・・残念な結果でした。
最後の方はかなりヨレながら走っていたので体力的にも厳しいレースだったかもしれません。
小倉のような平坦コースでの巻き返しを期待したい所です。

マイショウチャンは前目から粘り強く走れた内容で惜しい4着でした。
同条件の未勝利戦なら再び好走することが出来ると思います。


6月18日(土) 阪神5R 芝1600m

1着 ファントムシーフ
2着 ピヌスアモリス   背腹C
3着 ガルヴァナイズ
4着 リヤンドメテオール 背腹D
5着 アイスグリーン   背腹C

ペース 37.4-34.1(-3.3) 超後傾ラップ

〇ペース
開幕週の馬場、かつ前半は相当スローで流れたため、かなり前が有利な展開。

〇各馬振り返り

・ファントムシーフ
調教映像を見た感想としてコントロールが難しそうなイメージを持っていたのですが、レースでは素直でしっかり走れていました。
勝因としては展開的に前目に位置付け出来たことが大きかったと思います。
また、首の高い馬ですし外枠だったのも功を奏したように思います。
血統的にかなり面白い一頭でこれまでのハービンジャー産駒の中でもかなりデインヒルが出ている印象で坂のある阪神コースは良かったと思います。

ただ今回はかなり上手く行った印象で内枠や平坦コースもしくは高速馬場のレースに使うと少し不安はある馬だと思います。
今後どういったレース選択をしていくのか注目しておきたい一頭です。

・ピヌスアモリス 背腹C
勝ち馬とほぼ同じような内容の競馬での2着。
体型的に少し決め手には欠けた印象ですが現状の力は見せた内容だったと思います。
個人的には少し勝ち上がるのに時間が掛かるタイプのように思いますが一度使っての良化次第でしょうか。

・ガルヴァナイズ
実を言うと前の記事でうっかり書くのを忘れていました←
初戦からそれなりに戦える仕上がりだとは思っていたのですが、大体イメージ通りの好走だったと思っています。

内枠から好位に付けられたのが良かったですし、直線は難しい進路取りながらもよく頑張れていたと思います。
まだ走りが緩い感じでもう少し良くなるのに時間が欲しい感じはしますが、その状態でこれだけ走れているので未勝利戦は成長次第で勝ち上がれると思います。

・リヤンドメテオール 背腹D
まず想像していたよりも馬体が大きくなっていました。(464kg)
レースではスタートもゆっくりで中団後方に控える形。
直線の進路も厳しい進路を選択しながら終いはよく脚を伸ばしての4着。
負けた馬の中では一番濃い内容だったと思います。

未勝利戦で今回より展開が向かないことは無いと思うので次はいきなり勝ち上がれてもおかしくない馬だと思います。

・アイスグリーン 背腹C
それなりに走れたという感じですが少し物足りない結果だったとも思います。
位置取りを考えるとこの結果は致し方ない感じもしますが、もう少し伸びるかなとも思っていました。
次良化して来れば馬券内も見えてきそうかなとは思います。

また、今週のイチオシにしていたダンツクリスタルだったのですが無念の8着。。
想像していたよりも馬体が小さく、エピファ牝馬は小さいと走らないことが多いので・・完全に誤算でした( ;∀;)



6月19日(日) 東京5R 芝1600m

1着 マイネルケレリウス
2着 トクシーカイザー
3着 グラニット
4着 スカイラー     背腹B
5着 モンテイゾラ    背腹C
10着 グラニットピーク  背腹A

ペース 36.4-34.6(-1.8) 後傾ラップ

〇ペース
1000mまではペースが上がらず残り3Fの瞬発力勝負。
ポジション的には前がかなり有利も、それ以上に切れが重要な要素だったと思います。

〇各馬振り返り

・マイネルケレリウス
仕上がりの早さが何よりも活きた印象ですが、良い走りでした。
このペースで中団から差し切った瞬発力は今後も武器になると思いますし、2歳戦では覚えておきたい一頭です。

・トクシーカイザー
勝ちに等しい内容で最後は勝ち馬の決め手にやられたものの、評価出来る内容だったと思います。
次走も上位争い出来る一頭だと思います。

・グラニット
グラニットピークではなくグラニットが大爆走するとは・・やられました。
前目で競馬出来たことと、外枠だったため直線で自然と馬場の良い所を走れたことが好走の要因だったように思います。
かなり恵まれた部分はあったと思うので未勝利戦で上積みがあるのかというと個人的には疑問です。

・スカイラー 背腹B
当日の実馬を見て充分勝てるだけのものはあると思ったのですが・・結果は4着。
馬の地力は間違いなくここでは上だったと思うのですが、騎手の直線での進路取りがまずかったように個人的には思っています。
真ん中を突ければ勝ちまであったように思うのですが伸びない内に入ってしまったことが一番の敗因だったと思います。
国枝厩舎の初戦でしたし、まともなら次は勝ち上がれると思っています。

・モンテイゾラ 背腹C
調教で見た通りのまだまだ荒っぽい走りでしたが悪くない内容だったと思います。
あまり器用なタイプではないと思うので、東京や新潟の開催が向いているように思います。
未勝利も勝ち上がれる能力は持っていると思うので、後はスムーズに競馬出来るかという所が鍵になるように思います。

・グラニットピーク 背腹A
気性の割に前半から進んで行くことが出来ず後方のまま終わってしまったというレースでした。
背腹評価こそ高くしていたのですが、調教の時に感じた重さがそのままレースに出てしまったという感じでしょうか。
ダイワメジャー産駒ですし、後ろからとなると厳しかったように思います。
いきなり急に良くなるかというよりかは良化はスローなタイプのように思うのでじっくり作り直した方が良いのかもしれません。

余談ですがダイワメジャーも馬体の見極めが難しい種牡馬だなぁと改めて思わされる結果でした(´-ω-`)


6月19日(日) 東京6R ダート1400m

ダート戦は簡易的な振り返りに。

〇ペース
800mまで緩みが無かった分、終い2Fが13.2-13.2とかなり脚が止まった印象。

〇各馬振り返り

・マスグラバイト 背腹C 4着
スタートはあまり上手ではなく中団より後ろの位置取りに。
ペース的にはそれが功を奏して終いは追い込んでの4着。
ただ走りとしては終いも首が上がっていてあまり伸びている感じがなかったので物足りない印象を受けました。

もう少し前目から競馬出来るようになれば前進出来ても良いとは思います。

また調教から推したアドバンスファラオスクーバーはそれぞれ2着、6着。
アドバンスファラオはまずまずの内容で未勝利戦は早めに勝ち上がれるように思いました。
スタートも比較的良い方だったので、内枠でもスムーズに前目を取れると思います。

スクーバーは仕掛けが早かった分終いは止まってしまった印象です。
スタートがあまり良くなかったため後方から、しかし道中の脚を見ているとクラス的には上のものがあると思いました。
内枠だと凡走する可能性が高いとは思いますが、能力的にはここで充分勝ち上がれるものがあるので、次以降人気が落ちるようなら狙いたい一頭かもしれません。


6月19日(日) 阪神5R ダート1200m

ダート戦なのでこれまた簡易的に。

〇各馬振り返り

・ナイトキャッスル 1着 背腹D
パドックで5本目の脚がビンビンになっていた時は大丈夫かなと思っていたのですが、素晴らしい走りでした。
スタートが決まって楽にポジションを獲れたことは大きかったですが、ストライドを見ても明らかに1200mは忙しい感じがしました。
それでも最後は前の馬をしっかり捕らえての完勝。
能力の違いで勝ったような一戦でかなり先が楽しみな一頭だと思います。

本質はもう少し長い所だと思いますが砂のグレードレースに間違いなく顔を出してくる一頭だと思います。

・エクロジャイト 背腹E 3着
自分が思っていた以上に脚力自体は凄かったです。
位置取りがかなり後ろになって、絶望的なポジションで4角を曲がったのですが終いの脚だけで3着まで追い上げてきました。
距離的にはやはりこの辺りが良さそうで、能力的には上で通用するレベルだと思います。
ゲートが根本的にダメというタイプでは無いと思いますし、出てから騎手が鞭を打っていたことからまだレースがよくわかっていなかったんだと思います。
一度使ってその辺りは変わってくると思うので次に期待したいです。

・クロニオス 背腹D 8着
先日の記事で枠次第ということを書いていたのですが、これは内枠が少なからず響いたように思います。
大型馬の初戦で、内枠を引いてしまったのは痛かったですし、次外を引けば結果は全然変わってくると思います。

また調教からオススメしていたアンブレッセシチーなのですが、特に見せ場なく13着と惨敗・・。
道中も厳しいポジションでしんどい競馬になったというのが一番の理由だとは思いますが少々負けすぎ感もあります。
ただ能力自体は調教を見るとあると思うので馬券的には包まれない外枠を引いた時にもう一度狙ってみたい馬です。


総括

今週は中々の素質馬が居た印象です。

勝ち上がった馬の中で取り上げたいのはウンブライルナイトキャッスル。

ウンブライルは額面通りの素質の高さを見せた走りで順調に行けば来年の桜の舞台を想像していい一頭だと思います。

ナイトキャッスルは能力の違いで圧倒したという走りで、本来の適性条件であれば更に高いパフォーマンスを発揮できるように思いますし、今後も注目の一頭です。

また今週のイチオシだったダンツクリスタルは8着( ;∀;)

中々難しいですね・・馬体重に注意が必要な馬は今後はイチオシにはしないでおこうかなと思いました・・w

それでは今週はこの辺で。ではまた。

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