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【背腹理論】6/24,6/25新馬戦振り返り【せばら三四郎】

こんにちは、こんばんは。
せばら三四郎です。

タイトルの通り新馬戦の振り返りです。

主に取り上げた馬の結果

6月24日(土) 東京5R 芝1800m
ルージュスエルテ  7着
サイレンスホープ  6着
ミラキュラスドラマ 4着
6月25日(日) 阪神5R 芝1800m
クイックバイオ   6着
ブルーミンデザイン 2着
ジーティームテキ  7着


6月24日(土) 東京5R 芝1800m

個人的な予想印
◎ミラキュラスドラマ 4着
〇ロジルーラー    5着
▲ニシノクラウン   8着
△ルージュスエルテ  7着
△ポットテオ     3着
☆エチャケナ     10着

予想は残念な結果に( ;∀;)
ペース的には1000m通過が1:03.4という新馬戦らしいスローペースで後方には出番が全くないレースだったと思います。
レースレベルとしては個人的にはそこまで高くはないのかなと思っています。

1着はヴェロキラプトル
まずまずのスタートからハナを獲り切って楽なラップを作っての逃げ切り。
展開に恵まれたというのは否めないと思いますがしっかり上がりも33.8でまとめていますしよく走れていたと思います。
セレクトの時の印象としてはまだまだ背中が甘くて良くなってくるのはもう少し先の印象でした。
実際パドックで見た感じとしてもまだ線は細く映るのでそれでこれだけ走れた訳ですから伸びしろは充分ある馬だと思います。
ただ首の高さやスタートがそこまで速い訳ではないことを考えると内枠に入ると少し怖い馬だと思います。
上でいきなり勝負になるかというとどうかなという感じではありますが、ハーツクライ後継のスワーヴリチャード産駒ですし今後の成長に期待したいです。

2着はデンティベス
戦前に「なんかよく見えるモーリス」という曖昧なことを書いていたのですがいやぁ・・走りましたね(;´Д`)
まずまずなスタートから番手を獲った津村騎手の好騎乗だったと思います。
スムーズに競馬出来たので馬が気分を害すようなこともなかったですし終いも切れる訳ではないですがそれなりに使えたという内容。
ただこのレース自体の評価が難しい所で勝ち馬然り、当馬のように先行して良い着順を取った馬の次戦以降の結果次第で評価は変わってくるのかなと思います。

3着にポッドテオ
調教時計だけで抑えていたのですが馬券内に好走。
デンティベスの評価とほぼ変わらないですが、こちらの方が若干詰めが甘いのかなと感じる部分があるので未勝利戦でも勝ち上がるのには苦労するタイプかもしれません。

4着に◎を打ったミラキュラスドラマ
馬体重を気にしていたのですが結局454kgと期待していたよりもかなり小さかったです。。
3着以内に入れなかったのはその分の地力不足だったかなと個人的には捉えています。
評価的にはポッドテオと同じくらいです。

5着のロジルーラーはこの展開を考えればよく追い込んだ方かなと思います。
使って良くなりそうな印象ですし次に期待したいです。
ただちょっと不器用な感じがしたので小回りコースは避けて欲しい所。

7着のルージュスエルテ、8着のニシノクラウンに共通していたのは折り合いを欠いた部分。
ルージュスエルテは道中終始鞍上と喧嘩しながら上がり最速をマークしたのでポテンシャルの一端は見せたレースだったとは思います。
国枝厩舎の新馬戦でしたしこういう結果も致し方ないのかなとは思います。
結果的には凡走でしたが上手く噛み合えば未勝利を一発で脱出するだけの能力は持っていると思います。

ニシノクラウンも終始力んでいる感じで永野騎手が必死に折り合いを教えようとしていたようには見えました。
結果は好位につけたものの凡走でかなり癖っぽい感じはありますが能力自体はあると思うので馬券的にも今後注意しておきたい一頭です。

6月25日(日) 阪神5R 芝1800m

個人的な予想印
◎クイックバイオ   6着
〇ジーティームテキ  7着
▲ブルーミンデザイン 2着

クイックバイオ飛び・・坂路の映像だけでの評価はやっぱり難しいなと改めて感じる結果。。
結果的にも難解なレースだったなぁという印象です。
レースレベルとしてはこちらも評価が難しい所。
スローの瞬発力勝負の競馬だったのですが勝ち馬以外はどう評価して良いものか。

1着はギャンブルルーム
戦前の記事で砂向きかなと思っていたのですがまさか芝で上がり33秒台をマークするとは思っていませんでした。
当日のパドックを見た印象としても砂の方が良いかなと思っていたのですがいや~御見逸れしましたという感じです。
スタートが良かったのでハナを切るかと思いきや二の脚がつかなかったようで控えて終始経済コースを通る競馬。
直線では前が綺麗に開いており内ラチから綺麗に突き抜けました。
2着に5馬身差をつける圧勝だったのですがコメントの中で「着差以上に強い競馬」とあったのに驚きました。
大体こういうコメントは僅差の時の方が多いと思うので5馬身差で着差以上に強い・・一体どれだけ強いんだろうという風に個人的には感じました()
少頭数らしいスローな流れの瞬発力勝負でラチ沿いとはいえ後方からまとめて面倒を見て勝ち切ったというのは評価して良い内容だと思います。
母が芝馬だったとはいえ母父ヴァーミリアン父キズナの牡馬と大型馬と聞くとやはりこれまでのイメージで砂を連想してしまったのですが、
これがノーザンFのキズナの破壊力といった所でしょうか。
おそらく今後も新馬戦の中でこれまでのキズナ産駒のイメージとは一線を画すノーザンF生産のキズナ産駒が出て来る
と思うのでこれからも注意しておきたい所です。
メンバーレベルとしては物足りない構成ではありましたが、この結果を額面通りに受け取れば上でも勝負出来る馬かもしれません。

2着はブルーミンデザイン
時計だけで挙げていた馬ですが仕上がりだけでなんとかなった印象です。
上積みという点ではそこまで無いのかなというのが正直な所。
次戦人気の場合は若干危険かもしれません。

3着はショウナンハウル
現状の仕上がりで3着ならよく頑張ったと言っていい結果だったと思います。
まだまだ幼い面を見せていますし、身体の使い方としても物足りない印象でしたがそれでもなんとか競馬になったという辺りポテンシャル自体はあるように思いました。
キンカメ系らしく使っていきながら変わっていきそうな感じはするので馬装であったり馬体であったり細かい変化には気を付けておきたい一頭です。

4着のダノンスウィッチはもう一つ芝では終いに切れる感じがしないので芝では今後もちょっと苦労しそうな印象です。
とはいえ砂でも馬格があまりないので未勝利戦はまだしも上のクラスではどうかなというタイプかもしれません。

◎を打ったクイックバイオは6着。
4角までは良い感じに見えたのですが直線に入ってからの伸びが案外でした。
坂路でしか動かしていなかったので・・その点にもっと注意しておくべきでした。
如何せん現状のままだと牝馬限定戦でも苦労するかなぁという感じはします。

その他の気になった新馬戦の軽い振り返り

〇6月24日(土) 東京6R 芝1400m
ペース的には先行有利の競馬。
勝ったアスコリビチェーノの末脚は素晴らしかったと思います。
元々の背腹、測尺の期待通りの走りでした。
新馬戦には特に強いアスコルティの仔だけに2戦目案外ということもあるかもしれませんがパフォーマンス的にはかなり上を目指せるものがあると感じました。
余談ですが惨敗したコパマエチャンに関しては完全に砂馬だと思ったので砂で人気ないようなら馬券的にはちょっと面白そうです。

今週の気になる馬

◎将来性期待
・ギャンブルルーム(500万上位~OP級)
メンバーレベルがどうかも額面通りなら、新馬戦他馬の今後次第で評価上がる。
・アスコリビチェーノ(OP~重賞級)
1400mデビューをどこまで評価するか難しいものの実戦で見せたパフォーマンスは素晴らしかった。
今後距離が伸びてどうか気性面含めて注目。

〇未勝利戦注目
・ニシノクラウン
能力はある、噛み合えば。
馬券的にも狙い目
・ルージュスエルテ
次戦も人気はしそうだが能力的には未勝利を勝てるものはある。折り合い次第。

▲砂替わり魅力
・コパマエチャン
ダートならもっとやれていい。
・ギャンブルルーム
芝であれだけ走っただけにダートに来ることは無さそうですがもし出て来ることがあれば・・
・ダノンスウィッチ
現状砂の方がチャンスはありそう

※次戦危険かも?
・ポッドテオ
決め手があるタイプではない分勝ち上がりには時間掛かりそう
・ブルーミンデザイン
初戦結構仕上がってた分上積みどうか。
・ヴェロキラプトル
まだまだ課題も多い馬。


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