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養命酒POG2023-2024を振り返る

お久しぶりです、ミスター長嶋です。

「一年はダービーに始まりダービーに終わる」

毎年POGの度にこの格言を思い出します。

今週ダービーが行われ、来週になれば2歳戦がスタートするということで
昨年の指名を振り返っていきたいと思います。

背腹理論2年目の闘いとなった昨シーズンでしたが結果としては13人中11位と奮わず。
前年の6位から大きく順位を下げる結果になってしまいました。

昨年の本指名記事がこちら
https://note.com/nagasimakeiba/n/ne33bd450a083?magazine_key=md3659dbce0fc

とにかく今年の感想としては順調に進んだ馬がほとんどいなかったなというのが正直な所で、デビュー前に怪我をしたり、デビューしたと思ったら音沙汰が無くなったり、ここを勝てば重賞へみたいなレースで取りこぼしたり。

色々上手くいかなかった年でした。

そんなシーズンではありましたが今年も振り返ろうと思います。

指名馬一覧

1位指名 オルドヴァイ

4戦0勝 375pt

正直デビュー戦を見た時はもっとやれると思っていたんですけどね・・
どうも最後の200m辺りから詰めが甘いというか、兄プログノーシスのような切れ味には乏しい馬でした。。
噂によると疲れると自分でセーブしてしまう賢い馬らしいのでそういった面もあるのかもしれませんがもどかしい一頭でした。

流石にヴェルダは後ですか・・とも感じる結果ではありましたが
この結果を踏まえて今年の新理論を考えるきっかけにもなった一頭でした。

2位指名 チェレスタ

2戦1勝 730pt

もしもを語りたくなる馬。

チェルヴィニアを取るかチェレスタを取るか。
結果的に今年の運命の分かれ道でした。

デビュー戦は夏の福島で結果としては3着に敗れたものの内容としては悪くなかったですし次で勝ち上がるだろうと思っていた矢先に骨折。。
戻ってきたのは桜花賞の1週後の阪神開催でした。
まだまだ荒削りな競馬ではあったものの、後にオークスで5着になった
ランスオブクイーンを負かしての勝利で能力の高さは再認識出来る結果でした。
それだけにあの夏骨折しなければ・・・やっぱり思ってしまいます。

個人的に秋の秋華賞は適性条件のレースだと思っているので夏血統柄得意そうな洋芝で賞金を稼いで、POG期間では果たせなかった活躍を秋以降は見せて欲しいと思っています。

3位指名 シュバルツクーゲル

4戦1勝 2770pt

今年の数少ない希望だった一頭。

デビュー戦を中山で勝利し2戦目は人気こそなかったものの東スポ杯で2着。
順調にクラシックには乗ってこれるかなと翌年の飛躍を楽しみにしていたのですが、弥生賞で5着に敗れ皐月賞の優先を獲れなかったのが響き、皐月賞は賞金19番目で除外という結果に。
皐月賞が前残りの競馬だったことを思うともしかしたら見せ場の一つくらいはあったのかなと、、贔屓目かもしれませんが思ってしまう部分はありました。
そしてその後スライド出走した青葉賞は10着で終戦。
結局成長としてはクラシックには間に合わなかったというのが正直な所ではあるのですが間違いなく良い馬を指名したとは今でも思っています。

今後のキズナ産駒を指名する際の一つの礎になるようなそんな一頭だったと今では思っています。

4位指名 ミエノジュピター

1戦1勝 720pt

???「ミエちゃん、今日は主役ちゃうよ。お~ん。」

当初は6月デビューも噂されていた馬が結果的には10月デビュー。
しかしその新馬戦で見事勝利し、先が楽しみだなぁ、赤松賞でも出るのかなと思っていたのですがそのまま音沙汰なくゲームセット。

おそらく怪我なのかなとは思っているのですがなんともまあ・・
お口あんぐり以外の感想が出てきません()

本物のミエちゃんよろしく厩舎からライブ配信とかしてくれてもええんやで・・?

5位指名 カーメルタザイト

3戦1勝 1190pt

デビュー戦の印象的には地味な内容ながらも勝ち上がり。
さあもう一つ勝ってクラシックへと思ったのですが、その後はメリオーレムが立ちふさがり3着5着で終戦。
正直陣営のローテや騎乗の内容にも不満が残る部分があり不完全燃焼な感は個人的には否めませんでした。
内回りがあまり得意ではなさそうな走りにも関わらず2戦連続で内回りのレース選択、2戦目3戦目共に直線では希望のない位置取り。
もちろん現状の馬の実力といえばそうなのかもしれませんがもう少し走れても良かったんじゃないか・・?と思う部分は正直あってもやもやが残ったままシーズンを終えました。

先々は良くなりそうな馬という感じもあるので夏以降の成長に期待して見守っていたいと思います。

6位指名 レガーロデルシエロ

6戦2勝 2254pt

今年なんだかんだ一番楽しませてくれた馬でもあり一番惜しかった馬だと思っています。

2戦目で勝ち上がりもう一つ勝てばNHKマイル辺りは考えられそうかなと思っていたのですがそこからの2勝目が遠かったです。
唯一重賞に挑戦したきさらぎ賞こそ厳しい結果でしたが
1勝クラスで少差の2着に敗れた時の相手がジューンテイクにユキノロイヤルと後に重賞で馬券になっている馬が相手だったのでもう一つ勝てていれば
この馬も重賞で勝負になる場面はあったんじゃないかと思っています。
5月の東京で2勝目をゲットできましたしこの牝系なので、、古馬になってからの飛躍を期待したいです。

7位指名 アルーリングタイム

2戦0勝 110pt

この順位辺りから狂い始めます

デビューこそ早かったのですが2戦目の後骨折しそのまま期間内には戻ってこず。。
う~ん・・こういう指名はやっぱりアレなのか・・と思わされる結果でした。

8位指名 オーデンヴァルト

0戦0勝 0pt

ずっと脚元とにらめっこしている間に期間は終わったというかかなり早い段階で3歳夏デビューが伝えられました。

順調そうに見えた馬だったのですがまさかこうなるとは・・難しさを改めて感じる一頭でした。

9位指名 ティールサファイア

0戦0勝 0pt

ジュエラーは今年も輝かず。。

今年の戦線離脱第一号でした。
この血統だけに無事に競馬場に来てくれればと思っていたのですがそれも叶わず。
繁殖になるようであれば頑張って欲しいなと思っています。

10位指名 フレミングフープ

2戦0勝 290pt

デビュー戦は敗れたものの内容としては凄まじく
「これは良い馬引いたなぁ」
と思っていたのですが2戦目でまさかの9着。
その後放牧で期間内の勝ち上がりは叶わず終戦。

いや~もどかしいの一言に尽きるというかなぜ?という気持ちが強い一頭でした。
ポテンシャル的にはやっぱり申し分ないものがあると今でも思っていて、実際戻って来てからの調教でも素晴らしい時計を坂路でもコースでも連発しているのでメンタル面なのかなぁ・・と思わずにはいられない馬です。
そのために長い放牧を挟んだと思いたいですし、まだ秋は間に合うぞってこれからも応援したい一頭です。

11位指名 プルーヴンウィナー

2戦0勝 0pt

指名前に剥離骨折の情報はあったもののなんとかなるだろうと思い指名したのですが、、順調に調教を積めなかった影響が出ているなと感じる一頭で
あの時期の頓挫は思っているよりも大きいんだなぁと思い知らされました。

12位指名 カルデナール

3戦0勝 0pt

ダイワスカーレットは中々厳しいですね・・という感想しかありませんでした。

まとめ

2~6位は勝ち上がっておりそれなりに成果は出たのですがPOG期間の大物が居なかったことと7位以降は様々な頓挫があり色々と噛み合わない年でした。
ただそれでも今年に繋がる発見や考え方もあり肥やしに出来る部分は個人的にはあったのでこの結果から得た物が2024-2025シーズンに活きてくれればいいなと今は思っています。

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