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【背腹理論】7/16,7/17新馬戦見解【せばら三四郎】

こんにちは、こんばんは。
せばら三四郎です。

昨年は歩き理論、略してアルキロと題した記事を新馬戦の始まる6月~2月くらいまで投稿していました。

今年も身内のPOGに参加するにあたって新しい理論、背腹理論を導入してみました。

背腹理論とはその名の通り競走馬の背と腹の形からその馬の能力であったり個性を見抜くことが出来るのではないかという理論です。

今年も昨年のアルキロ同様基本的にはシルクR、サンデーR、キャロットFの馬を取り上げる予定です。

また他にも気になる馬や注目馬がいれば取り上げようと思っています。

昨年のアルキロ同様、素人の個人的な見解なので参考程度にというか
参考にしなくていいです←

読み物くらいの感覚で触って貰えればありがたいかなと思っています。

背腹理論の評価はS~Eの6段階で
S:G1級(世代トップレベル)
A:OP勝ち~重賞級
B:1勝勝ち~OP上位級
C:1勝クラス好走級
D:未勝利脱出級
E:未勝利級

あくまで目安ではありますがこんな感じで分けています。
基本的には1歳時の写真を見ての評価です。
2歳時の写真を確認出来た馬については2歳になってどう変わったのか触れていきたいと思っています。
ざっくりですがB評価以上は期待馬という認識で良いです。

今年は今週のイチオシという形で一頭だけ馬券で買ってみたい馬を取り上げてみます。

ただ馬券は自己責任なので、、その点はお願いしますm(__)m


背腹評価一覧

7月16日(土) 福島5R 芝1800m
ヤングローゼス   背腹C
7月16日(土) 福島6R ダート1150m
該当馬無し。
7月16日(土) 小倉5R 芝1800m(牝馬限定戦)
ウインターズテイル 背腹C
7月16日(土) 小倉6R 芝1200m
該当馬無し。
7月17日(日) 福島5R 芝1800m(牝馬限定戦)
フェブランシェ   背腹C
メテオールライト  背腹C
7月17日(日) 福島6R 芝1200m
ペースセッティング 背腹A
7月17日(日) 小倉5R 芝2000m
ネアセリーニ    背腹S
マテンロウプラウド 背腹B
7月17日(日) 函館5R 芝1800m
キングスレイン   背腹C


7月16日(土) 福島5R 芝1800m

・ヤングローゼス(牡)
血統:父エピファネイア 母父エンパイアメーカー
厩舎:手塚厩舎
馬主:藤田晋
生産:ノーザンF
背腹評価:C(1勝クラス好走級)

〇血統
母系は薔薇一族のエピファネイア産駒。
母父のエンパイアメーカーとエピファネイアの相性まだ未知数も、少ないサンプルの中で同じ組み合わせのミツルハピネスは1勝クラスで好走、先日デビューしたレゾルシオンも新馬戦で2着と走る産駒が出ていることから個人的には問題無いと思っています。

〇馬体
背腹評価はC。
背中はまだ頼りなさがあり、背も少し長めの造り。
ただエピファネイア産駒に関しては背の長さは他の産駒に比べて瞬発力を損なう要素になりにくい印象が個人的にはあるのでそこまで問題は無いかもしれません。
トモの造りは大きく、爆発力がありそうです。
背中がやや頼りない分評価は下げましたが、成長次第で走ってくる馬だと思います。

〇調教
500kg近い馬体重の馬なのですが、調教での身体の使い方には柔らかさがあり、首もよく使えています。
併走相手と並んでからもしっかりと伸びているので気持ちの前向きさも感じる良い走りでした。
流石エピファネイア産駒という感じで、初戦から勝ち負け出来るだけの動きに見えます。

〇見解
背腹評価は程々だったのですが


7月16日(土) 小倉5R 芝1800m(牝馬限定戦)

・ウインターズテイル(牝)
血統:父リオンディーズ 母父ゼンノロブロイ
厩舎:吉岡厩舎
馬主:キャロットF
生産:ノーザンF
背腹評価:C(1勝クラス好走級)

〇血統
血統的評価は難しく、リオンディーズ×ロブロイという組み合わせもまだそこまで活躍馬が出ていない印象。

〇馬体
背腹評価はC。
募集時の画像では背はまずまず出来ているものの、少しバランスとしては長めの造りでした。
あまり切れる感じでは無いものの背腹のラインはそこそこ良いです。
また、青本で確認した近影では背もしっかりしていたので、元々の期待値よりも良くなってきた感じがあります。

〇調教
坂路を見るとやや首の高い走りに見えました。
促されてからはしっかり伸びていたのでパワーはあると思います。
実戦でどこまで芝で脚を使えるかはわかりませんが、仕上げとしては出来ていると思います。

〇見解
もう一つキャラクターが掴みにくい馬で調教を観てもわからない部分が多いです。
そこまで切れるイメージではないので、勝ち切るまではどうかも仕上がりとしては出来てそうなので一応馬券には入れておく感じでしょうか。


7月17日(日) 福島5R 芝1800m(牝馬限定戦)

・フェブランシェ(牝)
血統:父リアルスティール 母父クロフネ
厩舎:黒岩厩舎
馬主:キャロットF
生産:ノーザンF
背腹評価:C(1勝クラス好走級)

〇血統
兄弟には近年重賞での活躍馬も出ているように質の良い馬をコンスタントに出しているイメージのある母。
当馬は初めてのディープ系種牡馬のリアルスティール産駒。
兄妹的には芝でも砂でもというタイプではあるものの、母父クロフネの牝馬と考えると血統面は芝向きなのかもしれません。

〇馬体
馬体としては大柄な馬で1歳時で518kg。
背はもう少ししっかりして欲しい感じがするのと肩が狭くやや窮屈な造りに見えます。
ライン自体は悪くないですが、背はやや長めで個人的にはダートの方が良い造りだと思います。
芝だとやや厳しい感じでダートなら1勝クラス辺りでも勝負になる馬だと思っています。

〇調教
首はあまり使えておらず、まだ緩い感じの走り。
身体が使い切れておらず芝で切れる感じには見えないのでダートの方が良い馬だと思います。
この動きからは強調材料は見当たりませんでした。

〇見解
人気するようなら切ってみた方が良い馬かなと思います。
馬券的には砂替わりで狙いたい馬です。


・メテオールライト(牝)
血統:父リオンディーズ 母父アグネスタキオン
厩舎:萩原厩舎
馬主:シルクR
生産:ノーザンF
背腹評価:C(1勝クラス好走級)

〇血統
母のウインミーティアからはまだ大物は出ていないものの、なんだかんだ勝ち上がっており、それなりの馬を出す印象。
また、兄弟は全てキンカメ系で当馬もキンカメ後継のリオンディーズ産駒。
すでにエイシンフラッシュ、ルーラーシップで勝ち上がっていることを考えると当馬も血統的には問題ないと思います。

〇馬体
背腹評価はC。
背はやや長めの造りですがリオンディーズ産駒によくある感じの馬体でそこまで気にしなくていいように思います。
背中はもう少ししっかりして欲しい感じがありますが背腹のラインやお尻の形は悪くないです。
左前脚の繋ぎが若干怖いですが、全体の形を見ればそこまで悪い馬ではないと思います。

〇調教
首はあまり上手く使えている感じではないですが、リオンディーズ産駒に多い走りだと思います。
並んでからの動きはとても良く、気持ちの強さも見えました。
初戦から上位争いが期待出来そうな仕上がりに見えました。

〇見解
なんというか典型的なリオンディーズ産駒という感じで、初戦からいい勝負が出来そうに感じます。
気持ちも強そうですし、馬券的には良い印を付けて良い馬だと思います。


7月17日(日) 福島6R 芝1200m

・ペースセッティング(牡)
血統:父Showcasing 母父Fast Company
厩舎:安田隆行厩舎
馬主:シルクR
生産:ノーザンF
背腹評価:A(OP勝ち~重賞級)

〇血統
父グリーンデザート系で、現役時代は6F戦の重賞で活躍したShowcasingの仔。
当馬の血統表には欧州のスピード血統が詰め込まれている印象でザフォニックの3*4というきつめのクロスも持ち合わせています。
ポテンシャル的には高いものがありそうな血統で、速い芝よりはタフな芝に適性があると思います。

〇馬体
背腹評価はA。
短距離馬らしい造りで背中はしっかりしています。
切れよりは持続力という背腹のラインですが、短距離馬と考えればこれで良いと思います。
トモやお尻の形も良いですし、全体的に見たバランスも良いと思います。
一つだけ気になるのは左前肢の繋ぎが少し細く映る点で、走りに影響が無ければいいなと思っています。

〇調教
調教の動きそのものはコース、坂路共にパワフルでよく動けており良かったです。
当週追いの感じとしても初戦の仕上がりとしては充分だと思います。
ただ、若干追って味が無いタイプなのかなと個人的には感じたので追い比べになるようだと少し危ないかもしれません。

〇見解
動きとしては初戦から動ける状態だと思います。
ただやや追って味がなさそうな走りに見えたので他馬に出し抜かれる可能性はあるかもしれません。
能力自体は上位だと思うので馬券内には来ると思うのですが確勝までは言い難い気がします。

7月17日(日) 小倉5R 芝2000m

・ネアセリーニ(牡)
血統:父ハーツクライ 母父ストリートセンス
厩舎:高野厩舎
馬主:サンデーR
生産:ノーザンF
背腹評価:S(G1級)

〇血統
上二頭はディープ産駒で、兄のディアスティマは長丁場での活躍が目立った一頭。
当馬はハーツクライに替わって、適性的にはやはり長い所のような感じもします。
母系にマキャヴェリアン、ブラッシンググルームという血統を見るとシュヴァルグランとも少し似ている血統構成だと思います。

〇馬体
背腹評価はS。
もう少し背がしっかりしてくると更に良いですが、現状でもある程度は出来ています。
背腹のラインはとても良く、理想的に近いラインです。
トモ、お尻の形もとても良い形だと思います。
脚の付き方を見るとハーツクライ産駒らしい感じで、長く良い脚が使えそうな印象。
全体的に見た第一印象が良い馬と感じる馬体で、馬体的には走ってくる馬だと思います。

〇調教
5月の段階では併走相手をかなり気にする部分があってあまり良くないかなと思っていたのですが、当週の追い切りではそういった面が改善されたようにも見えました。
走りのフォームとしては坂路を見た感じでは首は少し高いかなと思いました。
コースでの時計を出していないので実際どれくらい動けるのかは未知数ですが、坂路の動きそのものは良いと思います。

〇見解
背腹評価は最高評価にしていますが、実際の動きを見るとやや気になる点もあります。
ポテンシャルは高いと思いますし、杞憂に終わるかもしれませんがコースで時計を出していないので実戦で案外ということもあるかもしれません。


・マテンロウプラウド(牡)
血統:父ドゥラメンテ 母父Danehill Dancer
厩舎:松永幹夫厩舎
馬主:寺田千代乃
生産:追分F
背腹評価:B(1勝勝ち~OP上位級)

〇血統
ドゥラメンテ×デインヒル、サドラーズウェルズというドゥラメンテの成功パターンとされている血統が詰まっている配合馬。
アスコルターレと似ている血統構成で、すでにある程度の実績はある組み合わせ。
血統的には走ってきていい馬だと思っています。

〇馬体
背腹評価はB。
黄本の2歳時の馬体写真を観ての判断なので他の馬とはやや評価の基準が違いますが、良い馬だと思いました。
背はしっかりとしていて、背腹のラインも悪くないです。
どちらかというと前駆パワー型という印象で肩回りの筋肉の発達具合が目立ちます。
そのため、平坦よりは坂のある条件の方が得意なのかなと個人的には思いました。

〇調教
残念ながら映像が無かったため割愛( ;∀;)

〇見解
小倉開催が合うかは疑問も、血統的なポテンシャルは高い馬です。
馬券には入れておいた方が良い馬だと思います。


7月17日(日) 函館5R 芝1800m

・キングスレイン(牡)
血統:父ルーラーシップ 母父ディープインパクト
厩舎:手塚厩舎
馬主:サンデーR
生産:ノーザンF
背腹評価:C(1勝クラス好走級)

〇血統
すでに活躍馬も出ているルーラーシップ×ディープインパクト。
この組み合わせは牡馬の方が走る血統なので、牡馬に出たのは良かったと思います。
母系にもサドラーズウェルズを持っていることから、タフな条件の方が合いそうな印象。

〇馬体
背腹評価はC。
背腹のラインそのものやトモ、お尻の形は悪くないです。
ただ一つ気になるのは背中がまだかなり頼りない印象で良くなってくるのはまだまだ先の馬かなと思っています。
成長して背腰がしっかりしてくれば走る馬だと思うのですが、現状でどこまでやれるかは未知数です。

〇調教
背腰がまだ頼りない印象なのですが、それでもこれだけ動けるというのは素質の高さを感じます。
まだ緩い感じはあるものの、走りそのものには迫力があり、最終追い切りの動きは良かったです。
思っている以上に初戦から動けても良いのかもしれません。

〇見解
本領発揮は古馬になってからというのは調教を見た後も変わらない印象なのですが、思っていた以上に動けていたので初戦からでも勝負になるかもしれません。
相手関係がどうかも、動きとしては素質は上だと思いますしもしここで勝てるようなら先々はかなり期待出来るだけのスケールがあります。
馬券的には扱いが難しいものの、この動きなら入れておいた方が良いと思います。


その他の調教から気になる馬

〇7月16日(土) 福島5R 芝1800m
ここはヤングローゼス以外に調教映像を確認出来た馬でピンと来る馬が居ませんでした。
難しいレースですが、ヤングローゼスが抜けてると考えて良いとは思います。


〇7月16日(土) 小倉5R 芝1800m(牝馬限定戦)
・マロンアルジャン
コースでの動きは未知数ですが、坂路では体幹がしっかりしていて真っすぐ駆け上がっていたので好感が持てます。
このレース、エピファネイア産駒が3頭出走していますが、その中では一番良いと思っています。

・フラッシングレート
まだ動きとしては少し緩い感じはしますが取り上げます。
血統的な楽しみが大きい一頭で、一発あっても良いと思っています。


〇7月17日(日) 福島5R 芝1800m(牝馬限定戦)
・プレジャークルーズ
まだ走りから幼さは感じますが、身体の使い方や走りの力感には良いものを感じます。
使って良化してくるタイプかもしれませんが初戦からでもある程度やれる仕上がりだと思います。

・マスキュリン
穴になりそうなワンアンドオンリー産駒ですが、身体の使い方は良いですし初戦から行ける仕上がりだと思います。
後は当日の馬体重が小さすぎなければ一発あるかもしれません。


〇7月17日(日) 福島6R 芝1200m
・レイカットスルー
調教での動きには迫力があり、身体もよく使えていました。
動きだけなら上位だと思います。

〇7月17日(日) 小倉5R 芝2000m
・セレッソデアモール
調教映像を見る限り身体の使い方がとても良く素晴らしい動きでした。
これで小柄だった場合は評価が変わってきますが、450kg程度もしくはそれ以上あった場合はかなり走りそうな予感があります。(測尺確認したのでおそらく大丈夫だと思います)
サマーセール出身ということで馬体写真も探して見てみたのですが、馬体の造り自体も相当良さそうに見えました。

評判馬達相手に一矢報いる可能性は充分ある一頭だと思います。


〇7月17日(日) 函館5R 芝1800m
・メモリーズオブユー
サンレイポケットと併走も遜色の無い動き。
あまり器用なタイプではないと思うので内枠では危険かもしれませんが、外枠でスムーズなら上位争い出来そうな一頭です。

・シルトホルン
併走相手(ウインルーティン、ハイグットゲット)も出走しているものの、当馬が楽に突き放していたことから一応取り上げます。
勝ちまでは想像しにくいもののそれなりに上位争いに入ってこれるように思います。

このレースは調教でもそれなりに動けている馬が多く難しいレースだと思います。
話題のヒラリもそれなりに良い動きですし、かなり混戦になるような予感がしています。


今週のイチオシ

セレッソデアモール

あまり話題にはなっていない馬だと思うので人気もそこまで無いかなと思います。
ただその割には馬の質、そして動きはとても良かったのでこの面子相手でも充分勝ち負け出来るだけのものは持っていると思います。

馬格的にもしっかりしていそうなので、小さいということは無いと思っています(願望

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