【歩き理論】8/14、8/15新馬戦見解【アルキロ】
こんにちは、こんばんは、ミスター長嶋です。
先日、身内のPOGに参加するにあたって
新理論として「歩き理論」略して「アルキロ」なるものを導入しました。
端的にどういう理論か説明すると、募集動画時点での歩きを確認してその馬が走る馬かどうかを見極めてみよう、という理論というよりか目利きみたいなことです。
そして今年は自分的に主要クラブ(サンデーR、キャロットC、シルクHC、社台TC)の馬の歩きを全て確認したので、せっかくだし結果を今後のためにも記録に残してみようと思ったのがきっかけです。
また他のクラブの馬はそんなに見れていないのですが、余裕があれば確認してここに書いておこうと思っています。
あくまで素人の見解なので、参考までに
というか参考になんてしなくて良いです←
まあ個人の見解をつらつら書いてるくらいで見てください。
ちなみにアルキロの評価は4段階で
◎:最高、文句の付け所なし。(重賞~クラシック級)
〇:水準レベル、普通に良い。(1勝~OP級)
△:悪くはないが気になるポイントあり。(未勝利~1勝級)
×:個人的には好きではない馬かな・・(未勝利級)
ざっくりこんな感じです。
目安としては〇以上がアルキロ的に期待値の高い馬です。
一つ一つが割と長めなので、印だけのまとめも作っています。
なのでとりあえず印はどうなの!!って思った人はそっちだけ見て貰えれば大丈夫ですw
調教映像を見た感想もGCで確認出来た馬だけ書いています。
良かったら参考にしてみてください。
※シルク関連の馬の動画が会員限定になったのでシルク馬に関しては
ややコメントが少なめになるかもです、すいません(__)
アルキロ印まとめ(+調教付き)
8/14(土)札幌5R 芝1500m
リンクスルーファス アルキロ△ 調教B
8/14(土)新潟5R 芝1600m(外)
シュガービート アルキロ△
スノーグレース アルキロ◎ 調教B
フロウィングダンス アルキロ〇
8/15(日)小倉5R 芝1800m
アレマーナ アルキロ×
8/14(土)札幌5R 芝1500m
・リンクスルーファス(牝)
血統:父ヘニーヒューズ 母父Running Stag
厩舎:手塚厩舎
馬主:シルクレーシング
アルキロ評価:△(未勝利~1勝級)
アジアエクスプレスの全妹。
全兄は朝日杯FSを制したように2歳~3歳の前半までは
芝の上位条件でも通用していた馬。
アルキロ評価は△。
体型的にはマイル辺りが良さそうに見えました。
歩きとしては後肢が硬くて狭い感じがしたので
本質的にはダートの方が向いている印象を受けました。
なので芝では少し足りないと思ったので△評価にしました。
ただ砂では上のクラスでも期待出来る逸材だと思うので
砂に替わってからが楽しみな一頭です。
血統的なポテンシャルは全兄が証明しているので
初戦から芝でも上位争い出来るとは思います。
8/14(土)新潟5R 芝1600m(外)
・シュガービート(牡)
血統:父ルーラーシップ 母父ネオユニヴァース
厩舎:池上厩舎
馬主:キャロットファーム
アルキロ評価:△(未勝利~1勝級)
血統については特筆することが浮かびませんでした(´Д⊂ヽ
ただ父ルーラーシップ母父ネオユニヴァースなので
今週想定される雨馬場には強そうな印象です。
アルキロ評価は△。
体型的には脚が少し長く見えるので中距離辺りが良さそうな印象です。
歩きとしては手先には柔らかさを感じるのですが、やや推進力を欠く印象で
そこまで良く見えませんでした。
体型的にもどちらかというと切れはあまり無さそうなタイプに見えました。
積極的に前に行く印象のある菅原騎手なので雨馬場で前に行って
持続力勝負になるようなら台頭出来る可能性はあると思います。
人気しないようならヒモ穴程度には入れておこうかなと思っています。
・スノーグレース(牝)
血統:父ドレフォン 母父サンデーサイレンス
厩舎:中館厩舎
馬主:シルクレーシング
アルキロ評価:◎(重賞~クラシック級)
※以前掲載したもののほぼ再掲になります。
何かと今年のアルキロで色んな目に遭っているドレフォン産駒ですが
僕の見た中ではこの馬が間違いなく一番良いドレフォン産駒でした。
基本これまでドレフォン産駒にはやや厳しめの評価が多めだったのですが
この馬は募集動画を見た時に一目で良い馬だと思いました。
母はバレークイーン牝系のグローリアスデイズということもあり
牝系の力は充分にある血統。
母父SSということもあり、瞬発力も充分補えるように思います。
ちなみにPOGの際にも指名しようかかなり悩んだのですが、厩舎諸々の関係で指名から漏れる形になりました・・w
アルキロ評価は◎
本当は映像を見返したかったのですが、シカタナイネ(゜-゜)
一見した時の印象としては
適性はマイル~中距離辺りまで行けそうなタイプに見えました。
歩きは少し後肢には硬さがあるものの、柔らかさや可動域は申し分なく
歩きの勢いもあり、全体の雰囲気として良い馬でした。
前走が取消で仕切り直しの一戦になりますが、
懸念は雨馬場と前走に比べると少し状態が落ちているように見える点です。
力を出せればこの面子でも充分勝ち負け出来るだけの能力は持っていると
思っていますが、前走よりも勝ち上がるには厳しい要素が増えたというのも事実です。
それでもアルキロ◎評価を付けた馬なので願わくば一発で勝ち上がって
欲しいと思っています。
・フロウィングダンス(牝)
血統:父モーリス 母父リンカーン
厩舎:上村厩舎
馬主:シルクレーシング
アルキロ評価:〇(1勝~OP級)
母のオーシャンビーナスは名繁殖クラフティワイフの牝系。
兄弟3頭は全て個人馬主の所有だったが、当馬はシルクでの募集。
これまではまだ活躍馬は出ていないものの、牝系のポテンシャルはあるので
いつ走る馬が出てもおかしくないと思っています。
アルキロ評価は〇。
体型的にはお腹周りがコロンとしており
モーリス産駒の特徴がよく出ている馬体。
適性的には無難にマイルは良さそうに見えました。
歩きとしては可動域、柔らかさ、バネいずれも及第点で悪くなかったです。
推進力がやや足りない面は気になるものの、全体としては〇評価を付けて
良いと思いました。
調教を積んで身体がどれくらい締まっているかがパドックで
注目しておきたい点です。
現状人気も6番人気とそこまで人気していないので
少し狙ってみたいなと思っています。
8/15(日)小倉5R 芝1800m
・アレマーナ(牝)
血統:父キングカメハメハ 母父フジキセキ
厩舎:松下厩舎
馬主:キャロットファーム
アルキロ評価:×(未勝利~1勝級)
母はリッチダンサー牝系のフロアクラフト。
競走馬時代はポテンシャルは感じたもののもう一つ大成出来なかった印象。
上二頭は父ロードカナロアで内1頭が勝ち上がり。
今回はキンカメで果たしてどうなるか。
アルキロ評価は×。
体型的にはマイル~中距離型。
歩きとしては可動域の狭さや硬さが目に付いて個人的には
あまり良く見えませんでした。
ただ以前デビューしたキンカメ産駒のスタニングローズ(アルキロ△)と
リアグラシア(アルキロ×)は共に歩きが硬いものの
問題なく走っていたのでキンカメ産駒に共通する特徴なのかもしれません。
体型的には切れもありそうに見えますし、歩きがキンカメ産駒特有の物だと
考えると充分走る可能性はあると思います。
基本的に以前見た時の評価をそのまま持ってきているので×評価と
しましたが、この馬も走るんだろうなぁと思っています(´Д⊂ヽ
調教評価(GC映像確認分)
調教についても観た感想をつらつら書いてみるようにしました。
アルキロの評価を書いた馬も調教は別でここに書くことにしました。
一応の評価もつけておきます。
A:確勝級
B:相手次第で勝てそう
C:もう一息
D:厳しい・・・
目安としてはB以上が新馬戦で1着を取れそうだなと思っている評価です。
(順番は五十音順)
アドマイヤザルミナ C
首の高さやまだ身体を持て余している感がやや目に付く印象。
素質そのものはあるように感じるが、まだ良くなってくるのは先の印象。
今回は様子見しておきたい。
アトランティス C
首はやや高めの走り。
3頭併せの真ん中だったが、まだ気合がそこまで入っていないようにも
見えました。
極端に悪いような所は無いもののもう一つ強調材料に欠ける印象。
オヤノナナヒカリ C
そこまで悪い面はないように見えるがもう一つ迫力に欠ける印象。
オーケードリーム C
前向きな気性が目に付く一頭。
この馬なりに身体を使えているように見えたので
初戦から動けるタイプだと思います。
能力には少し疑問符が付きますが
仕上がりの早さでどこまでやれるかだと思います。
サンディブリッジ B
川田騎手が直々に騎乗。
直線の加速はスムーズで良質なものでした。
走りのフォームのバランスも良さそうに見えました。
初戦から充分に動ける仕上げで上位争い濃厚の一頭だと思います。
スノーグレース B
外傷性鼻出血での取消からの仕切り直し。
前回の調教と見比べると今回は状態維持に努めたという印象。
フットワークは大きなストライド走法なだけに週末の雨は少し気になる。
取消になった前回がメイチの仕上げだとすれば今回は8割程度に見えます。
不安要素が今回は散見されますが、やはり能力だけなら上位レベル。
ただ前回の新馬戦よりは自信はやや薄いです。
スパイダーバローズ C
坂路での併せ調教。
坂路を駆けあがる動きからはパワフルさが感じられ好感が持てました。
ただ最終的に併走相手から遅れての入線になったのは少し気がかりです。
併走相手は2勝クラスのボンディマンシュというダート馬で、
坂路でもそれなりに動く馬だったとはいえ相手は馬なりで
こちらは一杯に追っていたので
やや物足りない内容だったように思います。
血統背景からも人気の一頭だとは思うのですが、少し調教内容としては良く思えなかったので他の馬から入る手もあるかもしれません。
タイセイエピソード C
少し口向きに課題を残す印象。
動きとしては極端に悪い訳ではないもののそこまで強調する程の動きでも無かったと思います。
改めて気になるのは口向きで実戦でも影響が出そうなので、個人的には少し様子見しておきたいと思っています。
ダンテスヴュー B
競馬界のボジョレヌーボーことクロウキャニオンの産駒。
今年は久々のキンカメ産駒で全兄のキラウエアはダートでOPクラスまで
行った馬だけに適性がどう出るかというのが気になっていました。
調教は芝コースでの併せ追い。
動きとしては新馬戦と考えると充分で、流石クロウキャニオンの仔だという動きでした。
ただ個人的には芝を走るには少し後ろが硬いようにも見えるので、
父ディープの産駒よりは芝の適性は落ちると思っています。
それでも2歳のこの時期の新馬戦でなら充分勝ち負けが狙えるレベルだと思いますし初戦は問題ないように思います。
デルマローレライ C
まだ遊びながら走っているという風に見えました。
動きとしてももう一つ強調点に欠ける印象で特筆するような点はあまり無いです。
ハヤブサウィッシュ C
芝コース3頭併せの真ん中。
走ることは好きそうなのですが、やや気持ちが弱い印象。
併せてからの動きがもう一つで最終的には後れを取ったので
ゴールしてから川俣騎手が肩鞭を入れる場面がありました。
なので、初戦向きというタイプではないように思いますし
今回は様子見するのが無難かと思います。
フィオリーカズマ B
CWでの3頭併せの最内。
動きからは力強さが感じられ、直線での反応も良さそうに見えました。
A評価にしようか悩んだのですが追い出してからの動きが自分のイメージ
よりも少し物足りなかったのでB評価にしました。
ただ、新馬戦の調教としては力は充分出せる仕上がりだと思いますし、
上位争い出来る一頭だと思います。
ホウオウプレミア B
ルメールが直々に乗っての調教。
首が気持ち使えていない気はしますが、そこまで問題ではないレベルだと
思います。
直線に向いて併走馬と併せてからの動きというのは
必要最小限の力でしっかり先着したように僕には見えました。
走りからしっかりとした強さ、素質を感じる一頭で
新馬戦はおそらく問題ないように思います。
如何せん小回りのルメールなので心配なのは枠ですが
内に入らなければ確勝級の一頭だと思います。
マイネルクリソーラ D
まだかなり重たいというのが第一印象で
蹴った力がもう一つ推進力に繋がっていないように見えました。
もう少し走りを覚える時間が必要に思います。
マテンロウボイス B
機敏そうなタイプで動き自体は良いです。
能力的にはどの程度か測りかねますが初戦から力は出せると思うので
仕上がりの早さでどこまでやれるかという所でしょうか。
新馬戦では買える一頭だと思います。
ラティツィア C
坂路での単走追い。
動きそのものからは勢いを感じますし、パワーもそれなりにあると思うの
ですが直感的に新馬戦を勝ち切るには少し足りない馬のようにも
思いました。
力は出せると思うのですが、頭まではどうでしょうか。
ラブストーリー C
首があまり使えておらずまだ手先だけで走っているような印象を受けました。
全体的に動きが小さくやや非力な感じもあります。
初戦向きの造りの馬だとは思うのですが、それでもやや厳しいように思います。
血統の力でどこまで来れるか。個人的には様子見したい一頭です。
リンクスルーファス B
コーナーでの動きを見るとやはり良い馬だなというのが第一印象で
直線に入ってからの伸びはやはり芝ではちょっと足りないかなというのが
正直な感想です。
追い切りの最後の辺りのフットワークなんかを見るとやはりダートの方が
良さそうに思います。
仕上がりそのものは良いですし、新馬戦の調教としては充分な動きだと思います。
持っているポテンシャルだけで勝ち切る可能性もある一頭だとは思いますが
個人的には芝で勝ち切るにはやや末が甘くなると考えています。
まとめ
今週はアルキロ馬よりも調教映像の方に豪華なラインナップが揃った印象。
アルキロの中からおすすめを挙げるなら馬券的にはフロウィングダンスが
面白い一頭だと思います。
調教からは個人的にはサンディブリッジはかなり良さそうに思ったのと
ホウオウプレミアは新馬戦は通過点に出来るレべルの一頭だと思います。
今週も好素材がかなり揃っているので新馬戦を一つ一つ
しっかり見ておきたいと思います。
今週も楽しんでいきましょう。
それでは。
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