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【背腹理論】6/24,6/25新馬戦見解【せばら三四郎】

こんにちは、こんばんは。
せばら三四郎です。

昨年も10月くらいまで新馬戦に関する記事を投稿していました。

今年は少し書き方を変えて、各レース毎にざっくり触れていくような形を取ろうと思っています。

新馬戦前の馬の能力判定方法として昨年から背腹理論というものを導入しています。

背腹理論とはその名の通り競走馬の背と腹の形からその馬の能力であったり個性を見抜くことが出来るのではないかという理論です。

今年はそこに測尺の観点を加えてより馬の特徴を掴めるのではないかと一味加えました。

ただ成果が出るかは正直わからないので・・w読み物程度に楽しんでいただくのが一番です←

一応個人的な予想印を各レース毎に載せておきます(一部歯抜けの印があるかも)

6.7追記)今週から予想自体は良馬場を想定して組み立てます。

主に取り上げた馬一覧

6月24日(土) 東京5R 芝1800m
ルージュスエルテ
サイレンスホープ
ミラキュラスドラマ
6月25日(日) 阪神5R 芝1800m
クイックバイオ
ブルーミンデザイン
ジーティームテキ


6月24日(土) 東京5R 芝1800m

まず取り上げるのは調教時計でも話題になっているルージュスエルテ
レッドジェネシスの半妹にあたる血統で、POGでも毎年名の上がる血統という印象です。
元々POGのリストにも入っていた一頭ではあるのですが、個人的に気になったのはこの血統の部分でハーツクライ×母父StormCatの構成が思った程走っていないという点でした。
ただ実馬としては背腹はとても良い形でかなり切れのありそうな中距離牝馬という印象。
測尺的には芯が入ってくるのはもう少し先かなとも思っています。
実際の動きを見ると首の使い方はあまり上手ではなさそうで姿勢はどちらかといえば高い印象を受けました。
ただ身体の使い方自体はとても柔らかくてエンジンが掛かってからの動きはかなりの迫力がありました。
まだまだ課題も抱えている馬かなとは思いますが、この身体の使い方を見ると見所十分ですし素質は高いと思います。
ただ如何せん国枝厩舎の初戦なので後方から末を伸ばすような競馬で取りこぼす可能性は結構ありそうな感じに見えます。

次にルメール騎乗のサイレンスホープ
セレクトセール当歳の高額馬。
これが2頭目の所有となる六井オーナー。そして管理が木村哲也調教師ということでファインルージュと同じタッグになります。
一つ上のヤングローゼスは現在未勝利。気性面の問題が目立ち去勢もされました。
上はエピファネイア産駒で当馬はリオンディーズ産駒ということで近親にあたる血統。
そういったことを加味すると気性面は気掛かりな配合かもしれません。
直前の調教は木村厩舎得意の3頭併せの真ん中。
目立つという訳ではないもののそれなりには動けている印象でした。
正直実際どのくらい初戦からやれるかは測りかねています。

続いて社台RHのミラキュラスドラマ
母系にゴールデンサッシュを持つエピファネイア産駒。
1歳時の馬体からはエピファネイアっぽさをあまり感じませんでしたが測尺そのものは社台としては走りそうな数字でした。
2歳5月時の写真ではトモの発達が目立ち、エピファネイアらしさが出てきたようにも思います。
ただ若干エピファにしては小柄な印象なのでどこまで馬体重が増えているかは気になる所。
元々の背腹の形としては中距離型の印象で、切れよりは持続。
背中自体はまずまずも、もう少ししっかりして欲しい印象でした。
動きとしては初戦であればこれで及第点だと思います。
ある程度前向きな感じもしますし動き的にはまだまだ余力を感じさせます。
わざわざ初戦から関東遠征を選択してきた陣営の自信も感じますしここでは中心の一頭かなと思っています。
あとは馬体重がせめて470kgあればより勝負出来る馬だと思います。

シルクRのデンティベスは元々指名リストでも比較的高い評価を付けていたモーリス産駒。
背中の出来が良く見えたこともあって背腹評価は高め。
自分のメモではなんかよく見えるモーリスという曖昧なコメントを残していました()
実際の動きを見るとモーリス産駒に多い気性難なタイプで正直ちょっと危ない感じはしています。
そこまで速い脚があるようには見えないので前に行ってどこまで粘れるかという所でしょうか。

ロジルーラーはセレクトセール時に個人的な馬体評価が高かった一頭。
あまりクラシック向きの印象を受けなかったため指名からは外したものの早い時期のデビュー。
馬体的な欠点は特にない馬で測尺的にも良い部類でした。
動き的には全体時計としてもう一つな感じはありますがそれなりに動けている印象です。
使ってから良くなるタイプかもしれませんが周りを見ると思ったよりはやれるかもしれません。

調教から気になったのはニシノクラウン
最初名前を見た時はサトノクラウン産駒かと思ったものの実はリーチザクラウン産駒。
血統的にはクラウンピース≒Seattle Songが面白くナスキロに富んだ馬。
動きとしては走りの身体全体が高い感じで小回りは良くなさそうな印象でしたが直線のストライドはとても良く如何にも東京向きな伸びを感じました。

個人的な予想印
◎ミラキュラスドラマ
〇ロジルーラー
▲ニシノクラウン
△ルージュスエルテ
△ポットデオ
☆エチャケナ

ミラキュラスドラマは馬体重次第。小柄だった場合は◎をニシノクラウンに替えるかもしれません。
ロジルーラーは元々評価を高くしていたので一応〇。
ルージュスエルテはやはり初戦の国枝厩舎なので予想的にはこの位置に。
ただ素質的にはあっさりがあっても良いと思います。
ポットデオ、エチャケナは調教時計から念のため押さえます。


6月25日(日) 阪神5R 芝1800m

毎年話題になる宝塚記念デーの阪神新馬戦。
今年は例年以上に少頭数になりました。
ここは背腹がわかる馬が少ないので手短な感じになってしまいますがご勘弁m(__)m

川田騎手騎乗のクイックバイオはブリックスアンドモルタル産駒。
先週緩さも残ったイーグルノワールも善戦したことから初戦向きな種牡馬と判断して良さそうです。
仔出しの良いアニメイトバイオの仔で牝系力もあります。
構成的にはフレンチデピュティがどう効いてくるか気になる所。
動きとしては坂路で併走相手のスカイロケット(2勝)と接触しながらも最後までしっかりファイトしており気持ちの強さ、そして体幹の強さを感じました。
血統的にもコンビ的にも初戦から信頼して良い一頭だと思います。

ダノンスウィッチは動きを見ると余裕があり能力は感じます。
ただ脚捌きを見ると砂の方が良いのかなという印象で芝だと切れ負けしそうな印象です。

ショウナンハウルは動きとしては正直物足りない感じです。
キンカメ系らしく使いつつのタイプかもしれません。

メイプルギャングは脚の回転を見るともう少し短い方が良い印象で1800mはどうか。

サンデーRのギャンブルルームに関してはサンデーにしては大きすぎるかなという印象でこちらも砂に行った方が良さそうかなというのが個人的な見解です。

時計だけで面白そうなのはブルーミンデザイン
芝ではラブリイユアアイズ以外あまり活躍していないロゴタイプ産駒ではありますがもしかするかもしれません。

最後に血統的に注目したいのはジーティームテキ
兄弟はそこまで走っていないものの当馬はRahy≒Barariを持っていることから日本の芝競馬への適性も感じさせる構成。
一発があってもおかしくはないように思います。

個人的な予想印
◎クイックバイオ
〇ジーティームテキ
▲ブルーミンデザイン

正直全然わかりません(゚д゚)
クイックバイオは信頼して良いと思うのですが、他はちょっとやってみないとわからない感じの馬が多いです。
マイルではスピードが足りなさそうだから1800mの新馬にという感じで持ってきた馬が多いように個人的には感じています。



おわりに(実質おまけ)

今週もおまけで他のレースも軽く触れます。
土曜日
〇東京6R
・アスコリビチェーノ
元々背腹評価高かったものの情報量が少なく指名回避した一頭。
動きを見るとまだまだ未完成ではあるものの非凡なスピードと併走相手を抜かせないガッツを感じるし伸びしろがあるタイプ、この血統で初戦から楽しみ。
〇阪神5R
・ピースラビット
穴っぽい馬ですが形良い。面子を見ると勝負になっても。
〇函館5R
・タヤスロンドン
如何にもなスプリンターで胸前◎。ここでは上っぽい。

日曜日
〇函館5R
・メイショウマサユメ
動き自体は良い。勝ち負け出来る。

今週の2歳未勝利

まだ数が少ないのでちょっとやります←

土曜日
〇阪神1R
ナムラエイハブがここでは一枚上か。
ショウナンマントルは右回りに不安。
ナムラエイハブの相手として
気性難でアテにはならないが走れば強いコンテナワールド
エートラックスは前走不利があって4着、それなりに今回も走れそう。
変わり身期待したいのはモアリジット。騎手が岩田望になってどうか。

日曜日
〇東京1R
ここはコラソンビートとオーキッドロマンスの一騎打ちと予想。
ブライトアゲインが能力的にはここに食い込む力はありそうだが鞍上がノリさんなのでどういう競馬になるか未知数。


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