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【背腹理論】8/6,8/7新馬戦見解【せばら三四郎】(おまけでダリア賞予想も)

こんにちは、こんばんは。
せばら三四郎です。

昨年は歩き理論、略してアルキロと題した記事を新馬戦の始まる6月~2月くらいまで投稿していました。

今年も身内のPOGに参加するにあたって新しい理論、背腹理論を導入してみました。

背腹理論とはその名の通り競走馬の背と腹の形からその馬の能力であったり個性を見抜くことが出来るのではないかという理論です。

今年も昨年のアルキロ同様基本的にはシルクR、サンデーR、キャロットFの馬を取り上げる予定です。

また他にも気になる馬や注目馬がいれば取り上げようと思っています。

昨年のアルキロ同様、素人の個人的な見解なので参考程度にというか
参考にしなくていいです←

読み物くらいの感覚で触って貰えればありがたいかなと思っています。

背腹理論の評価はS~Eの6段階で
S:G1級(世代トップレベル)
A:OP勝ち~重賞級
B:1勝勝ち~OP上位級
C:1勝クラス好走級
D:未勝利脱出級
E:未勝利級

あくまで目安ではありますがこんな感じで分けています。
基本的には1歳時の写真を見ての評価です。
2歳時の写真を確認出来た馬については2歳になってどう変わったのか触れていきたいと思っています。
ざっくりですがB評価以上は期待馬という認識で良いです。

今年は今週のイチオシという形で一頭だけ馬券で買ってみたい馬を取り上げてみます。

ただ馬券は自己責任なので、、その点はお願いしますm(__)m


背腹評価一覧

8月6日(土) 新潟5R 芝1800m
フェイト      背腹D
8月6日(土) 新潟6R 芝1600m(牝)
該当馬無し。
8月6日(土) 札幌5R 芝1200m
メイクアスナッチ  背腹D
8月7日(日) 新潟5R 芝1600m
ゴルデールスカー  背腹D
スズノハマヤ    背腹C
8月7日(日) 新潟6R ダート1800m
該当馬無し。
8月7日(日) 札幌5R 芝1800m
該当馬無し。


8月6日(土) 新潟5R 芝1800m

・フェイト(牡)
血統:父リアルスティール 母父Wiesenpfad
厩舎:矢作厩舎
馬主:藤田晋
生産:ノーザンF
背腹評価:D(未勝利脱出級)

〇血統
セレクトセールでも高値で取引されたリアルスティール産駒。
母系の読み解き方は難しいものの、欧州色の強い母系。
Darshaan,Danehill,Konigsstuhlとタフな印象のある種牡馬を母系に持っていることから個人的には上がりが掛かった方が良さが出るタイプだと考えています。

〇馬体
背腹評価はD。
馬格は不明ですが、背中は長めの造りで体型的には切れより持続型の感じがします。
トモやお尻の形は良いと思います。
まだ背中がそこまでしっかりしている感じがしないのと背腹のラインも平行気味でメリハリに欠くラインに見えたので個人的にはあまり評価出来ませんでした。

〇調教
調教では坂路でもコースでも良い動きを見せていました。
特にコースでは並ばれてからしっかり前に出る気持ちの強さも見えて良かったです。
調教的には初戦から充分走れる仕上がりに見えました。

〇見解
二週目の新潟の馬場次第で、先週のような前残りの場合は先行出来れば残せるかもしれません。
位置取りが後ろからになるようだとやや怪しいかなと思っています。
ただ面子的にノーザンF生産はフェイトのみなので相手関係としては手頃な感じがするのでここは馬券内は堅いのかなと見ています。


8月6日(土) 札幌5R 芝1200m

・メイクアスナッチ(牝)
血統:父ルーラーシップ 母父ディープインパクト
厩舎:武市厩舎
馬主:シルクR
生産:社台白老F
背腹評価:D(未勝利脱出級)

〇血統
母は切れ者ディープ産駒だったスナッチマインド。
全姉のダブルスナッチは短距離で未勝利勝ち。
上はかなり小柄な馬で、母父ディープの影響を強く受けていた印象。
当馬は体高的には上よりも小柄ですが、1歳時の馬体重は50kg近く重いのでそれなりに力はあるのかなと考えています。
余談ですが、ルーラー×ディープは牡馬の方が活躍馬が多い印象があるのでこの血統で牡馬が出たら個人的には注目したいです。

〇馬体
背腹評価はD。
シルクの写真は良く見せがちなので、評価が特に難しい印象があるのですが、ややトモ高な分背中がまだ頼りない印象を受けます。
背腹のラインはまずまずでそれなりに切れそうな感じには見えます。
また、トモやお尻の形は良いと思います。
繋ぎは短めですし距離的には短い所が合っているように見えます。
馬自体が良くなるのは先かなと思ったので少し厳しめの評価にしていますが質的には良いものがあると思います。

〇調教
調教映像は残念ながら無かったため割愛。

〇見解
調教映像が無いだけになんとも難しい所ではありますが、面子としてはそれなりに手頃な面子だと思います。
背腹の評価は若干厳しめになりましたが、素質自体はあると思うので案外勝てちゃうかもしれません。
後は当日の馬体重に注目でしょうか。馬券的には入れておきたい一頭です。


8月7日(日) 新潟5R 芝1600m

・ゴルデールスカー(牡)
血統:父モーリス 母父フレンチデピュティ
厩舎:大久保龍厩舎
馬主:サンデーR
生産:ノーザンF
背腹評価:D(未勝利脱出級)

〇血統
モーリス×フレンチデピュティという構成はどちらかと言えばダート向きなイメージです。
母や兄弟は芝での方が実績がありますが、当馬はどうなるか。

〇馬体
背腹評価はD。
背はもう少ししっかりして欲しい所で、ライン的にはあまり切れはないタイプで持続型の体型に見えます。
距離的には案外1400mの方が1600mよりも合いそうな感じがします。
兄弟柄馬格はどちらかといえば小さいのかなと思います。(あって430kg?)
お尻の形は良いですがややトモは体格通り小ぶりに見えます。
適性が読みにくいですが、今回の条件はあまり向いていないのかなと思っています。

〇調教
調教の動き自体は身体がよく使えていて動けている感じがします。
ただ小柄な馬だと思うのでこの動きで評価し過ぎるのは危険かなと思います。
気性的には初戦向きだと思いますが、少し力感に乏しいというのが正直な感想です。

〇見解
血統と馬体の適性がもう一つ噛み合っていない感じの馬で個人的にはあまり高い評価は出来ませんでした。
馬券的にはここは思い切って切ってみたいと思っています。


・スズノハマヤ(牡)
血統:父キンシャサノキセキ 母父アルムタワケル
厩舎:石坂厩舎
馬主:小紫嘉之
生産:社台F
背腹評価:C(1勝クラス好走級)

セレクトセール2021出身馬。

〇血統
何気に渋良い馬を出しているシルヴァーカップの仔。
全兄のルッジェーロは芝ダ兼用の活躍を見せており、当馬も血統的には万能タイプかもしれません。

〇馬体
背腹評価はC。
背は割と出来ている部類で気持ち少し長めではあるものの、背腹のバランスとしては悪くないです。
繋ぎはやや長めでダートよりは芝の方が合いそうな感じはします。
トモやお尻の形も悪くないですし、全体として見た時に平均点以上はある馬という印象でしぶとく活躍出来そうな印象を受けます。

〇調教
残念ながら調教映像無し。。

〇見解
新潟の芝1600mが良いかと言われると何とも言えないですが、それなりに走る能力はある馬だと見ています。
調教時計的にはそこまで目立たないですが、鞍上に川田騎手を配してきた辺りに少し期待感はあります。
人気をそこまでしないようなら・・まあ川田騎手なので人気しちゃうとは思うのですが、質的には悪くない馬ですし馬券的に入れておきたい良い一頭です。


その他の調教から気になる馬

〇8月6日(土) 新潟5R 芝1800m

・タイセイマイティ
馬格はわかりませんが、コースではしっかり身体を使えていて、首の動きも良かったです。
ウッドでの時計は相当出ていますし、坂路での時計も中々。
初戦から行けるだけの仕上げで450kgあれば本命にしたい馬です。
ノーザンF生産のフェイトをあっと言わせられるとしたらこの馬かなと見ています。

・ロゼル
まだ幼い感じも走りからは受けますが、能力は感じさせる動きです。
首があまり上手く使える感じはしないので外枠に入ったのも良さそうです。
小柄すぎなければ初戦から見せ場を作るかもしれません。


〇8月6日(土) 札幌5R 芝1200m

・セフィロ
ある程度身体は出来ていて走りもそれなりにしっかりしています。
欲を言えば終いもう少し伸びる感じは欲しかったですが、それなりに初戦からやれそうな雰囲気は持っています。

・テラステラ
名繁殖ステラリードの仔ですでに血統的には実績はあります。
ただまだ背中は頼りない感じがするので過度な期待は禁物かもしれません。
調教の動き的にもまだどこか緩さは感じます。
ただ動きの端々に走る馬の片鱗みたいなものを感じさせる所はあるので
実戦に行けばそれなりにやるかもしれません。


〇8月7日(日) 新潟5R 芝1600m

・ヒープパラドックス
まだ幼い面は見えますが、身体の使い方はとても良く見えました。
気持ちの面でも強さを感じる走りで、動き自体は初戦から走れる動きに見えました。
後は馬格がそれなりにあれば、充分この面子で上位争い出来るものは持っているように感じます。

・フォミルマジック
サクソンウォリアーの産駒でDanehillの3*4というクロスを持つ馬。
新潟競馬場の馬場状態が今週の雨でどうなっているかがわからないものの、もしタフそうな馬場なら血統的に出番はありそうです。
坂路ではやや口向きの悪さを見せたものの動きそのものはパワフルで良かったです。
コースでもしっかり加速ラップを踏めているので実戦でやれて良いものは持っていると思います。
あと馬体的には背腹のラインは良いのですが、やや右前は負担が来そうな形で脚元の不安はある馬かもしれません。


今週のイチオシ

タイセイマイティ

ヒープパラドックスと悩んだのですが、タイセイマイティにしました。

人気するとは思うのですが、調教の動きを見ると賭けてみても良い馬だと感じました。

フェイトに勝てるかどうかではありますが、充分頭を考えて良い馬だと思っています。


おまけ:ダリア賞予想

ダリア賞
◎ジョウショーホープ
〇フミサウンド
▲シルヴァーゴースト

◎はジョウショーホープ
非根幹巧者ミッキーロケットの産駒で新馬戦振り返りの時の評価も高くした一頭。
前走の振り返りはこちら↓
https://note.com/nagasimakeiba/n/n76064e05fa0c?magazine_key=m953f14a071fe#KaC26

今回も引き続き1400m条件で先行力があるのも◎。
枠的にもすんなり良いポジションが獲れそうですし、勝ち負けまで出来そうな感じがします。

〇のフミサウンドは新馬戦の内容が中々優秀で、新馬戦2着のイコサンもすぐに未勝利を勝ち上がれたことから能力的には上位と見ています。
やや小柄なことと騎手が武豊騎手から三浦騎手に乗り替わるのが若干気になりますがここは2番手評価に。

▲のシルヴァーゴーストは新馬戦の内容が強かったですし、ダリア賞の柴田大知騎手はここ2年続けて連対していることからコース相性も良さそうです。
余談ではありますがMr.ダリア賞と勝手に呼んでいるM.デムーロ騎手が今年は参加していないのが個人的には少し残念です(´・ω・`)

この3頭を中心に馬券は組み立てていきたいです。
また地方から参戦する注目馬のシテイタイケツですが、個人的にはこれはダート馬の造りだと思うので思い切って切るつもりです。




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