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【歩き理論】10/9、10/10新馬戦見解【アルキロ】(抜粋版)

こんにちは、こんばんは、ミスター長嶋です。

先日、身内のPOGに参加するにあたって
新理論として「歩き理論」略して「アルキロ」なるものを導入しました。

端的にどういう理論か説明すると、募集動画時点での歩きを確認してその馬が走る馬かどうかを見極めてみよう、という理論というよりか目利きみたいなことです。

そして今年は自分的に主要クラブ(サンデーR、キャロットC、シルクHC、社台TC)の馬の歩きを全て確認したので、せっかくだし結果を今後のためにも記録に残してみようと思ったのがきっかけです。

また他のクラブの馬はそんなに見れていないのですが、余裕があれば確認してここに書いておこうと思っています。

あくまで素人の見解なので、参考までに
というか参考になんてしなくて良いです←

まあ個人の見解をつらつら書いてるくらいで見てください。

ちなみにアルキロの評価は4段階で
◎:最高、文句の付け所なし。(重賞~クラシック級)
〇:水準レベル、普通に良い。(1勝~OP級)
△:悪くはないが気になるポイントあり。(未勝利~1勝級)
×:個人的には好きではない馬かな・・(未勝利級)

ざっくりこんな感じです。

目安としては〇以上がアルキロ的に期待値の高い馬です。

一つ一つが割と長めなので、印だけのまとめも作っています。
なのでとりあえず印はどうなの!!って思った人はそっちだけ見て貰えれば大丈夫ですw

調教映像を見た感想もGCで確認出来た馬だけ書いています。
良かったら参考にしてみてください。

今週は頭数の関係でアルキロ的に気になる馬のみ取り上げますm(__)m
アルキロ評価は全頭載せています。

※シルク関連の馬の動画が会員限定になったのでシルク馬に関しては
ややコメントが少なめになるかもです、すいませんm(__)m

アルキロ印まとめ(+調教付き)

10/9(土)阪神5R  芝2000m
ボルドグフーシュ  アルキロ×
ヴィンテージボンド アルキロ〇

10/9(土)東京5R  芝1800m
インダストリア   アルキロ〇 調教B
ヴァンドール    アルキロ△

10/10(日)新潟5R  芝1600m(外)
グランデレジーナ  アルキロ△
ジャスミンフローラ アルキロ△
レイフル      アルキロ△
ローゼシュティア  アルキロ△

10/10(日)阪神4R  芝1400m
アエリーゾ     アルキロ△
テキサスフィズ   アルキロ△

10/10(日)東京4R  芝1600m
グランプレジール  アルキロ△
フォレスクライト  アルキロ〇
ラスール      アルキロ△

10/10(日)東京5R  芝2000m
チェルノボーグ   アルキロ〇 調教C
バンブリッジ    アルキロ△
ファイナルアンサー アルキロ△

10/9(土)阪神5R  芝2000m

・ヴィンテージボンド(牡)
血統:父キズナ 母父ホワイトマズル
厩舎:西園厩舎
馬主:サンデーレーシング
アルキロ評価:〇(1勝~OP級)

母ヴィンテージドールの初仔。
母系にフェアリードール牝系持ち。
キズナ×欧州血統という構成で、タフな芝の競馬に向きそうな印象。

アルキロ評価は〇。

体型的にやや細身に映るものの、バランス自体は問題ない印象。

歩きとしては無難に良い歩きで、特に悪いと感じる部分は無かったので一応〇評価にしました。
ただスケール感はあまり感じなかったので程よくまとまっている印象です。

改めて考えると馬体が小さい分動きが機敏に見えたという面はあると思うのでやや割り引いて考えた方が良いのかもしれません。

血統的には阪神内回りの2000mという条件は向いている条件だと思いますし
初戦から動けるタイプの馬だと思うので、上位争い出来る可能性はあると思います。

10/9(土)東京5R  芝1800m

・インダストリア(牡)
血統:父リオンディーズ 母父ハーツクライ
厩舎:宮田厩舎
馬主:サンデーレーシング
アルキロ評価:〇(1勝~OP級)

ケイデンスコールの半弟。
上はロードカナロアでしたが、当馬は同じキンカメ系のリオンディーズ。
相性自体は良さそうな感じがします。

アルキロ評価は〇。

体型的にはとても瞬発力がありそうな馬体で、凄く良い形の馬だと思います。

歩きとしては後肢の可動域にやや狭さは感じるものの、キンカメ系らしいと考えればそこまで問題は無さそうで、全体的な身体の使い方なんかはかなり良さそうに思ったので◎評価を付けようかかなり悩んだのですが後肢の可動域が狭い分〇評価にしました。

POG指名の候補でもあったのですが厩舎に個人的にはあまり良い印象を持っていなかったので指名は避けました。

馬としてはとても走る雰囲気を感じますし、初戦は問題なく突破出来るくらいのものは持っている馬だと思います。


10/10(日)新潟5R  芝1600m(外)

・レイフル(牝)
血統:父ドゥラメンテ 母父クロフネ
厩舎:岩戸厩舎
馬主:キャロットファーム
アルキロ評価:△(未勝利~1勝級)

繁殖としてのポテンシャルの高さはすでに証明済みのシェルズレイの仔。
兄妹の中では初めてのキングマンボ系であるドゥラメンテ産駒。
母馬的には初戦から行けるタイプがバンバン出る血統なのですが、こと新馬戦には勝ち味が遅いドゥラメンテ産駒なので、どっちが出ているのか。

アルキロ評価は△。

体型的には、兄弟とはやや異なり背を長く見せるタイプでその点は中距離型のドゥラメンテの血が出ているのかなという気もします。

歩きとしては後肢の可動域は大きく前肢後肢ともによく出ているのですが、
如何せん背中が長めのタイプなので、少し割り引いて△評価にしました。

個人的にはどちらかというとドゥラメンテが結構出ているのかなという印象で、この血統に対して意外と初戦向きではないのかなと思っています。

鞍上が津村騎手なので、応援はしているのですが、正直危険な人気馬になりそうな予感は凄くしています。


10/10(日)阪神4R  芝1400m

・テキサスフィズ(牝)
血統:父ドレフォン 母父キングカメハメハ
厩舎:西園厩舎
馬主:シルクレーシング
アルキロ評価:△(未勝利~1勝級)

今年すでに重賞勝ち馬が出ているドレカメ配合馬。
ドレフォンの成功パターンとして今後も注目されそうな配合です。
当馬も母系にはポテンシャルのあるマンハッタンフィズを持つ牝系で血統的バックボーンは良い物を持っていると思います。

アルキロ評価は△。

体型的には全体のバランスとして脚を長く見せる体型で、今回の1400mという条件はとても合っている印象を受けました。
ただやや華奢に見える感じもあったので、その点は少しマイナスでしょうか。

歩きとしては後肢の可動域が狭く、全体としてはそこまで良くは見せなかったので△評価にしました。

ただ後肢の可動域が狭いタイプは短めの距離でこれまでも走ってきている印象があるので、今回の条件なら問題ないと思います。

適性条件だと思いますし、上位争い出来る一頭だと思っています。

10/10(日)東京4R  芝1600m

・グランプレジール(牡)
血統:父モーリス 母父ゼンノロブロイ
厩舎:堀厩舎
馬主:キャロットファーム
アルキロ評価:△(未勝利~1勝級)

先週は不発だったモーリス×ロブロイの産駒。
当馬は牝系に難しいリッチダンサーを持っており、一癖ありそうな印象。
リッチダンサー牝系の牡馬なので・・気性面がどうかは気になる所。
その点がクリア出来れば、ポテンシャルは高そうな血統です。

アルキロ評価は△。

体型的にはモーリス産駒らしいがっしりとしたシルエットで体型のバランスは良さそうに思います。

歩きとしてはやや全体的に重たい印象を受けました。
モーリス産駒全般としてこういった歩きをする馬が多いイメージではあるのですがこれが良いのか悪いのかまだ判断がついていないです。
個人的にはそこまで良く見せる歩きには思えなかったので△評価にしました。

先週G1を勝利した同じモーリス産駒のピクシーナイトの歩きと比較してみたのですが、ピクシーナイトも歩きとしては速くなくて、重い感じはするのですが脚の出方を見るとスムーズな感じがしたので、動きの重さよりも脚の出方の方が大事なのかもしれません。

当馬は脚の出方ももう一つ良くなかったので、重たいモーリスそのままのタイプかもしれません。
個人的にはやや割り引いて見守ろうかなと思っています。


・フォレスクライト(牡)
血統:父ディープインパクト 母父Street Boss
厩舎:萩原厩舎
馬主:キャロットファーム
アルキロ評価:〇(1勝~OP級)

母系的に欧州色の強いディープ産駒。
どちらかといえば中山みたいなコースの方で走る印象のある血統構成だと思います。

アルキロ評価は〇。

体型的には前を大きく見せるタイプで、前輪駆動型のパワー型タイプのディープ産駒なのかなという印象を受けました。
やや腰が頼りないのかなと思う感じのする馬体で成長でその部分が補われれば走ってくるのかなという感じです。

歩きとしては前肢後肢共によく出ていますし、動きも機敏でどちらかといえば良い印象だったので〇評価にしました。

不安な点としてはこの厩舎なので何かしら体質に不安があるのかな?とか考えてしまう部分はあるのですが、今年のディープ産駒の中では悪くない部類の馬のように思います。

初戦から信頼できるかというとどうかなという部分はあるので、馬券的には扱いに悩む馬です・・(´Д⊂ヽ
当日馬を見てみるのが一番良さそうに思います。


・ラスール(牝)
血統:父キタサンブラック 母父シングスピール
厩舎:藤沢和厩舎
馬主:シルクレーシング
アルキロ評価:△(未勝利~1勝級)

シャケトラの半弟。
ここまでキタサンブラック産駒を見ていると母系が米国型の馬よりも
欧州型の馬の方が走っている印象です。
当馬も母系にシングスピールを持つことから欧州型血統を母系に持つキタサンブラック産駒です。
改めてブラックタイドを見ても、母系に欧州型の馬の方が芝での活躍馬は圧倒的に多いのでそういった点でもキタサンブラックはしっかりブラックタイドの特徴を受け継いでいるように思います。

アルキロ評価は△。

体型的には背中が長めに見えるタイプで、持久力型なのかなという印象。
速い脚を使えるかという点では少し疑問符が付きます。

歩きとしては全体として見れば普通な印象だったのですが、後肢の可動域が気になったのと、あまりバネを感じなかったので△評価にしました。

王道のルメール×藤沢厩舎というコンビなのでこれでも走ってくるのかもしれませんが、あまり切れる脚を使えるタイプでは無さそうな当馬をルメールがどう乗りこなすかは気になる所です。

個人的には馬券に入れずに他の馬から買ってみる方が面白いかなと思っています。

10/10(日)東京5R  芝2000m

・チェルノボーグ(牡)
血統:父ディープインパクト 母父Ghostzapper
厩舎:藤原厩舎
馬主:社台レースホース
アルキロ評価:〇(1勝~OP級)

今年の社台RHの中で1口200万の最高募集価格馬。

これまでの兄弟も全てディープインパクト産駒。
兄妹で一番の活躍馬はギベオンで、G1勝ち馬こと出ていないものの
ポテンシャルは感じる社台期待の血統。

アルキロ評価は〇。

体型的には500kg以上ある全兄のギベオンと比較するとそれよりは小さくなりそうです。
また、脚を長く見せるタイプなので距離は長い方が良さそうです。
体型のバランスとしては背中を短く見せますし、中距離の切れ型なのかなという感じがしています。

歩きとしては、そこまで目立つような訳ではないですが、身体の使い方には流石の良血というものを感じますし、及第点を与えて良いと思ったので〇評価にしました。

5月生まれと遅生まれなので本当に良くなってくるのはもう少し先だと思っているのですが、初戦からどれくらい走れるのか注目したい一頭です。

・ファイナルアンサー(牝)
血統:父ハーツクライ 母父Super Saver
厩舎:手塚厩舎
馬主:キャロットファーム
アルキロ評価:△(未勝利~1勝級)

シアトルスルーを母系に持つハーツクライ産駒。
ハーツクライ自身がアウトブリードの種牡馬なので当馬の母のような
Northern Dancerの5*3という濃い目のクロスを持っていることは良いと思っています。

アルキロ評価は△。

体型的には脚が長く見えますし距離は合っていそうな感じはします。
ただもう一つ切れる感じではないかなという馬体なので、詰めはやや甘くなるかもしれません。
あと少し気になったのは右前脚の繋ぎがやや立ち気味に見えたのでその点は少しマイナスです。

歩きとしては、大きい歩きをする馬でそこまで悪くなさそうにも思うのですが、背中は少し長めですしあまり速い脚を使えるイメージが湧かなかったのでやや割り引いて△評価にしています。

ハーツクライらしさは前面に出ている馬なので後々には良くなってくる馬なのかもしれませんが、初戦向きかと言われればやや疑問符が付きます。

調教評価(GC映像確認分)

調教についても観た感想をつらつら書いてみるようにしました。
アルキロの評価を書いた馬も調教は別でここに書くことにしました。
一応の評価もつけておきます。

A:確勝級
B:相手次第で勝てそう
C:もう一息
D:厳しい・・・

目安としてはB以上が新馬戦で1着を取れそうだなと思っている評価です。

(順番は五十音順)

アイキャンドウィッ B
併走相手はおそらくシロニイ?だと思うのですが
坂路を駆け上がるフットワークには力強さがあり、併走相手に並ばれてからもしっかりファイトして先着。
新馬戦としては充分な動きだと思いますし、素質も感じました。
初戦から上位争い出来るだけのものはあると思います。

インダストリア B
3頭併せの真ん中。ルメール騎乗。
走るフォームの低さには好感が持てます。
外の馬に寄られながらもそこからグイっと前に出て先着。
気持ちの強さも見えましたし、これなら初戦から勝ち負け出来そうな感じです。

ショウナンアデイブ C
如何にもジャンボなディープという感じの豪快なフットワークで坂路の動きの迫力は中々のものでした。
ただ浜中騎手が一杯に追った上でのこの動きなので、評価としては少し難しいです。
走りから切れというよりは前で押し切る感じのディープ産駒なのかなという印象です。
大柄な馬だと思うので初戦向きではないように思いますが、これだけ追っているので初戦から勝ち上がりを目指した仕上がりにはなっていると思います。

チェルノボーグ C
福永騎手騎乗。
動きからは高い素質を持っている馬という感じが見えました。
ただまだ幼い面もかなりある馬で余所見したり、急に外に寄れたりとやりたい放題な印象です。
やはり良くなってくるのは先かなとは思いますが、ポテンシャルだけで案外通用する可能性は持っている馬だと思います。

フォーブス B
岩田望騎乗。
走りのバランスは良いと思いますし、最後まで集中して走れていました。
併走相手を置き去りにした走りには素質の片鱗を感じます。
正直動きだけならA評価を付けようかと思ったのですが、どうも小柄な馬のようなので、その点でやや評価を下げてB評価にしています。
初戦から力を出せる仕上がりだと思いますし、この動きを実戦で出せれば好勝負出来る一頭だと思います。

ルージュアルル C
コーナーで併走相手にぶつかられる場面がありながらも怯まずにほぼ同入で入ったのは好感が持てます。
やや右にもたれる癖があるのかなとは思いますが、動き自体はそこまで悪い訳ではないです。
ただ国枝厩舎の調教なので・・・割り引いてのC評価というのが正直な所です。
もう一つ勝ち切るまでのイメージは湧かないので、紐まででしょうか。

まとめ

今週も新馬戦になにかと話題の馬が多い印象です。

アルキロ的には怖い人気馬の方が多い印象ですが、インダストリアは充分勝ち負け出来そうな感じがします。
調教からは、アイキャンドウィッは面子的にも面白いと思っています。

逆にアルキロ的に危険だと思っている人気しそうな馬はレイフル、ラスール、ファイナルアンサーです。

今週はサウジアラビアロイヤルCにコマンドラインが出走することもあり自分のPOGとしても楽しみです。

今週も楽しんでいきましょう。


それでは。

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