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【背腹理論】9/3,9/4新馬戦振り返り【せばら三四郎】

こんにちは、せばら三四郎です。

土日の新馬戦をまとめて振り返りたいと思います。

背腹理論の結果と、気になったレースに関しては軽く振り返りたいと思っています。

改めて背腹理論の評価は6段階で
S:G1級(世代トップレベル)
A:OP勝ち~重賞級
B:1勝勝ち~OP上位級
C:1勝クラス好走級
D:未勝利脱出級
E:未勝利級

加えて前日調教からオススメした馬も少し触れる所は触れます。(その馬には調教の意味で調マークを付けています)

ざっくりこんな感じです。

それでは始めます。

背腹評価結果一覧

9月3日(土) 札幌5R 芝1500m
ブライトサイン 背腹C 7着
9月4日(日) 新潟5R 芝1800m
シエロエスティーボ 背腹C 2着
9月4日(日) 小倉5R 芝1800m
パンデアスカル 背腹D 4着


9月3日(土) 札幌5R 芝1500m

1着 サラサハウプリティ
2着 調アスクエピソード
3着 カイザーブリッツ
7着 ブライトサイン 背腹C

〇レース総評
クローバー賞と若干似ているラップ構成で馬場の悪化はあれど前の組が有利な競馬だったと思います。
その中で後ろから追い込んだマテンロウカノンは次走上積みがありそうですし、勝ち上がるチャンスもありそうです。

〇各馬振り返り
・サラサハウプリティ 1着
馬場の悪い内から差し切っての勝利は中々の内容だったと思います。
血統的にはダートの方が良さそうに感じますが、2歳のこの時期で牝馬なので現状芝もこなせるという感じなのかなと思っています。
馬っぷりは良いですし、上でも楽しみはありそうな馬です。
芝でもし通用しなかったとしても砂替わりも良さそうなので馬券的に覚えておきたい一頭です。

・アスクエピソード 2着 調教推奨
馬体重は470kgとしっかりしており、走りの内容としてもほぼ勝ちに等しい内容だったと思います。
走り方的にも小回りコースで良さが出そうなタイプで中央場所でも中山開催辺りは良さそうですし、能力的に未勝利勝ちは早い時期に期待出来そうです。

・カイザーブリッツ 3着
身体の使い方はもう一つに見えたのですが、前に行けばそれなりに頑張れるという感じでしょうか。
ただ展開に恵まれた感もあるので、次走は若干危険な一頭かもしれません。

・ブライトサイン 背腹C 7着

最後の直線で進路をカットされたのは直接的な敗因だとは思いますが、それ以上にまだ走りが物足りない感じがしました。
戦前の調教を見た時の懸念がそのままレースに出ていた感じで、もう少し時間が必要な馬かもしれません。


9月4日(日) 新潟5R 芝1800m

1着 調テンカノギジン
2着 シエロエスティーボ 背腹C
3着 コスモチプリア
10着 調ホウオウドラッカー 今週のイチオシ

ペース 38.5-33.7(-4.8)超後傾ラップ

〇レース総評
ラップ構成的には先行勢に余力はある展開だったと思うのですが、新潟らしい極端な瞬発力勝負になりました。
昨年で言えばルージュスティリアの新馬戦に似ている部分はあるのかなと思いますし、その時の2着は2冠牝馬のスターズオンアースで後方から追い込んでの競馬でした。
それを思うとこのレースで追い込んだ馬は高い評価をしても良いのかなと個人的には考えています。

〇各馬振り返り
・テンカノギジン 1着 調教推奨
調教の部分では馬券圏内はありそうだけどもう一声みたいな旨を書いたのですが、それでこれだけの走りをした訳ですから末恐ろしい馬かもしれません。
直線で最内が開いていたのでロス無く差してくることが出来たということは大きかったと思いますが、一頭脚力が違いました。
走り方を見るとまだ幼さがかなりある感じで、身体の使い方ももっと良くなってきて欲しい部分はありますがそれでもここで良い勝ち方が出来たというのは素質の高さの証明だと思います。

今年の新潟開催ではリバティアイランドの新馬戦が特に印象的でしたがこの馬も可能性という意味で言えば同じくらい面白い一頭かもしれません。

・シエロエスティーボ 2着 背腹C

正直良くなってくるのは先だと思っていただけに思っていた以上に走れたなというのが素直な感想です。
ラップの恩恵は大きく受けたと思いますが逃げて上がり33.7でしっかりまとめましたし、良い内容の競馬だったと思います。
次走は今回ほど展開は向かないかなと思いますが、上積みがある馬だと思うので次も楽しみな一頭です。

・コスモチプリア 3着
質の良いゴルシの牝馬という感じで小柄ながら最後までよくファイトしていたと思います。
走る気持ちが強いですし、真面目な馬で今後も好走出来る馬だと思います。

・ホウオウドラッカー 10着 調教推奨 今週のイチオシ

いやぁ・・・今週のイチオシにして結果的に1人気だった上でのこの惨敗。。やらかしました(´Д⊂ヽ

正直調教的にもここまで負けるのは想像していなかったですし、実際それが人気にも表れていたように思います。

何が悪かったのか直線を向いた時点でもう手応えが怪しかったですしどこか走りに集中力を欠いている感じにも見えました。
もしかしたら馬群を割るのが怖い馬なのかなという気もしたので大外から一気みたいな競馬の方が合っているのかもしれません。

素質的には良いモノがある馬だと思うのですが、まだ能力を発揮できていないという感じが強いので次走何かしら変わり身があると良いなと思っています。


9月4日(日) 小倉5R 芝1800m

1着 トーアライデン
2着 アウローラシエル
3着 調メイショウポペット
4着 パンデアスカル 背腹D

ペース37.9-35.5(-2.4)後傾ラップ

〇レース総評
前半は楽に流れたものの、残り800m辺りからのロングスパート勝負になりラスト1Fに関しては12.5と掛かった印象。
前で持続力のあるタイプの馬に一番適していたレースという風に考えています。

〇各馬振り返り
・トーアライデン 1着
血統を見ると近親にマルターズアポジーが居る血統で、なおかつ父はヴァイスリージェント系のマインドユアビスケッツ。
血統的背景からしても前で粘り込む競馬というのは得意な競馬だったのかもしれません。
とはいえ、戦前は想像もつかない大爆走でしたし、最後は差し返す根性も見せました。
前が残りやすい競馬であれば今後も注意しておいた方が良い一頭だと思いますし、父を考えると先々ダートでも面白い馬かもしれません。

・アウローラシエル 2着
こちらも勝ちに等しい内容の競馬。
血統的には父がダンチヒ系のアメリカンペイトリオット、母父は先日亡くなったゼンノロブロイということで切れよりは持続力の競馬に適性がある血統だったと思います。
今回と同じような能力が要求される競馬では勝ち上がるチャンスもあるかなと思います。

・メイショウポペット 3着 調教推奨
調教から推奨していた一頭。
戦前の予想では先行出来ればしぶといと思っていたのですが、後ろからの競馬で長く良い脚を使っての3着。
先行の方が有利な競馬だったことを考えれば上出来の内容で地力は見せた内容だったと思います。
未勝利は勝ち上がる力を持っていると思いますし、次走も注意しておきたい一頭です。

・パンデアスカル 4着 背腹D

勝負所で動ききれない部分はあったものの、福永騎手の好エスコートもあり4着。
正直内容的な評価は難しい所で、まだまだ緩さがある走りに見えました。
馬体がもう少ししっかり出来てからという馬だと思うので時間が掛かる馬かもしれません。

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