みずがき山自然公園キャンプ場
2020.9.19から2泊 晴れ(2日目の午前中のみ雨)
都心でもようやく夏が終わり、秋の訪れを感じるようになってきた。
秋は最高だ。設営で汗をかかない。虫が減る。うまいものが多い。紅葉がきれい。
1.キャンプ場を選んだ経緯
いつもキャンプを共にするJunGGG(元クライマー)のおすすめキャンプ場だったから。4連休で時間があるし、ちょっと足を伸ばそうということで決定。
2.アクセス
中央道でひたすら西へ。勝沼をさらに越え、須玉インターへ。
インターからは約1時間下道を進む。瑞牆山に近づくにつれくねくね山道が増える。
道中はこんな景色も。写真だとわかりにくいが、なんだかバリのウブドを彷彿とさせるような田園が広がっていた。
都心からはトータル3時間くらい。渋滞の状況によってさらに時間がかかる可能性も高い。わたしたちは5時45分に満を持して出発したが、渋滞にはまりキャンプ場に着いたのは10時手前になってしまった。連休は5時に出発しなければならない。
キャンプ場のすぐ近くに「みずがき山森の農園キャンプ場」という非常に名前が似たキャンプ場があるので間違えないように。
3.ロケーション
トップ画の通り、崖山ビューである。(わたしは小学生の時群馬に住んでいたのだが)妙義山もびっくりの崖山である。標高は1500mくらいあると思う。かなり高い。日が出ていると暑いが、やたら空気が冷たい。
4.受付
ここの受付は少し変わっている。場所を確保してから受付をする方式だ。
場所を確保してから受付棟で受付をし、紙のタグ(受付した滞在日付が手書きで書いてある)をもらう。タグにほっそい針金がついているので、タープ、テントのわかりやすい場所にくくりつける。管理人のおじさんが一応確認するらしい。
5.サイトについて
地面は芝生。オートフリー。轍なのか所々少しの雨ですぐにぬかるんでしまう場所もあった。キャンプ中は全く見かけることがなかったが、鹿が出没するらしく、彼らのうんちらしきものがたくさん落ちていた。匂いがするわけではないのであまり気にならなかった。
サイトは大きく2エリアに分かれている。受付棟・トイレ・水場があるエリアとないエリアだ。ないエリアといっても、受付棟・トイレ・水場はキャンプ場のほぼ中央に位置するので不便なことはなかった。
予約なしの早い者勝ちなので、サイトの端からどんどん埋まっていく。端が埋まると仕方なしに中央で場所を確保する人が出てくるという感じだ。
4連休だったからか大変混雑しており、朝8時過ぎには多くの人が場所を確保していた。午後に来た人は問題外だ。連休2日目、3日目から利用する人は、撤収をしている感じの人を見つけ出し、次に場所を使っていいか交渉し確保する、そんな光景がたくさん見受けられた。
6.水場・トイレ
水場・トイレはキャンプ場のほぼ中央にある。受付棟とトイレは同じ建物。トイレは綺麗で、洋式は便座があたたかい。男性は朝方のトイレ(大の方である)が混み合っていて列になっていた。
受付棟・トイレの写真がないので、傍にいたウシガエルの写真。
水場もきれいだった。水場は1か所しかないが、順番待ちすることはなかった。
7.お風呂事情
お風呂、シャワーはない。
2日目の午前中にキャンプ場から車で約25分の増富の湯を利用した。ラジウム温泉につかることができる。キャンパーやら地元民やらで午前中から混雑していた。
増富の湯に行く途中「日帰り温泉 みずがきランド」という看板を見かけたが、やっているのかどうかはわからない。
8.周囲の観光スポット、店など
言わずもがな瑞牆山が観光スポットである。クライマー、トレッキング、釣りなどなど…。キャンプ場から、でかいマットを背負って山に入っていく人をたくさん見かけた。彼らがどうやらクライマーらしい。崖から落ちてけがをしないように岩場の下にマットをひくとのこと。正直そんな危険を冒してまで岩に登る人の気持ちがわたしはよくわからない。
周囲に店はない。受付棟で多少の野菜、はちみつ、薪、氷、カップ麺などは購入することができる。(小さな食堂ではそばをたべることができる。)
最寄スーパーは須玉インターの近くまで行かなければならない。車で1時間弱かかる。最寄とはなんなのか。
9.その他
この季節だからか、とにかく日中と夜の温度差がすごかった。
日が出てる時間は、太陽が近いからか日差しが強く半袖のTシャツで汗をかくくらい。それが夕方くらいになってくると徐々に寒くなり、しまいにはもこもこの上着を羽織ってなお暖をとりたいくらいになる。自律神経がパニックを起こしそうだ。
朝方の写真。見てるだけで寒くなる。
防寒対策は入念に。
ごみはお持ち帰り
10.個人的な感想
かなり混雑していたが、良いキャンプ場だった。
しかし、1つ残念だったのはやたら声の大きいキャンパーが多かったこと。
3グループくらいのファミリーで集って、日中はクライミング、夜は大声でおしゃべりというような団体がいて結構きつかった。子供が騒ぐ声もたいがいだが、大人の大声(しかも話の内容がつまらない)は聞くに堪えない。今年度1番のやかましさだった。こんな山の中じゃなくて飲み屋でやってくれ。
わたしたちはいつもしっぽりとやっているのだが、自分もキャンプ場では大声を出さないように気を付けたい。
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