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十時愛梨のモバマスを振り返る Vol.03

十時愛梨のモバマスを振り返るnote、今回は第1回シンデレラガール総選挙の結果を受けて登場した[シンデレラガール]を見ていきましょう。

スライド3

密着取材で語った素直な心境

特訓前のロケーションは愛梨の自宅。シチュエーションですが、脱ぎ散らかした服もそのままに、お気に入りのぬいぐるみを抱きしめてベッドに転がるリラックスした姿を見せています。

 「えへへっ、プロデューサーさんっ!
  密着取材だなんて、なんだか緊張しちゃいますねっ!
  でも密着して何を撮るんでしょう…?
  あっ、試しに私とPさんで密着してみましょうかっ!」

 「シンデレラの素顔、ですか?ごろんって、むぎゅーって感じですっ!」

 「私、シンデレラの実感なんて全然ないんです!
  でも、これでもっともっとPさんと密着してお仕事できたら嬉しいなっ!」

と、シンデレラガールに選出された実感がない、という素直な心境を語っています。表情からも、それが本心だと思います。

Pとファンに初めて見せた涙

一方で特訓後の愛梨は、ステージ上でトロフィーを手に目を潤ませています。密着取材の時は「実感なんて全然ない」と語っていた愛梨が、これまで一度も見せたことがなかった涙を浮かべながら、言葉を詰まらせながらステージに立っている…その姿が印象的な受賞式でした。

 「私がシンデレラになれるなんて…すっごく嬉しいですっ!
  あのっ、感動で…えっと…グスッ…えっと…なんでしたっけ…
  あの…すっごく嬉しいですっ!感動で…あっ、胸がいっぱいですっ!」

 「Pさんにも、ファンの皆にもいっぱいありがとうです!」

「シンデレラガール」という称号自体には、特に何も感じていなかった愛梨がステージの上で感極まったのは、ファンの応援を直に感じたからでしょうか。称号は、称号でしかない。けれども、「シンデレラガール」という称号の中身は、沢山の人からの応援であって、愛梨の心を強く動かしたのは、その中身の方だった、というわけです。どんな場面でも、まずファンを第一に考えている愛梨らしい反応じゃないかな、と思います。

変わらない気持ち

そして、親愛度MAXになった時の愛梨の言葉が、こちら。

 「ふぅ…皆の前では緊張して喋れませんでした…
  やっぱり私はPさんがプロデュースしてくれなきゃ、ダメみたいですっ!」

思い出すのは初期レアでの、あの言葉です。

 「Pさん、あのプロデューサーと一緒に居れば
  トップアイドルになれると思うんですけど、
  ずっと一緒に居てもいいですか?」

Pと一緒にいれば、すごいアイドルになれる、と言ってアイドルを始めた愛梨。その愛梨が、シンデレラガールという一つの称号を手にしても、やっぱりPと一緒に歩いていきたいと口にしたのは、もっと上を目指したいという気持ちかもしれないですし、それとも、もっとPと一緒にいたいという甘えかもしれません。どちらにせよ、この愛梨の言葉があったからこそ愛梨とPは立ち止まらずに、シンデレラのその先の物語を紡いでいく…というわけです。


アイドルが何かを知らず、Pと出会って、一気にシンデレラガールになった様子はまさに「シンデレラガール」でした。その物語を描きつつ、さらに続く物語を感じさせてくれる[シンデレラガール]。この機会に振り返ってみてはいかがでしょうか?


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