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十時愛梨のモバマスを振り返る Vol.17

今夜は「オトナな愛梨」の第三夜、[はずむ花の湯]のお話をしましょう。今回のテーマはズバリ温泉です。

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愛梨と花舞う温泉へ

温泉に行くきっかけになったのが、こちらの事務所でのやりとり。そう、愛梨がPにおすすめした場所なんです。

[ホーリーリゾートナイト]のころから、「お仕事とは全く関係なく、プライベートでPとどこかへ行く」というシーンが、特訓前になることが多くなっていますが、「愛梨のおねだりをPが叶えてあげる」パターンと、今回のように「Pのために愛梨がオススメの場所に誘ってくれる」パターンがあります。おねだりするだけでもなく、誘うだけでもない。そんなバランス感は十時愛梨らしいところだなぁ、と思います。

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ゆったり、のんびり。十時愛梨の癒し。

「はぁ…ちょっと温まりすぎちゃった…。上がったら、ゆっくり休憩したいな~。Pさんと一緒に、春の風を感じて♪」

特訓前は見た目の通り、愛梨が温泉にのんびり浸かっているシーンです。Pは一緒には入っていないらしく、「Pさん、のぼせてないといいけど…。大丈夫かな?」とか「Pさんの疲れも、お湯に溶けちゃいますようにっ!」と、気にしている様子が見られます。温泉に連れてきただけじゃ終わらずに、とにかくPにはゆっくりしてもらいたい、という愛梨の心遣いが感じられます。


変わらない、たしかなもの。

特訓後は巫女服のような色遣いの和風衣装に身を包んだ愛梨が、春めく景色を高いところから見下ろすシーンです。

「初めて見るような、懐かしいような…切ない景色だけど…ステキ…」

と、いつだかの海の家で言っていた「楽しくて、ちょっと気だるくて、幸せで!」と似たような響きを感じます。どうやら愛梨は、正反対のものごとが同居するような、そういう光景に心を惹かれるのかもしれません。

そして、親愛度MAX演出の愛梨は三連続でPへの想いを語ります。

「またいつか…Pさんと、この景色を見に来たいです」

「変わらないでいてほしい景色ですね。私たちの絆みたいに♪」

「ここにある自然みたいに、私ものびのびとアイドルとして育ってます。Pさんがいつも、大切に見守ってくれてますから」

この言葉を発している愛梨は、衣装もしぐさもデビュー当時の「かわいくて元気いっぱい!」という雰囲気とは全然違って、切なさとか艶かしさとか、もしくは堂々として落ち着いた雰囲気であったりとか、そういうものを感じさせる「新しめの十時愛梨」です。でも、「Pと一緒に歩いていきたい」「ゆっくりでも立派になりたい」という願いは、今も昔も変わらない十時愛梨です。

新しさの中にも、いつも通りで変わらない愛梨がいつもいる。初めて見るような、懐かしいような…と愛梨が表現した春の景色は、Pが見る十時愛梨と似ているのかもしれません。

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