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十時愛梨のモバマスを振り返る Vol.20

今回は2019年に登場した[カップオブラブ]についてご紹介したいと思います。といっても、同じ名前のものをデレステの恒常SSRとして見た方も多いのではないでしょうか。でも、見た目は同じですが、すべてのセリフが再収録されており、微妙に言動が違うんです。というわけで、今回はデレステとモバマスの間での違いについて簡単にお話したいと思います。

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カップケーキは何度でも。

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 「作るたびに、Pさん好みの味に近づいてる気がするんです。
  それとも、味覚が似てきたのかなぁ?えへへ♪」

デレステで味に関しては「じつはー…Pさん好みの甘さになってます♪」とのことでしたが、今回はさらに「Pさん好みの味に近づいてる」と言っています。前回よりも良いものを作ろうという、愛梨の自然体な努力と向上心が垣間見える一幕です。


プリンセスとは別の道を歩む愛梨

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 「Pさんみたいにいつも一番近くで守ってくれる人がいるから、
  優しく笑えるんですよ♪
  プリンセスも、アイドルも…愛梨も!」

デレステでは「じゃーん、おてんばプリンセス愛梨ですっ☆」とか、「アイドル愛梨とPさんのお話は、ここからが本番ですよね♪」と、アイドルかつプリンセスである愛梨、という前提で愛梨は発言していました。ですが、このモバマスでは、「プリンセス」と「アイドル」と「愛梨」という3つが、それぞれ独立してあるようにも見えます。

そして、デレステでは「まだ考え中のお話なので、この先は、私とPさん、ふたりで♪」と、Pに対して「愛梨と一緒にこの先のあらすじを描く」という役割を求めていましたが、モバマスでは「一番近くで守ってくれる人」という存在だと言っています。

ここから言えるのは、デレステでの[カップオブラブ]は、まだ先がないストーリーをPと一緒に描く、という面が打ち出されていたのに対して、モバマスの[カップオブラブ]は、プリンセスでもアイドルでもない、それを超えた存在に向かって走る愛梨を、Pには応援して欲しい、というメッセージが込められているんじゃないかな、と思います。

そう、プリンセスでもアイドルでもない、それを超えた存在というのは、昨日の[ほのぼの花歌]でご紹介した「何千年先も、みんなの心に残るような…そんなアイドル」のことです。進むべき道が決まった愛梨の決意と覚悟が、モバマスの[カップオブラブ]には込められているのです。


余談:あっ、スウィートシロップだ。

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シンデレラガールズ劇場の一コマ。右側が初期レアの衣装(スウィートシロップ)になっています。駆け出しのアイドルだった愛梨が第1回総選挙でのたくさんの応援を受けてシンデレラガールになった、その様子を描いているような、そんな気もします。


今回も端折った箇所についてはブログで書いていますので、よろしければどうぞ。


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