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十時愛梨のモバマスを振り返る Vol.02

十時愛梨のモバマスを振り返るnote、今回は2013年2月のバレンタインイベントに併せて登場した[スイートバレンタイン]を見ていきましょう。

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「トップシークレット」

「あっ、Pさん!
 見て下さい、私の手作りチョコレートケーキですっ!自信作なんです!
 あっ、これヒミツですっ!あぁっ!
 トップシークレットなのに見ちゃダメですよー!
 見なかった事にしてください!」

今回の愛梨は初っ端からフルスロットル。「見て下さい!」と言った数秒後に「見ちゃダメ」と、理不尽にPを振り回すところが印象的です。

特訓後も同じ調子でフリーダムにPを振り回します。

「はぁい!お菓子のお家ですよ!
 …これ食べていいですか?えっ、だめ!?
 でも、ケーキですよ…?食べられるのに食べられないんですか?
 食べられるお菓子のおうちに変更しましょうよーっ!」

Pに「食べちゃダメだよ」と言われての返事であることが伺えますが、Pが「(食べ物じゃなくてニセモノだから)食べちゃダメだよ」と言ったのを「(食べられるけど)食べちゃダメだよ」と勘違いしているのか、何だかドタバタした感じになっているところが微笑ましい場面になっています。

こんなふうに、勘違いであったりワガママであったり、もしくは天然ボケやイタズラで人を振り回してしまうのが愛梨らしさ。そして、デレステの[パンプキンパーティー]などでも出てくる彼女の魅力でもあります。

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「準備万端です」

「準備万端です! ほんとうです!」

特訓前ではケーキを手に、特訓後ではマイクを手に準備万端っぷりをアピールしています。十時愛梨の趣味は「ケーキ作り」。どれくらい慣れているかといえば、デレステの劇場でも完璧と語られているほど。

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まさに得意分野で勝負をしているわけで、その慣れが自信として現れているのがわかります。「準備万端」と言い切るのも納得です。

「限定あいり」

ところでこの愛梨、特訓後で親愛度をMAXにするとこんなことを言ってくれます。

「Pさん、今日だけ特別なプレゼントですからね!
 トッププロデューサーさん限定あいり、先着おひとり様ですっ!」

「限定」という言葉が出てきましたが、これ、愛梨はPによく使う言い回しの一つです。「Pさんにだけ」とか「Pさんには」とか、Pを特別扱いしてくれますが、その理由はきっと、前回のnoteで書いたとおり、Pがいてこそのアイドルだからなのでしょう。

また、メタ視点で見ると、[スイートバレンタイン]が登場したのは、初期のモバマスでも過酷と言われたバレンタインイベント。その中でもランキング上位に食い込んだ人だけが会うことが出来たのが、この愛梨。リアルにも「トッププロデューサーさん限定あいり」だったわけですね。

ちなみにこの「トッププロデューサーさん限定あいり」という発言は、デレステ版の[スイートバレンタイン]には出てきません。デレステでは恒常Sレアで「限定」ではないから、モバマス限定での言い回しになっているのでしょう。


Pを振り回す、ケーキ作りが得意、そしてPを特別扱いしている。愛梨を語る上でのキーワードが出てきた[スイートバレンタイン]。モバマスでは正直なところお迎えしにくいカードですが、こんなカードがあったんだ、と記憶に留めるだけでも愛梨への理解が深まるかな、と思います。

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