ドングル型DAC(スティック型DAC)

前記事でDAC(DAC/AMP, ヘッドフォンアンプ)に凝っているという記事を書いたが,ここではドングル型DACについて記載しようと思う.
尚,前記事で記載したように旭化成(AKM, AK——という型番)の音が好きなので,これから記載するのは旭化成のドングル型DACである.

①Lotoo Paw S2
AK4377搭載.個人的にはAKMドングル型DACの最高峰だと思う.音色が繊細で力強い.いま持っているドングル型DACの中では力強さがピカイチではないかと思う.尚,それでもHD650(300Ω)はiPhoneと接続する分には鳴らしきれず(単純に音量が十分に出ない).

②Fiio BTR3K
AK4377A搭載.厳密にはドングル型DACではないかもしれないが、ドングル型DACとして使用可能.この製品、何が良いかと言うと、Bluetoothレシーバー機能があり,iPhoneと直接接続せずとも使用可能.乗換が多い時などに付属のクリップで服に留めておけばケーブルがひらひらせず重宝する.Bluetoothの方がやや音域が狭いというか痩せた音のような気がする.直接繋いでやると音域は少し広がり、力強さが増す.しかし、それでも上記のLotoo Paw S2には劣る気がする.

③iBasso DC01
AK4493EQ搭載.この製品,何が良いかと言うと,軽い.本当に軽い.重さ僅か11g.端子がUSB-CかAのみ対応なのでiPhoneに使えないのが残念.あと、安い.この音色でこの安さはお値打ち.

④Shanling UA3
これだけ電流出力に変わってからの製品.正直とてもよく出来た製品で音質も十分だが、上記3つと比較して何となく曲が早い気がする.特にエルガー(Elgar)の「愛の挨拶(Salut d'amour)」の始まりを聴くと明らかに感じる.自分だけかもしれないと思っていたが,聴き比べを隣で聴いていた義母も何も言ってないのにすぐに気付いた.上記3製品の方がゆったりと始まる気がするし,これこそが旭化成のDACの音の一番好きなポイントかもしれない.

以上,4製品を御紹介した.
私の中で一推しはLotoo Paw S2である.
参考になれば幸い.

下記に購入用リンクを貼っておくが,iBasso DC01は割高感があるので,購入を検討される際は注意されたい.

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