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ジュニアオーケストラながさき

長崎市を中心に活動している小学生から高校生までのオーケストラ「ジュニアオーケストラながさき」。2005年に活動開始して以来、毎年定期演奏会を開催。長崎市民音楽祭など数々の演奏会にも出演し、2021年には長崎県地域文化賞を受賞をしています。
そんな今注目のジュニアオーケストラですが、団員が急激に減少しているのです…

ジュニアオーケストラながさきとは

2005年、長崎市近郊のヴァイオリン、チェロの指導者等によって設立された県南部で活動するジュニアオーケストラ。毎年定期演奏会を開催し、ながさき音楽祭、長崎歴史文化博物館のれきぶんミュージアムコンサート、長崎ブリックホールのラウンジコンサート、長崎市音楽祭にも出演している。弦楽器を学ぶ子どもたちにオーケストラを体験できる機械を提供し、オランダライデン市での公園を通じ、子どもたちによる国際交流を実現させたことにより、2021年長崎県地域文化賞を受賞した。

ジュニアオーケストラながさき公式Facebookより

毎年開催されている定期演奏会ではバイオリニスト「瀬崎明日香」さんをゲストに、バイオリンコンチェルトなど数々のクラシック音楽を披露。クラシック音楽だけでなく映画音楽やJ-POPなど幅広い音楽を演奏し、来場者を楽しませています。

ジュニアオケの団員減少

今注目のジュニアオーケストラながさきですが、現在「団員不足」という事態に直面しています。ジュニアオケに所属する方によると、小学生が1名、中学生が6名、高校生が4人とオーケストラとしての演奏が厳しい状態になっています。さらに3月に行われるスプリングコンサートを最後に卒業する方は3、4名…
残るメンバーは7人ほどしかいません。
7人で今までのようにバイオリンコンチェルトを演奏するとなると1パート2〜3人。ほぼアンサンブル状態です。

ちなみにジュニアオケの卒業生は卒業後、どのようにしているのでしょうか。

ジュニアオケの卒業生

ジュニアオーケストラながさきを卒業後、ジュニアオケで学んだことを活かし地域の合奏団で活躍している方も大勢いらっしゃいます。
ジュニアオケの卒業生の1人「村田静菜」さんは現在「長崎OMURA室内合奏団」でチェロ奏者として活躍しています。

上記の公式サイトによると村田さんは2007年から2011年の間ジュニアオーケストラながさきに所属し、アンサンブルの楽しさを知ったそうです。
その後は、「活水高等学校普通科音楽コース」「京都市立芸術大学音楽学部」を経て音楽をする仲間に刺激を受けながら多くのことを学び、卒業後は長崎OMURA室内合奏団に入団します。

村田さんだけでなくジュニアオケの経験を"今"に繋げている人はたくさん!
ジュニアオケで演奏することで夢の実現に繋げることができるかもしれません。

ジュニアオケ団員募集中!

ジュニアオケでは小学生から高校生までの弦楽器経験者を募集しているそうです。団員、公式Facebookによると募集内容は以下のとおりです。

募集内容 ヴァイオリン ヴィオラ チェロ コントラバス
応募年齢 高校生まで(弦楽器経験者)
楽器 原則として個人持ち
応募条件 4本の弦を弾けること ♯♭を正確に弾けること
オーディション 自由曲1曲
活動日時 毎週日曜日 9:30〜12:00
練習会場 長崎市立桜町小学校 地域・学校交流センター
応募方法 📞:090-9725-1578又は公式Facebookまで

公式Facebookなどから

弦楽器をやっている方はぜひ入団してみてはいかがでしょうか。
友達と一緒に入団する方も多いようです。1人では不安な方は周りの友達を誘ってみるのも良いかもしれませんね。

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