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客も期待値、店も期待値

「勝てねえなあ。」そう呟く帰り道。パチンコ・パチスロってどうしてこんなに勝てないんでしょうか。はぁ。しかし、ホールも必ず今日の収益をプラスにできるわけではないんです。
皆さんはパチンコ・パチスロに対してどんな向き合い方をしているでしょうか。どんな向き合い方をしていても必ず「期待値」という概念は存在します。例えば、アイムジャグラーEX-TP(6号機アイム)をチェリー付き+ペカったら1BET+ブドウ抜きした時の機械割は98%。それを1時間800G回した時の期待値は、

(800×3)×0.98-(800×3)=-48
-48×20=-960円となります。

設定1を売っている時の期待時給はマイナスとなるので、試行数を重ねれば重ねるほどマイナスになるのは合点がいきますよね。
お店が収益を上げる前提はこのマイナスの期待値です。当たり前ですが、お店にとってはマイナスがプラスになります。これを20台設置すれば、1時間あたりおよそ約2万円の収益を見込めるわけです。我々は1台しか打つことができませんがお店は数百台。一斉に掛け持ちできるわけですからそりゃあ勝てます。但し、期待値というのは絶対的ではありません。お店も期待値頼りなのです。しかし、期待値稼働をしていると分かるとおり、ブレが発生します。極端な話、これを1日12時間運用してもお店のプラスにならない事象もごくごく一部ですが考えられます。長くこの台を運用していくことでこの理論値に近づけていき、確実な収益にしていくわけです。
「期待値を〇〇円積んだのに負けた」と嘆いているそこの君。ホールは圧倒的な期待値で今日も営業しているわけです。それくらいで挫けるな!

P.S. 今日筆者も期待値を約2万円積んで負けました。その慰めにこれを書いたわけではないと言っておきます。くやしい。

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