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欠陥を突く攻略法について

パチンコ・パチスロの攻略法というのは、大小を問わずそのマシンの欠陥から産まれている。

例えば、古くはコピー打法(レバーをゆっくり叩くと前ゲームのフラグがコピーできる)や梁山泊による周期打法(当時のパチンコでは2〜3秒に一度大当たり乱数が選ばれた。そのタイミングをランプなどで視認し狙い打つ)などである。また、攻略法と言うといかがわしいものに感じるので、具体的に機械割(出玉率)を意図的に上げるものとする。筆者も初代北斗の拳でjacゲームに入る第三ボタンを押すタイミングを一定のところにすることによって継続させるという雑誌に掲載されていた攻略法を本当のものだと信じていた。その時、私は未成年だったので実際のホールで検証することはできなかった。攻略法と聞くと、多くのパチンカー・スロッターが胸を躍らせるだろう。昨今では、違法なものが流布し大きな問題となっている。そのため、「攻略法詐欺にご注意ください!」との但し書きを目にすることも増えた。では、このような攻略法は現在のホールに存在していないのだろうか。

攻略法は先に述べたように「意図的に機械割を上げる行為である。」そのため、パチンコでは捻り打ち、止め打ちなどはそれにあたる。パチスロでは、リザルト辞めがそれにあたるだろうか。パチスロで言うと多く見られるのはリザルト辞めである。リザルト辞めは主に6号機の中で大人気を博している絆2で多く見られる。他にも多くの機種でも見られるが、このようにリザルト辞めされる機種に共通していることは、ここで辞めることら期待値を最大化するのにふさわしいと言うことだ。つまり、この後数ゲーム回したとしてもプラスでメダルを得られる可能性が低いということだ。このリザルト辞め、初めは期待値を求めているユーザーのみに見られる現象かとおもったが、それがどうやらそうではないらしい。一般ユーザー(平打ち)の方、もここで辞めるではないか⁉︎ここまでくるとこれはメーカー側がその点を意識して作らなかったことな欠陥であるに過ぎない。せめて、一定時間経過で違う画面に戻るなどの措置があっても良かったのではないだろうか。

パチンコ・パチスロはユーザーがいかに気持ち良くお金を使わせるかと言うことに重きを置いたものである。細かい配慮の積み重ねがこの業界を懸命させることに繋がるのではないだろうか。

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