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浅倉樹々と、私

まえがき

皆様ごきげんよう。

先日の仙台公演を持って、“Hello! Project 2023 Winter 〜TWO OF US〜”の全公演が終了。つばきファクトリーは、チームBとしてアンジュルムとともに全国各地を回っていました。今回のコンサートが、樹々(浅倉樹々)にとっては卒業前最後のハロコンになります。本人のインスタグラムのストーリーを見て、改めて実感しました。考えるだけでも切なくて、胸が苦しくなってきます。受け止めきれない部分も多いです。欲を言えば、まだまだつばきファクトリーの一員として居てほしいです。でも、卒業は本人が今後のことを考えて決断したこと。心からのエールを送りたいなと思います。

さて、4月2日の卒業まであとわずかとなった樹々。私がハロヲタになるきっかけを作ってくれた樹々の卒業に対し、改めてしっかりと向き合う必要があると最近感じてきました。
あえてこの時期にしたためることによって、心の受け皿を作り、心置きなく送り出してあげられるようにしたいと思います。直前に書いてしまうと、悲しみでメンタルが崩壊してしまいそうなので(笑)
以前の記事と内容が被る部分も多いですが、暖かい目で見てください…


プロフィール

まずは彼女のプロフィールを簡単に見ていきたいと思います。

・名前の由来は、母親が“魔女の宅急便”を好きだったから

・ハロプロ研修生時代の同期に小野田紗栞、井上玲音(Juice=Juice)等がいる

・愛犬が2匹いる(チワワとマルチーズのミックス、ゴールデン・レトリバー)

・憧れの先輩は高橋愛、鞘師里保(元モーニング娘。)、田村芽実(元アンジュルム)

樹々はモーニング娘。のオーディションに2度落選したのち、ハロプロ研修生に加入しました。2017年のメジャーデビュー当時はロングヘアーでしたが、現在はショートヘアが定着しています。これは憧れの先輩である高橋愛にあやかったそう。どちらの樹々も尊いですねぇ。


出会い

以前上記の記事で述べたように、私がハロヲタになるきっかけは、間違えてつばきファクトリーのコンサートのチケットを押さえたことでした。それまでアンジュルムくらいしか見ていなかったのですが、つばきファクトリーの素晴らしいパフォーマンスに、一瞬で虜になってしまいました。清楚な女子が揃っており、統一感と安定感がありましたね。そのまま参戦してよかったなと、今でも心から思っています。

その中でも、樹々が特に目を引きました。美しく整った顔立ちは、まさに“和風美人”そのもので、“安定してカワイイ”という印象です。歌声は伸びやかで、力強さを感じました。聴いていると、今でも辛い時はパワーをもらえます。特に“アドレナリン・ダメ”の“やさしくされちゃったら揺らいじゃう”はめちゃくちゃカッコよかったです。

ダンスに関しては、綺麗さや華やかさと言うよりかは力強さ、気持ちを前面に出して踊っているという印象でしたね。つばきファクトリーの中でも、ダンスが魅力的なまおぴん(秋山眞緒)とはまた違った良さを感じました。パントマイムが特技ということなので、表現力に長けているのも納得できます。

サムネカッコよすぎでしょ…


卒業

卒業発表はまさしく“青天の霹靂”というべきでしょう。9月7日、その日の仕事が終わり、自宅でTwitterを開くと、“浅倉樹々は、来年の春をもって卒業します”の文字が映っていました。それを見た瞬間の気持ちは、正直よく覚えていません。ただ、魂が抜け落ちたかのように膝から崩れ落ち、頭が真っ白になりました。正気を失い、ただひたすら子供のように泣き続けました。これほど“推しの卒業”がショックだとは思いませんでした。

乃木坂46等のヲタクの友人が、メンバーの卒業の際にSNSでそれを惜しむ投稿をするのを目にしてきました。正直“そんな凹むことかよ”と思うことも多かったのですが、今はその気持ちが本当によく分かります。ハロヲタとなり、また樹々を推すようになってからわずか1か月半ほどだったので、なおさらかもしれませんね。

樹々はもともと動物に興味があり、自主的に勉強していたそう。春から芸能活動もしつつ動物専門学校に通うため、中途半端になってグループに迷惑をかけたくないということで、卒業を決意しました。愛犬の溺愛っぷりはブログ等でよく伝わってきますし、見ているこちらとしても微笑ましい気持ちになります。かつて飼っていたインコやパピヨン(犬種)が虹の橋を渡った際は、溢れんばかりの思いをブログに綴っていました。今でも読むと涙が出ます。

タケ(竹内朱莉)の場合もそうでしたが、樹々に関しても“夢を追いかけるため”の前向きな卒業です。決して後ろめたい理由ではありません。
自分と大して年齢の変わらない女性が、やりたいことに向かって前進しています。本当に素晴らしいことです。ヲタクとしては、彼女たちの夢を全力で応援し、背中を押してあげないといけない。これから続いていくであろう樹々の人生が豊かなものになることを、心から願ってやみません。


本気の姿

浅倉さんっていつもつばきファクトリーのことを思って活動してくださっているのがすごく伝わってきて。なので卒業された後は、その意思を継ぎたいっていうメンバーが増える気がしています。本当にアイドルの鑑のような存在で、すごく努力家なのに謙虚だったので、卒業された後も私たちに見せてくれた姿を胸に活動していくんじゃないかなって思います。
一部要約

こちらは総合カルチャーサイト“リアルサウンド”のインタビューで真琳(福田真琳)が語った内容です。もう、この言葉通りなのでしょう。真琳を含めたリトキャメ4人の活躍なしには、今のつばきファクトリーの勢いは出るはずがありません。その陰には、先輩のこういった姿も彼女たちの発奮材料になっていたんでしょうね。アイドルとして、現状に満足せず、常に成長を求める姿勢には心から尊敬の念を抱きます。

樹々は、腰椎椎間板ヘルニアで2度活動休止になりました。根本的には、一度ヘルニアを起こした椎間板が元通りに修復・再生することはないようです。アイドルというもの、時には曲に合わせて激しいダンスを踊ります。腰を含めた身体全体には、素人が想像もできないような負担があるでしょう。樹々自身も、時々腰痛を発症したり、忙しいスケジュールの合間を縫って治療に行くことがあったかもしれません。

それでも、ファンの前では何事もなかったかのように、私たちを魅了してくれていました。当たり前のことなんでしょうが、不安な表情は一切見せていませんでした。常に目の前のことに本気で取り組み、パフォーマンスにも本気で向き合っていました。真琳の言っていたように、樹々はまさしく“アイドルの鑑”だったんですね。


あとがき

記事を書きながらどんどん淋しさが増していきました。何度も手が止まり、涙がこぼれ落ちました。それほど樹々は自分にとって特別な存在だったんだなと、身に染みて感じています。ライブで樹々に出会えたこと、樹々が自分にとっての“推し”になり今まで応援してきたこと、樹々を愛し続けられたことを、心から誇りに思っています。

昨年の秋ツアーのサブタイトルは“Fomalhaut”でした。この言葉には、“秋に輝く唯一の一等星”という意味があります。樹々はまさしく、メンバーの中で一際輝きを放つ、私にとっての“Fomalhaut”だったのでしょう。つばきファクトリーとしての活動が終わったとしても、“Fomalhaut”は樹々です。誰が何と言おうと、絶対に変わりません。これからも、死ぬまでずっと応援し続けます。愛しています。

決してさよならは言いません。輝く未来へ、いってらっしゃい!

p.s.写真集は家宝にします

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