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ばくわら世代にfocus!④一岡伶奈編

まえがき

皆様ごきげんよう。

4月30日、“JAPAN JAM2023”が大盛況のうちに行われました。アンジュルムはSKY STAGEの一発目という大役を担い、“46億年LOVE”や“マナーモード”を熱唱。声を出せる環境だったこともあり、“次々続々”では“ターケー”の盛大なコールが行われたそうです。Instagramのストーリーで見たのですが、想像以上の凄まじさでした。感想を抱く以前に、ただただ圧倒されました…

さて、5月15日にはBEYOOOOONDS(以下ビヨ)が日本武道館公演を行います。私にとっては初の声出し現場、かつ初のビヨかつ初の武道館です。改めて考えるとすごいですね(笑)

そんなビヨを先頭に立って引っ張る一人が、ばくわら世代であるいっちゃん(一岡伶奈)です。つばきファクトリーのリーダーを務める理子(山岸理子)のように、重責を担う姿は本当にリスペクトします。

てなわけで、ばくわら世代記事の第4弾はいっちゃんについて書いていきます。過去の記事はこちらからご覧ください。

なお、私はビヨに関してはまだまだ初心者です。今回の記事は半ば備忘録のような意味合いもあるかもしれませんね。そして各ビヨヲタの皆様、色々教えていただければ幸いです。


ビヨとは?

いっちゃんの紹介の前に、ビヨがどんなグループか書いておきましょう。

語源は英語の“Beyond”からきており、“~を超えて”という意味があります。願いとしては、これまでのアイドルの既成の概念を超え、ビヨーンと自由に羽ばたいていってほしいというものですね。

また、ビヨは3つのグループが合わさって構成されています。いっちゃん率いる“CHIKA#TETSU”、くるみん(高瀬くるみ)率いる“雨ノ森川海”、みよ(平井美葉)率いる“Seasonings”から成ります。なお、今回は便宜上後者2グループの説明は割愛させていただきます。

CHIKA#TETSUの“CHIKA”はスペイン語で“女の子”という意味。また“TETSU”は日本語の哲学からとっています。ここからイメージされるのは“物事を深く考える女の子”というもの。心の奥底で考えていること、思っていることを存分にパフォーマンスに出してほしいという思いから名づけられました。

とはいえ、率いるのは鉄道好き(詳しくは後述)のいっちゃん。語源に“地下鉄”があるのは間違いないでしょう。“#”にも地下鉄の路線という意味あいがあると言われています。何とも“らしい”ネーミングですね。


プロフィール

それでは、いっちゃんがどのような人か見ていきましょう。

・メンバーカラーはライトブルー
・ハロプロ研修生加入前は、aaa東京校の受講生
・幼少期からジュニアモデル等として活動
・研修生の同期には牧野真莉愛(モーニング娘。23)、岸本ゆめの(つばきファクトリー)、加賀楓(元モーニング娘。)など
・目標の先輩は熊井友理奈(元Berryz工房)、鈴木愛理(元℃-ute)、植村あかり(Juice=Juice)

いっちゃんは2012年、モーニング娘。の11期オーディション最終審査まで進むも落選。翌月にハロプロ研修生に加入しました。その後はオープニングアクトなどを経て、2017年の研修生発表会でかむ(川村文乃)、るる(段原瑠々)とともにハロプロでのデビューが決定。2019年に“眼鏡の男の子/ニッポンノD・N・A!/Go Waist”でビヨとしてメジャーデビューし、現在に至ります。

このツーショットはたまらん

苦労人

あまり相応しい言い方ではないかもしれません。ただ、いっちゃんにはこの言葉が似合うように感じます。

いっちゃんは2012年11月、中学2年生のときにハロプロ研修生に加入しました。ただ同期で加入したまりあ(牧野真莉愛)は2014年9月、きしもん(岸本ゆめの)は2015年4月、かえでぃー(加賀楓)は2016年12月にそれぞれ正規メンバーへの昇格が決まりました。戦友が次々とステップアップするのを見送るその胸中は、察するに余りあるというほかありません。

2015年の実力診断テストでは、Buono!の“泣き虫少年”を披露。ダンスポイントが高いとの評価を受け、“審査員特別賞”を受賞しました。もともとエイベックスが運営するタレント養成スクールに通っていたこともあり、実力は申し分なし。ただ、なかなかデビューを勝ち取ることができない状況が続いていました。

2017年5月の発表会では、“結果が出なければハロプロ研修生を辞める”と相当の覚悟をもって臨みました。賞こそ獲れなかったものの、正規メンバーとしてのデビューが決定。このとき加入から約4年半が経っていました。そして翌月にはいっちゃんをリーダーとするグループの結成を目指すこともリリースされました。

ただ、この後もすんなりとはいきません。

デビューは決まるものの、詳細は1年ほど宙ぶらりんになった状態でした。結局は2018年3月、改めてグループの結成が発表。3ヶ月後にはメンバー、その4か月後にグループ名が決まりました。発表までは“いったいどうなっているんだろう?”とファンもいっちゃんも不安になったことでしょう。焦る気持ちがあったことも、想像に難くありません。

そういった時間も経験し、かつ研修生としての期間も相当に長かったいっちゃん。そんな彼女は”我慢強い”性格なのではないかと感じています。我慢強い人の特徴としてはいくつかあります。

一つは、地道な努力の必要さを理解していること。努力するだけでなく、時には耐えることも重要だということを心得ています。なので、思うようにいかなくても自省することを忘れません。

さらに、粘り強く物事に取り組めること。やるべきことをコツコツ続けられることも大きな強み。いっちゃんは日の目を見ない時期も長かっただけに、そういった時間が彼女の我慢強さにつながっているんでしょうね。


リーダー像

先述の通り、ビヨは3つの小グループから成っています。全体としてのリーダーは今日まで発表されていません。ビヨとして表舞台に出る際は、主にいっちゃんとくるみんが前に出ています。ただこの2人、まるでタイプが違うんです。

くるみんは、ライブのMCでも自ら積極的にマイクを握ります。トークも率先して行うなど、しっかりした一面が表れており、ある意味“リーダーらしいリーダー”といえるでしょう。ただいっちゃんに関しては、メンバーから“天然”や“雑”と評価されていたり、どこか抜けていてフワッとした感じが大きな特徴です。

くるみんもばくわら世代です

さやりん(江口沙耶)によれば、鶏肉を“ハトの肉かニワトリの肉か、どっちか分からない”なんて発言をしたこともあるんだとか(ちなみにエジプトではハト肉料理が有名)。あとはトンカツの“トン”が何なのか分からなかったり、星を見た際には“星初めて見た!”と言ったり…他にもエピソードはたくさんあるそうです。面白いですね(笑)

あまり自分から積極的に引っ張るタイプではないと思います。温かく仲間を包み込み、全体の和を大事にするという感じですかね。それでも仲間からは慕われており、いわゆる“愛されキャラ”的なリーダーと言えるのではないでしょうか。つばきファクトリーの理子、Juice=Juiceのうえむ(植村あかり)も天然なことで有名なので、同じような像を思い浮かべます。


鉄ヲタ

ハロヲタであればご存知かとは思いますが、やはりこれを語らずにはいられません。父親の影響で、子供の頃から鉄道が好きないっちゃん。本人も“電車の知識は一番だと思います”と公言するほどです。“山手線の駅名を全て言える”“東京メトロの色と路線名を全部言える”“車両の椅子の乗り心地を比べる”など、鉄道に関する様々な趣味や特技を持っています。

ちなみにいっちゃんが一番好きな列車がこちらのE233系。2006年より、通勤電車等としてJR東日本内で長らく活躍を続ける主力車両です。女性専用車が採用されていたり、つり革の高さが低めに設定されているなど、ユニバーサルデザインも多く採用されています。もしかしたら、女性にとって使いやすい部分が多いことがお気に入りの理由かもしれませんね。

椅子に関しては、“東急大井町線6000系の座席がナンバーワン”とこれまた公言しています。その甲斐あってか、2019年12月、“大井町線90周年記念アンバサダー”となりました。同月25日の記念日には大井町駅の一日駅長に就任。出発式にも出席し、駅構内や発車時のアナウンスなどを行いました。

こうやって自分の趣味や好きなことが仕事になるのは、いっちゃんにとっても嬉しいし知名度アップにもつながるでしょう。良いことしかないですよね。

ビヨとしても、鉄道をモチーフとした曲を今までいくつか発表しています。個人的には、我が地元である大阪の交通網を支え、関西人が愛してやまない阪急電車の歌をいつか出してほしいなあなんて思っています。それをいっちゃんが歌うシーンを生で見れたら、そりゃあもう感涙必至ですよ。

次はぜひ京とれいんに乗ってほしい

モデル志向

幼少期のいっちゃんは、アイドルよりかはモデルに興味がありました。雑誌のジュニアモデルなどとしても活動していたんだとか。2012年5月26日、国立代々木競技場第一体育館で行われた“GirlsAward”に足を運んだ際、モーニング娘。がオーディションの開催を告知していました。

ここで興味を覚え、家族の後押しもありオーディションを受験。落選するも、事務所から声がかかり、研修生として歩み始めました。

いっちゃんは憧れの先輩の一人に、元Berryz工房の熊井友理奈(以下熊井ちゃん)を挙げています。熊井ちゃんは2015年にグループが活動を停止したのち、タレント活動の他、その長身を活かしてファッションブランド“JETSET SOLO PLUS”のイメージモデルとしても活動。さらには洋服のディレクターも務めるなど、活躍の幅を広げています。

あくまで個人的な感想ではありますが、いっちゃんはスタイルが良く、身長も高い方です。さらにビヨとして活動する前には、2018年にファッションブランド“overlace”の企画にモデルとして参加した経験もあります。

やはりアイドルだけではなく、熊井ちゃんやりかこ(佐々木莉佳子)のように、モデルとしても活躍できることは十分考えられるのではないでしょうか。卒業後はアーティストの他、そちらの分野でも躍動する姿が見られるかもしれません。


あとがき

いかがでしたでしょうか。書きたいこと書いてたらめちゃくちゃ長くなりました。いやーまとまりがないですね。ちゃんと整理して書けるようになりたいものです。ただ、それはいっちゃんが魅力的であることの裏返し。きっと自分としてもまだまだ知らない魅力がたくさんあることでしょう。武道館でパフォーマンスを見られるのが本当に楽しみです。

そして珍しく次回予告をしておきます。
いっちゃんについて執筆したのなら、やはり次は雨ノ森川海を率いるくるみんを取り上げるしかないでしょう。こちらは後日公開予定です。お楽しみに(誰も待ってない)。

それではまた。

p.s.ちなみに私が一番好きな列車はJR東日本のE6系新幹線、好きな座席はJR九州の885系特急列車と近鉄特急“ひのとり”のプレミアムシートです。

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