今でこそ魚を犯人扱いしていますがね
昨日は長年水俣病に関わる緒方俊一郎医師と共に車を走らせ、県外の患者さんのところまで往復9時間の旅をしました。
到着するとご高齢の、上品なご夫婦が出迎え「わざわざ申し訳ありません」と恐縮され、こちらも恐縮。長年水俣病の症状を持ちながら暮らし、数年前にようやく認定申請しましたが、しかし「家族に認定患者がいない・漁業従事者がいない。症状は水俣病以外の病気が原因」を理由として県から棄却通知が届き、いま再申請をしようとしています。
診察を始める前に改めて、どういったところで育ち、どのよ