海について #5
タイトル「海については」cinema staffの名曲です。バンドの技術力の高さ、クオリティが高い曲。聴いてて気持ちいい。冒頭のギターリフから少しずつ増えてくるドラムやベースの音達。
特にドラムが気持ちいい。
色んな思いが込められてるし、彼らのキャリアでも転機になった曲。全然曲知らなかったけど、ムロフェスで2023年に初めて観た時は衝撃的だった。
うまく言葉にできなかった。
プレイリストを交換した内容の続きです。
ちなみに前回の記事はこちら
深夜の通話の際に心の奥の方にあった元カノ達の話をしたと思う。別れた理由や自分の中で大切にしていたパーソナル部分を話した。
拒否されて、少しずつ関係が苦痛になっていたことを話した。人に初めて話したと思うし、そんなことに悩んでたんだ自分。って気付かされた気がする。
この子の前ではウソがつけない。適当な理由を言ってその場を乗り切ろうとしても、本心じゃないとバレるし、ウソ言って違う伝わり方を、するのは嫌だ。
確実に自分の中で変化がでている。
それがいいことなのかはわからない。全て海のように受け止めてくれているような気がして心地いい。
でも、受け入れられるようになれるようになったのは最近なのかな。すごい弱い一面をたまにみせる。
きっと彼女もツラい日々を過ごしてきたんだと思う。
海のように大きい心を持ってるんだろうけど、全て水に流しているわけでない。
海の底の方に沈んで見えないだけだ。そんな一面が垣間見えてなんとも言えない気持ちになった。
それでも知ろうとしてくれるんだなって。
そんな彼女はプレイリストのアンサーをくれた。
作ってと言った訳ではないけど、渡した時から彼女も作ってくれるんだろうなって思っていた。
本当にして欲しいこと、言って欲しいことを言って欲しいタイミングで言ってくれる。
君は何者なんだ。これ以上僕の心を動かさせないでくれと思った。
初めての感情だ。
好きとか嬉しいだけじゃない何かだ。
そんなプレイリストに自分の好きなアーティストも入れてくれていて、世代が違うはずなのに自分が大事にしていた曲が数曲入っていた。
その話をしたことはない。
あぁ、この人は本物なんだなと思った。
僕のことを理解した上でこれを選んでるって。
また、違うテーマでもやってみたいな。
って思ったけど、冷静に手紙書くより、長文のライン送るより恥ずかしくて簡単にはできない。
話は変わってその日の夜のライブは寝不足と食事もあまり取れず参戦した。
参戦した際もカバンにキレートレモンぶちまけてズボンびちゃびちゃでリュックもサングラスも死んだ。
ごめんな友達。助かったよ。
確実に不器用な面が出てしまっていた。
なんでかわからない。メモリ不足の状態だ。
憧れのBUMPを目の前にして当時好きだった人を思って聴いていた曲が別の曲に聞こえた。
車輪の唄、メーデー、天体観測、虹を待つ人、記念撮影と好きな曲ばかりだ。
ライブ後のあとは電波がなくて彼女に早く今の気持ちを聞いて欲しかった。
同じことを言われた。
お前は俺かって思った。
1人でライブに行くことが多い。
感想は文字で書くものって思ってた。
聞かれると言うより溢れ出た気持ちをTwitterやインスタに書いていた。
求められて感想を言ったのは初めてかもしれない。
BUMPじゃなくても、そう聞かれた。と思う。
おれの感想を待っててくれたのが嬉しかった。
その日も相手に負担ってわかっているのに自然と電話をかけていた。
一般的にその会話楽しいの?
っていうような話題だ。
なに話そうって思って話してたわけじゃない。
自然と話が続いた。
寝落ち電話というものを初めてした。
夢のような時間はあっという間だ
続く
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