見出し画像

【オリジナル】《ブランド-MAX》を採用した赤単我我我

1.デッキリスト


4 x 凶戦士ブレイズ・クロー
4 x 螺神兵ボロック

《ブランド-MAX》の3キルルートに必須の8枚。《我我我》の下は《チュチュリス》《ダチッコ》もあり、1ターン目に立てずとも3キルルートが存在するので殴って起きるタイプのみ採用。

4 x 一番隊 チュチュリス
4 x ダチッコ・チュリス

これらが絡むルートが多すぎてとても書ききれない、デッキのエンジン。1コスト+どちらかのチュリスが《ブランド-MAX》の3キルには必須になる。

4 x こたつむり
4 x 赤い稲妻 テスタ・ロッサ

オリジナルの赤単において絶対に減らしたくない要素。《ブランド-MAX》によって《我我我》無しの先手3キルルートにも組み込めるようになった。

4 x カンゴク入道
3 x 斬斬人形コダマンマGS

4キル以降を見据える時に打点を飛躍的に伸ばしてくれる。

1 x ”轟轟轟”ブランド
割愛。

4 x ブランド-MAX
後で解説するため割愛。

4 x 我我我ガイアール・ブランド
軽減によって打点が伸びるルートが増えたため、より攻撃的に使えるようになった。

2.「”罰怒”ブランド」と「ブランド-MAX」について

まず《MAX》を起用するにあたって課題だったのは「《罰怒》単体にできる事は《MAX》にもできなければならない」という所で、具体的には「3ターン目のジャスキル+α」の話になる。《MAX》の3キルには《チュチュリス》《ダチッコ》《トップギア》等のコスト軽減と、2打点が必要(《ダチッコ》は攻撃出来ないので別途もう1体必要)。《トップギア》はさすがにカードパワー不足なものの、《チュチュリス》《ダチッコ》はコスト軽減としてビートジョッキー軸でのシナジーが評価できる。2打点に関しては《バルチュリス》等もあるが、《ブレイズ》《ボロック》を1tキャストして2回殴る、が最も再現性が高くデッキパワーを損なわない。《我我我》プランにおける従来の1コスト枠は《チュチュリス》《ダチッコ》で補えていることを加味すると相性が良いとは言えない「その他の1コスト」は抜いても問題なく、《ブレイズ》《ボロック》《チュチュリス》《ダチッコ》の基盤であれば《MAX》は《罰怒》レベルの出力を担保できる。

《MAX》の強い点

先手の《罰怒》3キルは《カンゴク》《コダマンマ》をキャストして不確定な1コストを引かなければ成立しないのでプランの決定が難しく、メタカードなどの兼ね合いで崩壊することもしばしばある。《MAX》は手札3-4枚で6打点組めるので、対面不明の先手1tなどでもメタカードを抱えたまま3キルまで見据えることができる。
とにかく同型に強く、《こたつむり》の睨み合いになった際に相手の打点を牽制しつつ大型打点を場に用意できる。同じ状況の際《罰怒》は打点の追加しか行えず、ターン終了時の破壊も手痛い。

《MAX》の弱い点

《ボロック》を採用する関係上、青白を含む小型クリーチャーやトリガーから出る《ザーディクリカ》などに弱いシーンは明確に存在する。《ボロック》の絡まないルートもあるものの、負け筋の要素としてはそれなりに大きい。
溜めるプランや即時打点を要求された際、《罰怒》と比べて打点形成能力が低い。特に即時打点に関しては《我我我》すら凌駕する場面もあるので「《罰怒》の特長」と言った方が正しいかもしれない。
《ロイヤル・ドリアン》が刺さる。できるだけ打点が飛ばないよう意識することが重要。

3.総評

良くも悪くも従来の赤単とさほど変わらないが、3t6打点を組める確率は上がっていて、先攻3t押し付けをする事で仮に止まっても返せないような盤面が作れるようになった。また赤単同型の《こたつむり》の睨み合いに対して鬼のように強い。赤単が強い環境であればより効率的に勝ち星を上げられる構築ではないだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?