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話題沸騰!?白ひげ入り赤ゾロ!!徹底解説!!
皆様お久しぶりです。なーがと申します。今回は大阪CSで優勝・準優勝を収め、配信卓でも多く見られた白ひげ入りの赤ゾロについて、私も頂上決戦が発売されてから早めの段階に回していたので自分なりに解説記事を執筆していこうと思い筆を執りました。(できることなら愛知CSまで隠したかった…)
今回も無料部分でワンピースカードゲームにおける基礎知識について触れながら、有料部分で本題に入っていこうと思います。
↓のものが私が以前に書いていた記事です。こちらの無料部分を読めば私がどのような文章を書くのかある程度分かると思うので、購入を迷われた際の参考にしてください。
ワンピースカードにおける基礎
1,レストのキャラはブロッカー理論
これは名前の通りレスト状態のキャラは相手に攻撃してもらえるため実質的にブロッカーの役割を果たしているという理論です。分かりやすい例を挙げるとボニーがいますね。特に後攻1ターン目のボニーは相手が先攻1ターン目にキャラを出せていないとリーダーでボニーに攻撃せざるを得ない状況になります。本来ならリーダーにくるはずだった5000アタックがボニーに向くため、実質的にボニーが攻撃をブロックしていると考えることができます。
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今の赤ゾロにはボニーと似たような運用ができるマキノさんがいますね。このカードの場合は1コストのカードを1枚はアクティブ状態で残しておかないとマキノ以外の1コスが全て倒されて役立たずのただの美女が盤面に居座るだけになってしまいますので使う際は注意が必要です。
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ただ、リーダーがゾロの場合はナミやダダンのようなパワー2000や3000の登場時に仕事を終えたキャラですら、リーダー効果のおかげで簡単にパワー5000ラインを作れてしまうため相手視点では無視できない存在となり、1度攻撃するとボニーのように実質ブロッカーの役割を果たすことができます。
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2,赤ゾロデッキにおけるこの理論の応用
理論について学んだところで次のステップに進みましょう!この理論をどのように実践の中で使っていくのかこれが1番重要です!
まずはローやブラックマリアのような通常の低コストブロッカーの基本的な使い方から見ていきましょう。
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これらの低コストブロッカーは1〜2ターン目に出すカードがない時に場に出すことが多いかと思います。しかし、このブロッカーを出した次のターンにすぐ相手の5000アタックに使うことはほぼありませんよね?序盤は盤面に温存しておいて中盤以降の7000以上の攻撃やキャラへの攻撃を守るために使うことが多いかと思います。
赤ゾロデッキの低コストのカード達も基本的にはこれと同じで、序盤はキャラを横に広げることを意識して、これ以上ライフで受けたくないと感じたらゾロのリーダー効果を利用して低コストのキャラ2~3体で一気に攻撃することで次のターンはリーダーへの攻撃をキャラへの攻撃に誘導することができるようになります。前回の赤ゾロの記事でも記載した「溜めてから攻撃する」と同じですね。
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従来の2コス型赤ゾロはリソースを補充する方法がナミとキャラを並べている間にライフで受けて手札を増やすの2パターンしかなかったため、最終的に息切れになりやすく序盤の動きはどの対面でも「溜めてから攻撃する」を行うのが鉄板の動きでした。しかし、今の赤ゾロにはダダンが追加されそのダダンがナミをサーチできるため終盤でも息切れしづらくなった上に、ビスタの追加により相手の盤面を処理するカードが増えたため相手とリソース差をつけて勝つコントロールのような動きも可能になりました。
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このデッキの変化が赤ゾロの序盤の動きにも変化をもたらしました。具体的な話をすると、あえてキャラを溜めずに1体ずつキャラで攻撃することで序盤からリーダーへの攻撃をキャラへ誘導し自分のライフを守り後半戦に備えるという選択肢が追加されました。このプレイは序盤から白ひげを引くことができた場合や手札が強く序盤の動きに困らない時にすることが多いです。
自分のキャラが全てアクティブ状態なら相手はリーダーに攻撃するしかないため手札を補充することができる。逆に毎ターン1体ずつ攻撃すると相手のリーダーの攻撃がキャラへ向くためライフの枚数を維持することが可能になるということですね。
まとめ
1,序盤の手札の状況があまりよくない時は従来の赤ゾロ同様にキャラをアクティブ状態で溜めてライフで受けながら手札を補充し、その後溜めたキャラで一気に攻撃しレスト状態のキャラでライフを守る。
2,序盤から白ひげを引けている時や次のターンの動きに困らないほど手札が強い時(ナミやダダンを複数引けている時)はあえてキャラを溜めずに1体ずつ攻撃することで序盤からライフを守り後半戦に強いゲーム展開を作る。
ここまでの内容は赤ゾロだからできることなんじゃないの?と思った方も多いかもしれませんが、根本にあるレスト状態のキャラが実質ブロッカーという理論は全てのデッキにいえることで、赤ゾロには少ないパワー6000以上のキャラは相手にドンの消費を強要することもできます。
分かりやすい例を挙げると緑デッキが8おでんを最速で場に出したいターン(綿えもんなら7or8ドンターン、キッドなら8or9ドンターン)に合わせて複数のキャラもしくは高パワーのキャラで攻撃することで相手は8おでんを出したいが、こちらの盤面のキャラを無視できない状況になります。
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そこで相手に盤面の処理のためにドンを消費させることで8おでんの着地ターンを遅らせることも可能になります。相手がこちらの盤面を無視して強引に8おでんを出してきた場合は次のターンもキャラで攻撃ができるため有利に試合を進めることが可能になりますね。
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そして、一番やってはいけないのが出したキャラを次のターンには攻撃ができるようになるからといって、何も考えずに攻撃してしまうことです。何も考えずにキャラで攻撃することは無意味に自分のキャラを失うことに繋がります。
ここで私が1番伝えたかったことはキャラで攻撃するタイミングを相手に合わせてしっかり考えてプレイすることがこのワンピースカードではかなり重要であるということです。
今回のワンピースカード基礎知識のコーナーは以上となります!ここまでお付き合いいただきありがとうございます!
ここから先は白ひげ入り赤ゾロデッキの解説になります!ここまで読んでイイナ!と思った方や赤ゾロデッキについてもっと知りたい!と思った方はご購読よろしくお願い致します!
売上は来月の愛知CSの資金になる予定です。
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