自炊するサイボーグ絵の追伸
前回の記事の続きですが別に読まなくていいです。
ある種の画像加工の有無とファイルサイズの関係についてです
画像サイズデカすぎ問題
制作工程を記事にするために普段以上に大量の画像を用意したんですがそういう時ってなんとなく画像のファイルサイズを気にする質でして。
そんな時に完成した絵をpngに書き出そうとした所20MBもの超巨大画像になってしまうことが分かり当時の私は目が点になりました。
いや長辺4000pxなんだからそれくらいにもなるだろうとは思ったんですけど、にしてもデカすぎない?
仕事で納品するでもない、ましてや印刷もしない絵だから素直に画像サイズを下げてjpgにしようと思ったんですが一つファイルサイズ巨大化の原因に心当たりがありました。
仕上げに乗せていたノイズテクスチャです。
仕上げ加工による圧縮度合いの違い
結果的にはノイズテクスチャを消すだけでファイルサイズが半分以下になりました。お前のせいだったんか
9MBでも全然でかいのでjpgで出しなおすと
さすがにjpgはノイズ込みでもそこそこ圧縮してくれます。
ノイズを抜くと1.3MBまで小さくなりました。
圧縮って元のデータの複雑さによって圧縮しやすさがかなり変わるらしいです。
この絵にまぶしたノイズテクスチャのような高周波なディテール※は高効率なパターン化が難しく圧縮がしづらいので結果としてファイルサイズが膨らんでしまうのだと思います。
そこそこ広範囲にノイズを乗せたのも原因の一つでしょう、多分。
また、色収差の有無も若干ファイルサイズに影響するようです。0.1MBくらいですが。
色と色の境目が複雑な色変化をするようになるのでちょっと影響がでるのかもしれません。
※高周波なディテールって何?
ここでは目の細かい模様・ディテールとかそういう意味です。
逆に低周波なディテールは大雑把で緩やかなディテールのことです。
まとめ
ファイルサイズを優先する時はノイズテクスチャをあきらめると良いでしょう!
追伸の追記
普段イラストを描く時に好んで使う自作ブラシがあるんですがこのブラシが
1ストロークごとに色が微妙に変化するものでして、
大体の色面にこのブラシ由来の色の揺らぎがあります。
こいつも画像圧縮の妨げになってるかも…とこの記事を書いていて思いました。
面倒なので検証はしません。
おわり
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