統合失調症になった
大学時代、1年のときは、普通に学生をしていた。
2年のとき、精神的な悩みから休学。
3年で中退するまで、アパートでひとり本を読んでばかりいた。
誰とも話しをせず、自転車で市内をひたすら回り、私の人生はさまよっていた。
中退してからは、再受験を目指して勉強していた。
ネットでトラブルを起こし、孤独だった私に強いストレスがかかった。
あのとき、誰かに相談していたら、救われていたかもしれない。
孤独は猛毒のようなものだ。
ストレスは、脳の一部に偏った負担をかけた。
少しずつおかしくなっていった。
自分は神に選ばれた人間だと思った。
感覚が変わってきた。
神へ変わりつつあるのだと思った。
かわいそうな子どもたちを救うために、全国を行脚して悟りを開こうとした。
そう思うこと自体が異常なのだと気づかなかった。
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