アートとVR

この4月から青学でデジタルストーリーテリングラボに所属し、授業を受けさせていただくことになりました。先生方、同じラボの方これからよろしくお願いします!

どちらかというと機械を扱うような作業が苦手な私にとって、このラボを選ぶことは大学に入って一番のチャレンジでした。せっかくのこの機会を大切にし、楽しみながら学んでいきたいです!


まず、私がこのラボを選ぶに至った理由を挙げたいと思います。

そもそも、これまで何も自分のスキル的に武器になるものがなかったこともあり、”大学でこそ、何か総文(総合文化政策学部)でしかできない新しいことに挑戦し、自分の選択肢を広げたい”という考えが根底にありました。そして、その中でも VRというこのラボのテーマは、私にとってすごく未知のものでとても興味がわき、沢山あるラボの中で一番魅力的に感じました。


昨年度の作品「在宅茶会」を見て

先輩方が作ったVRCでの受賞作品「在宅茶会」の動画をYouTubeで拝見し、想像以上のクオリティと技術の高さに驚かされました。この頃から漠然とではありましたが、自分も何かしたい!しなくちゃ!という気持ちがモリモリとわいてきました。それとともに、アイデアを形にするための技術を一から学ぶ必要性を強く感じました。


コロナ期間だからこそ感じたこと

ここ1年、現在も蔓延する新型コロナウイルスによって生活様式もこれまでとは大きく変わってきました。人と人との接触ができないからこそ、VRなどを上手く活用し、心と体の健康を保っていくことができるということが理解され始めました。私自身も、人は衣食住だけではなく、そこには何か人それぞれ”楽しみ”がないと生きていけないと生まれて初めて感じました。

↓コロナ禍において、国側が芸術家・文化施設への支援を表明したドイツ


特に私は、美術館・博物館のVRによる展示品公開に可能性を感じました。コロナで休館中の施設の展示を見られることはもちろん、体が悪くて見に来られない人や、興味はあるけどなかなか実際に行こうとはしていなかった人、遠くに住む人などにも同じように作品や展示に触れる機会が与えられました。また、下にあるデジタル恐竜展示の例では、これまで実際に博物館に足を運んでもできなかった、360度から化石を見るということも可能となりました。この効果はこれまでの施設の役割以上のものであり、いかに今までVR技術の可能性が見逃されてきたかが感じられます。コロナによって生まれた、VRなどの技術を活用せざるを得なくなったこの状況は、多くの人に新たな気づきを与えたのではないでしょうか。


これまでの私と、これからしたいこと

私が人にこれまで何をしてきたかと聞かれて浮かぶものは、スポーツと映画鑑賞くらいです。そして、大学に入ってから、Adobeのソフト(Illustrator、Photoshopなど)に触れる機会があり、そこからYouTuberの方の解説動画や、ウェブサイトなどを参考にAdobeを使ったデザインを真似してみたり、アレンジしてみたりするようになりました。

また、このラボで勉強するBlenderは実際に触れたことはありませんが、Andry Dédouzeさんという方のBlenderを使ったアニメーション作品がすごく好きでよく見ています。

https://www.instagram.com/dedouze/

私は特に、アートに興味を持っており、前述した文化施設の技術の活用のように、この授業をきっかけに人々とアートをVR技術を介して私なりにつないでいけたら、と考えています。

アートと言っても色々ありますが、特に私は映画や映像、絵画などに関心を持っています。まだ私の中で明確なゴールはありませんが、これからラボでの活動や大学生活を通して、自分なりのやりたいことを見つけていきたいと思っています。これから生まれる様々なアイデアや、こうできたらいいのにという思いつきを形にできるよう、まずは基礎から勉強していきたいと思います。それから、今後まずはVR映画を観に行ってみたいと考えています!

↓国内のVR映画施設のコンテンツ

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これからよろしくお願いします!

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