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【育児日記】生後94日 可愛くて泣きそうという気持ち。遅れたお宮参り、お食い初め

私は泣き虫であった。
泣くことが一番効率よく親の注目を得られたからか、いつもピーピー泣いていた。
思春期になっても、スポーツや勉強で悔しい思いをした時、大人になってからも、泣かせるドキュメンタリー、映画、本で感情移入して、よく泣いた。

でも、いまだかつて、子どもを産むまで、
「かわいい」という気持ちで泣きそうになることはなかった。

産後の入院中もそうだし、今でも、ふとした瞬間に、かわいすぎて、愛しすぎて、この一瞬が過ぎてほしくなくて、目頭があつくなる。

この感じは未知だぞ。

こんなに可愛いとは予測してなかったぞ。

こんなに爆発的に馬鹿みたいにかわいいとは!

しかも日に日にかわいくなるでないか!

今日は遅れたお宮参りとお食い初めだったのだが、こういう慣例や儀式も、ご先祖さまが自分たちの子どもひとりひとりに、同じような爆発的な愛をもっていたから生まれたものだと思うと、今は少し形式的になっていることも、感慨深く感じる。

神様にご挨拶して末永く健康に生きられることを願い、ずっとお腹いっぱい食べられるよう願い、そんな願いを家族みなで共有すること。

そうやって子どもの命を祝福してきた日本人のおもいを受け継ぐような気持ちにもなる。

子どもがいる人生、いない人生、どちらも尊いものだけど、自分のからだから出てきたこの小さい生命を守り抜くという、全く新しい軸ができたことは、わたしの人生にとって間違いなく最大の事件だ。

これからたくさんの苦労もあると思うけど、このバカみたいな愛情をバカみたいにふりそそぎながら、ときに空回りしながら、生きていくんだろうなだと思うと、やっぱり楽しみの方が多い。

昔は、いつ死んでも後悔ないと思ってたけど、今は簡単に死ねない。みたいものがたくさんあるし、過ごしたい時間がたくさんある。

まずは免疫アップして風邪をひかないように。家族のみんな健康に暮らせるように。
衣食住をきちんとしよう。
そう思うと、日々の家事や一見つまらない雑用が生活の基盤を作るのであって、それがやっぱり幸せを形作るのかなぁと思った、今日この頃でした。

これに関しては、お母さん=主婦であることは至って自然な仕事分担だったのでは、とも思う。女性の働き方を考える上で、ただ社会進出すれば社会が良くなるかといえば、そう単純ではないってことも、ゆえに、わかる。
話がそれた。これは長くなるから別で考えてみたい。

とりあえず、今日は雨が降らず無事にイベントが終わってよかったな。
ちなみに、神社に向かうとき、前を走る車のナンバーが娘の誕生日と同じ数字だった。義父の誕生日でもある。

そして、自分も夫も両親も気づいてなかったけど、今日は大安だった。
さらには、雨予報だったけどお参りの時だけ雨が降らなかったという幸運続き!

準備はめちゃくちゃ疲れたけど、良い一日だったなぁ。

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