作曲できるようになるまでに必要だった事

こんばんは。僕は作曲できなくて何年も悩んだ方ですが、今はどうにか作曲ができるようになりました。

こちらの曲は僕が1人で創った曲です。(イラストと動画は別ですよ)

まだまだ作曲は難しいと感じますが、ここまで来るのに必要だった事。悪かった事。
そういったものから同じく作曲ができずに悩む方の助けになればいいな。と思い、筆(スマホ)を取らせていただきました。

1.調性(トーナリティ)

大層に前置きをしましたが、うまく作曲ができない理由のほとんどがコレでした。

調性の意味については正しく説明できませんが、
僕が実際に指摘されたセリフで
「君はトーナリティが入ってない」と、教えていただきました。

要はその調で使う音符が感覚として体に入っていない という事を言いたかったのだと思います。

例えばキーC(ハ長調)の曲で有れば基本はドレミファソラシの音で構成されています。
ピアノで弾くと白鍵のみで演奏できるので、とてもわかりやすいですね。

この"その調で使われる音"が感覚として入っていないと
音がズレていてもわからないし、メロディとコードがあっているかもわかりませんでした。

解決策

はやい話が音感を鍛えましょう となります笑
オススメはこれです。

こちらのアプリを知った時は既に作曲ができるようになった後なのですが、とても感動したのを覚えています。

というのも"BGMがある中で、音程当てクイズをする"というアプリは他に見たことがなかったからです。

これは調性を感覚として理解するのにとても有用だと思います。ちなみに僕はいまだに音感が良くないのでコツコツこのアプリで音感を鍛えております笑

2.創り方

作曲のやり方です。
コードから?リズムから?ベースから?
いろんなやり方があって自分にあってればどれでもいいですし、ひとつのやり方に決める必要はありません。でも最初に創る方法はコードからがオススメです。

僕は歌詞から創ろうとしてました。(初めて作曲する人にはあまりオススメでない)

なぜコードからがオススメかというと

・コードという制約がないと知らないうちに転調してしまう

・メロディにコードをつけるのは少し知識がないと膨大な時間がかかることがある

と言った理由からです。知識や音感、あとは経験でスムーズにコードをつけていけるようにはなるんですが、最初は迷宮入りしやすいです。

ほんとに膨大な時間がかかりました…

解決策

とりあえずコード進行を決めて曲を作ってみるのがオススメです。
日本には3大進行というものがあり、うち二つはコード4つでできてます。

王道進行(ⅣⅤⅢⅥ)

キーがC(ハ長調)の場合「F⇒G⇒Em⇒Am」
根音(ベースの音) 「ファ⇒ソ⇒ミ⇒ラ」

小室進行(ⅥⅣⅤⅠ)

キーがC(ハ長調)の場合「 Am⇒F⇒G⇒C」
根音(ベースの音)「ラ⇒ファ⇒ソ⇒ド」

残りひとつはカノン進行、あとボカロ曲で流行ってる進行といえば丸の内進行ですね。

コード進行はなんでも良いんですが、
最初は王道進行か小室進行あたりから感覚を掴んで、自分なりの作曲のやり方を見つけ出してもらえれば嬉しいです。

(僕の最初の一曲は王道進行でした。)

Question

Q.コード進行1種類でかっこいい曲ができる気がしません

A.探してみるとコード進行1種類でかっこいい曲いっぱいありますよ!
最近だとDynamiteはそうじゃないでしょうか!

手順

コードから曲を創る場合、
1.BPM(テンポ)を決める、必要で有ればビートも仮に置いておく。

2.コードを決める。とりあえずサビの長さ(小節数)を決める。

3.できれば歌ってみる。合ってるかがわからないなら音感を鍛える。歌が歌えないならピアノで弾いてみる。(キーCで有れば白鍵だけでOK)

4.サビ以外も2.3の手順で創る

5.BPM(テンポ)やビートの見直し、歌う人(ボカロ含む)の音域に合わせてキーも見直す。

6.編曲へ続く…

僕は大体この手順で最初の一曲を創りました。

3.勢い

どうにもうまくいかなかったので、ベースとドラムの友達にお願いして3ピースを組んでもらい、ライブの出演予定も決めました。演奏時間は10分(2曲でした)

目標と納期が決まればやらざる終えない。しかもオリジナルバンドに慣れた人のサポート付き。
背水の陣はうまく機能してくれてどうにか曲を創ることができました。この辺は精神論なのでどうでも良いといえばどうでも良いですが、目標が見えてると頑張りやすいですね。

まとめ

こんな感じでナエギノはいろんな人の力を借りて作曲することができるようになりました。

アコギ持って1ヶ月ぐらいでオリジナル曲弾き語りを始める人もいますが、あれはきっと音楽的素養がそれまでにあったんだと思う事にしてます。

始める瞬間、上手くできるようになるまでは人それぞれ。自分なりのペースで歩いて、音を楽しんでいければ嬉しいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。今日はこの辺で。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?