12/2UNBOX pure大分レポ

12/2T.O.P.S BittsHALLで行われた大分公演のレポートです。UNBOX pure公演の初回。会場は海沿いの倉庫みたいなライヴハウスでした。

セトリはこんな感じ。BLACK公演とかなり違います。

Final Callの「いきたいのはいつも斜め上」のところで敬礼ポーズっぽく斜めを表してたのが可愛かった。
DetaramE KiddinGは久しぶりにライヴで聴く曲で、ここでデタラメ来ちゃうか〜!とビックリ。
SCORPIONでは「速攻BREAKING DOWN」のところでキック!笑うところでもキックしてた!
DDDでは左回転してた、れをるみゃん楽しそうだった。

【MC1】
「現在BLACKとpureと2つのツアー、同じツアーなんだけど、2つの演目を回るという、ちょっと前代未聞のたぶん誰もやってないんじゃないかというようなことを今やっておりまして、絶賛やっておりまして。pureの方は、ネタバレ上等。要するに、私のライブっていつもこう、感想をあんまり…なんか、これから来る人たちのためにちょっとシーってしてたんですけど、やっぱりこのライブに来た熱量をそのまま投稿したい!っていう人もいるかなと思って、2つご用意しました。で、そんなpure初日が今日ここ大分でございます。」
pure公演についての簡単な説明をしてくれたれをるみゃん、「ちょっとシーってしてたんですけど」の時のポーズが可愛かった。
「あ、なんか違うんだっていうことがもうわかってるかなと思いますが、今日は私とみんなとのタイマン勝負です。マジでお互いに手を抜けないわけ。頑張ろうね!」
このライヴのことをタイマン勝負だと表現するのカッコよすぎる!対戦よろしくお願いしますって感じだ。
「ピュアでやりたいことがあって、ブラックとかでは自由にみんな楽しんでくださいっていうシステムなんですけど、ピュアはちょっとこう、私が今まで作ってきた曲をライブでのノリというかをあんまり指定したことがないんだけども、ちょっとこういうことができたら楽しいんじゃないかなというのがありますので、今から皆さんもそれを共有して、どんどんピュアに浸透して、最終的にブラックにそのノリを持ち込んで、 最後、ブラック公演のファイナルの時にできてんのかっていうのを、ちょっと見たいわけよ、見たいわけです。付き合ってくれますか?」
こう言って赤裸裸の曲でみんなにやってほしいことを説明してくれた。赤裸裸の1番の、こんなんじゃやってられないんだわー!のところで「わー!もやるんだよ?」と説明。2番の、ちょっとたんま、で手拍子を一旦やめる説明も面白かった。「タンマっていうのは、もしかしたら令和生まれのベイビーもいるかもしれないからと言っとくけど、ちょっとタンマっていうのは、ちょっと待ってみたいな、ちょっとタイムみたいな意味なんですよ。だからちょっとタンマでみんなちょっとフリーズ。 こんなんやってらんないんだわ。私に言わせてからまたクラップ復帰。できそう?いけそう?」
説明し終わった後に「暴いてくれ赤裸裸〜!!」と言ってから、赤裸裸を歌い始めた。

赤裸裸の次はヒビカセは意外な展開だった。
TAKE OFFでは「だってだって全部♪」のポーズが可愛すぎた。「安全圏突破七回転半 まだ回せ」のところで右腕をぐるぐるしてるのが可愛かった。
金字塔の後にpureのテーマについて語ってくれた。

【MC2】
「BLACKは先日大阪で初日公演を迎えたんですけども、BLACKのテーマはイリュージョンというのが一応テーマになっておりまして、だから、一応ネタバレ厳禁なのはイリュージョンだから、 先に知りたくないかなっていうのがありまして、そういうテーマで回らせていただいておりますが、pureはステージに私しかいなくて、このタイマン形式だから、なんとなくお察しの方もいるかなと思います。ピュアという言葉自体、純粋とか無垢なみたいな意味がありますよね。私にとっての音楽を始めた時の初期衝動みたいな、なんかもう本当にピュアなReol、れをるになりたかった時のれをるみたいな、それが今回のテーマになっています。 なので、結構そういう、なんていうのかな、自分を鼓舞するような曲とかをちょっとBLACKより多めにセットリストに入れたりとか…」

「自分が何のために音楽を…何のためとかなんか無いなって。すごい最近曲作ってて思うんだけど、なんか曲を作るって変な行為じゃないですか?あんまりしないじゃないですか。でもだから多分ミュージシャンという生業がこう成立して、それを見てパワーを授けに来てくれる人たちがいるから成り立ってるんだけど、 なんでとかないんですよね。だから結構インタビューとかで聞かれるとまじで困っちゃうから、これインタビュアーにばらまきたいよね。この映像を。」

「でもなんでとか無いけど、でも、とにかく、なんかこの気持ちをわかってほしい。しかもそれって友達とか家族とかに言っても分かってもらえないかもしれないけど、 不特定多数に言ったら、誰かがそれ私もわかりますとか、その気持ち僕も感じたことがありますとか、なんかそういうふうに、自分の身の回りにはいないんだけども、自分とすごくこう、近い心を持った人が集まってくれるのが私はライブだと思っていて。 」
「で、次に歌う曲は、自分のその本当にピュアな 気持ち、初期衝動の、まさに初期衝動という感じの曲をみんなと歌おうと思ってるんですけど、とにかくそういう音楽を始めた時の、なんて言うんだろう、音楽やりたいとかでもないの。もうなんかやっちゃってるじゃん。やりたいことってやっちゃってないですか?気づいたらしちゃってた!みたいなさ。それこそがなんかこう、本能的な欲求だと思うし、私は今回のツアーでそれをすごく思い出したいし、そうなっている私を見て、なんかみんなにもポジティブなものが伝わっていってくれたらいいなと思ってて。」

「私の曲ですごくネガティブ…こうなんていうか、ネガティブな気持ちから始まるものとかも結構多いんですけど、でもやっぱり最終的にそういう言葉をパパパパって吐き続けた結果、 ポジティブになりたい。みんなとね。だから今から歌う曲はすごい本当に自分にとってもだし、もしかしたらこの中にもこの曲を大事な曲だって思ってくれる人もいるかもしれないけど、これも割とネガティブな感情から生まれてしまった曲なんですけど、それでも今もこうしてみんなとこの曲を歌えることがほんとに私は誇らしいし、それこそが私がやってきた音楽の全てだと思うので、みんな今日は声を枯らすぐらい一緒に歌ってください。No title」

No titleで「全てに出会えてよかった〜!」と言っていた。
「みんなが一歩踏み出せますように、サイサキ」と言って歌い始めてたのも印象に残っている。
切っ先→さよならのすゝめ、今日のつづきの流れは上手い構成。「責めても抱きしめるよ」のところで抱きしめポーズしてたのがたまらなく愛おしい…
ちるちる→secret tripの流れは感動した……

【MC3】
「今回初めて行く場所もたくさんピュアではございまして懐かしい曲をさ、その土地の人たちは 聴いたことがないかもしれないけど、やっぱりその頃からずっと、きっと音楽として聴いてくれていた人たちはいただろうと思って、なんか、その数年の、こう、なんか、会ってはいなかったけれども、なんかやっぱり関係性が、 ここにいる人の数だけ、多分、私との関係性ってすごくあるような気がするんです。
なんかこう、自分だけのれをるみたいなのをみんな持ってくれていて、そのれをるときっとそう、曲を聴きながら、なんかこう、コミュニケーションをね、きっとしてくれているということが、とてもライブで伝わってきて、本当に気分がいいですね。」
人それぞれの、れをるみゃんの解釈をしていることを肯定してくれる言葉、本当にありがたくて救われた。

「自分がこのpureというツアーを回るにあたり、自分が本当に最初の頃に書いたの、タイトルとか歌詞を見返す。見返すと、 なんかとっても卑屈だな〜と思ったり、なんかこう、なんだろう、あーなんかこういうことで悩んでたんだな〜みたいなこととかがそこには書き記されてたりするんだけど、一番自分が変わったなって思うのって作詞だなって思ってて。私はまさかね、あのI love youという歌詞を書くとは思ってなかったし、多分、 19、20とかのれをるはI love youとか書くなって思ってると思うけど、でも、逆に言えば、そんな人間がね、ちょっとひねくれちゃっている少女が、I love youという歌詞を書けるようになったということには、すごくこう、 意味があるというか。まっすぐに最初から愛を言える人よりも、そこにはこう、なんかいろんな感情が、やっぱりね、あったわけで。で、そのI love youは、特に特定の誰かに向けたアイラブユーとかっていうよりは、なんかこう、 自分に対しても言えるような人間でありたいというか、になりたいっていうか、これは結構、理想の歌なんです。secret tripは、みんなにも私にも自分にもで、みんなも自分に言えるようにいつかなれたらいいよねっていう、そういう曲です。」
secret tripという曲への理解を深められた。こんなに説明してくれるれをるみゃんは優しいね。

「今日ここにいる人の中で、自分のこと大好きって人とか聞いたらあんま手上がんないかもしんないけど、 てか、なんか答えにくいよね。なんかちょっと聞こうかなと一瞬思ったけど、ちょっと…みたいな感じになっちゃうと思うんだけど。それってすごく時と場合によるし、今俺マジ最強。俺が天才だわ。やっぱり俺って天才。みたいな時もあれば、あーなんでこんな風になっちゃうんだろう。もうなんか私っていっつもこう。みたいな、なんかそういうのを、人間って何度も何度も往復しながら生きていくんだと思うんですよ。だけど、 その自分との、自分と向き合って、あーまたダメだったわ、やっぱり天才かも、ああ、またダメだったっていう、 その一喜一憂って、すごく美しいと思う。だって、真っ直ぐだと思うから。そのことに対して、浮いたり沈んだりするっていうのをそれに対してすごく向き合ってるからだと思うんですね。もしかしたら、向き合えていないことに対する一喜一憂もあっていいと思ってて。今ここにいる人の中には、学生もいれば、社会人もいれば、今こう岐路に立っている人もいれば、何か続けていることがあって、それにこれを続けるべきかとか、いろんなことを迷ったり、なんかこう、そういう本当にいろんな人生の集合体が今で、私もずっと迷い続けながら、もう本当に出れない迷路の中にいるような気持ちのまま、でも気づいたらここまでずっと道が繋がっていたみたいな、そんな感覚で生きてる。」

「だけど、みんなは、だからそんなふうに、みんなもきっとそうやって、私が知らない日常がみんなにもあってさ、みんなその日常の中で、そうやって1日1日と対峙しながら生きていると思うんです。それは本当に美しいことだと思うんです。みんなはだから綺麗で、 すごく輝いてて、すごく光ってるって思うし、今日ステージからみんなを見てて、そう本当に思いました。すごいみんなキラキラしてるわけ。すごく光ってるわけ。でも、もっと光ったところを見たいんですけど、いいですか!?みんなの人生を光らせるようにミラーボールになりたいなと今日は私自身が思うから、 みんなのその気持ちを1つ1つ持っているキラメキをこの曲に乗せてくれたら嬉しいです。ゲッダン綺羅〜!」

このMCからの綺羅綺羅はアツすぎる!間奏で左回転してたのが可愛かった。
熱量を維持したまま、煽げや尊し→第六感でフィニッシュ。
アンコールではランダムガチャの映像演出があってHYPE MODE!「蹴り飛ばして」のところでキックしてたのカッコよかった!「at UNBOX大分」と歌ってた。

【MC4】
「大分の、あのー、前情報を全然調べずに来ちゃってて、 大分って何が有名ですか?とり天とフグっていうやつだけ。ちょっとさっきなんか裏で聞いた。唐揚げも!?鶏が美味しいんだ。え、でも鶏って鹿児島とかじゃない?鹿児島に怒られるぞ、オイ!」
「ソニックってやつに乗って、そう、ここまで来たんだけど、なんかその、車内アナウンスみたいなやつで、 なんかね、なんだっけな、渋滞することを、なんか大分の方言で、なんだっけな、なんかその時ね、めちゃくちゃ眠かったの。眠くて。なんとかづり。イッスンづり。それそれそれそれそれ。そう。なんか、うわ、イッスンづりやね〜みたいなって使うって言ってたけど、本当?使わない?あんまり使わないやつ?」
ここは地方公演のご当地トーク(?)らしく、ちょっとグダグダで面白かった。

「察しのいい女子とかが、すかさず可愛いとか言って、ありがとうとか言って、そう、こっちにシフトしたり、そんなことがあったね。でも、全然、怖がらなくていいから、滑っていいんで。
私も滑り散らかして今に至るからね。 これ今滑ってるかもしれない。みんな心が優しいからさ、あのれをるにさ、好意を持った人たちが集まってくれてるからさ、こうやって笑ってくれるけどさ、これフェスとかでこのMCやったら、もうなんかすごい空気になるんじゃないかなと思ってた。私はフェスの時、ほんとに結構手短な手短なMCで済ませちゃいがちなんですけど、 ちょっとみんながこう、すごい愛をくれたから、もうちょっと、今後はちょっと心強く持って、れをるのペースを出していこうと思います。」
MCがグダグダである自覚があるれをるみゃん可愛い。これからもこの調子で可愛くあってほしい。

「大分にこんなに私の音楽を聴いてくれてる人がいるんだ。ありがとう、ありがとう。最近spotifyの年末になると、 あんたの音楽聴いてる人こんなにいましたよみたいなことを、spotifyが教えてくれたり、なんかAppleも教えてくれたりするんだけど、普通にみんながめっちゃメンションしてくれて、どこの国の人とかが見てくれてるとか、日本の中だったらどこの都道府県が一番聴いてくれてるかみたいな、ランキングとかに出たりするんだけど、それの国別が今年変わってて1位は日本、(2位は)アメリカ、ここまではわりと今までと同じだった。3位がね、ドイツ。これすごくない!?」
「私はもう本当に日本語で喋ることゴリ押しで歌詞を書いちゃうから、私なんか漢字とかもめちゃくちゃいっぱい使っちゃうしさ、やっぱりヤンキーマインドだからさ、夜露死苦って感じなわけやん。 だから、カルチャーがどんどん海を越えたり、気に入ってもらえたりして、すごい。それを年末になると知らせてくれるから、めっちゃ嬉しくて。メンションしてくれた人たち、ありがとうございます。」
「今日ライヴが終わった後もメンションしてくれるよな?投稿していいからね。その思いをぶちまけてくださいね。よろしくお願いします。ということで、ここからみんなに。あの、そんなSNSに文字だけではかわいそうなのでフォトOK、ムービーOK。 」
「みんなこの曲を知ってくれてたら嬉しいなと思います。だいぶ懐かしい曲を持ってまいりました。知ってる人なら一緒に歌ってください、アシンメトリー」
ライヴで聴けることはほぼ無いだろうと思ってた懐かしい曲…撮影OKだったので、もちろん撮りました。

カッコイイ……
手を伸ばしてファンサしてくれてる様子

一番後ろからズームしながら撮ったので画質はあまり良くないけど、ライヴの記録が保管できるのは嬉しかったな。

ラストはギミアで盛り上がってフィニッシュ。
「最高。ずっとこのピュアをやりたい。最高。ありがとう。」とすごく嬉しそうに言ってたれをるみゃんが素敵だった。

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