【アルケミー】イゼットミルを使ってみての感想
・はじめに
1/23(日)1:00~のPTQに向けてここ2週間アルケミーを練習する過程でイゼットミルというデッキに出会いました。
デッキ内にアルケミー要素はほぼないですが、特殊なデッキで面白かったので記録として簡潔に残しておきます。
※肝心のPTQはイゼットコントロールを使用して2-2ドロップでした・・・
・デッキレシピ
【メインボード】
・遺跡ガニ
序盤の防御の要兼コンボまでの切削手段です。
この役割を担えるカードはこのカードだけなので4枚採用しています。
・消えゆく希望
序盤を耐えるだけでなく、カニを除去から守る。
切削によって肥えた墓地を利用しようとするリーアに対して相手エンド時にバウンスを連打す役割があります。
4枚から始めましたが複数欲しい相手が多くないのでメインボードは2枚としています。
・コンボ用切削カード 2種類8枚
《荒れ狂う騒音》《ターシャズ・ヒディアス・ラフター》
《荒れ狂う騒音》はオマケ程度にキッカーで使用すると相手の山札を半分削れます。選択肢として覚えておきましょう。
コピーすると例えば対戦相手の山札が60枚の場合、60枚→30枚→15枚となります。手札に切削カードが重なった際は、積極的に使っていきましょう。
・コピー用呪文 2種類 2種類8枚
前述の切削カードだけでなく《消えゆく希望》《予想外の授かり物》をコピーするなど使い道が多いためフルに採用したいです。
《実例指導》も同様の効果ですが、フラッシュバックの有無・予顕の可否の差で採用を見送っています。今後9枚目としての採用はアリかもしれません。
・ゼロ除算
時間稼ぎ兼サイドボードから主に《環境科学》を持ってきてさらに時間稼ぎ兼土地伸ばしをするために採用。これを連打して時間稼ぎをするだけでは勝てないデッキのため採用枚数は2枚に落ち着きました。
・ドローソース3種9枚 《記憶の氾濫》《予想外の授かり物》《表現の反復》
他のドローソースを試す中で最終的に残ったのがこの3種類でした。
イゼットミルはコントロールに対して有利という立場ですが、ハンド状況をしっかり整えれないとコンボに入ること・そこまでの時間稼ぎをすることができずに負ける事態になることは珍しくありませんでした。
特に《予想外の授かり物》は対ビートダウン相手にコンボパーツの引き込み+マナ加速の役割があるため必須と考えています。
コピー呪文と相性が良いのは既存のイゼット系デッキが証明しています。
《記憶の氾濫》と散らしているのはコントロールに対してはカウンター等のリスクを減らすことが出来る《記憶の氾濫》に軍配が上がるためです。
・ランド枚数27枚
デッキを回していく中で土地が詰まって負けることが非常に多かったので最終的にコントロール系デッキに近い土地枚数の採用となりました。《進化する未開地》は、《遺跡カニ》が引けていないならば後のテンポロスが怖いので積極的に使って良いと思います。
【サイドボード】
・講義カード4種5枚
《ゼロ除算》用の基礎講義カードに加え、《遺跡カニ》用の《環境科学》、《書庫の鍵》を割って時間を稼ぐための《ご破算》となります。
・プリズマリの命令
対アグロへの除去兼マナジャンプ用で採用
・家の焼き払い
アグロ対策として採用しています。カニを焼いてしまうのはご愛嬌。
・消えゆく希望
アグロ対策として採用しています。
・溺神の信奉者、リーア
対アグロへの最終兵器として。
・才能の試験/軽蔑的な一撃
対コントロール戦でサイドインします。サイドアウト候補は《ゼロ除算》《消えゆく希望》あたりです。
・VSミル戦においてミル側がやられると嫌なこと
①サイドボードのカードをメインに入れてデッキ枚数を増やされる
→単純に切削であと少し山を削れれば・・・というゲーム展開が多かれ少なかれ発生するため。
②サイドボードのコストの大きいカードをメインに入れておく
《ターシャズ・ヒディアス・ラフター》に対しての対策として《マスコット展示会》はメインデッキに入れられると嫌です。デッキ内の総コストが上がるとそれだけで命を繋ぐ可能性が上がります。
・終わりに
アルケミーはまだできたばかりのフォーマットなので今後も環境調整が行われると思いますが、デジタルカードゲームの要素もあって非常に新鮮なマジックという感じがします。
王道デッキを触るのは苦手なのでまたマニアックなデッキが出たら紹介したいと思います。
では!
※配信アドレス(最近は配信できてはいませんが・・・)
よろしければサポートをお願いします。私はレッドブルが飲みたいです。