金田一少年の事件簿について

私が最初にハマったアニメについて書こうと思う。
それは『金田一少年の事件簿』である。
じっちゃんの名にかけて、というやつである。
当時金田一少年の事件簿と名探偵コナンが連続で月曜のゴールデンタイムに放送されており、どちらも好きだったが私は断然金田一派であった。

なによりも魅力的だったのは音楽である。
和田薫さんの作るおどろおどろしく壮大な曲がとにかく好きだった。
未だにサウンドトラックを全部持っているほどである。
和田薫さんの曲には木管低音楽器、特にバスクラリネットやファゴットが効果的に使われている印象だ。
私が木管低音楽器好きになったルーツは確実にここからである。

もちろんもストーリーやキャラクターにもとても惹かれた。
小学生になり私は古本屋などでお小遣いをもらうととにかく金田一の漫画を買い漁った。
短編集や小説など中学になる頃には全てを集めていたほどだ。
特に思い入れが強いのは地獄の傀儡師高遠遥一だ
だいぶ狂ったやつなのだが、彼の殺人哲学は最後まで曲がることがなく、金田一の平行線として存在し続ける。
良い作品には良い敵役が存在すると私は思う。

様々な事件があるが、その中でも繰り返し見ていたのがオペラ座館殺人事件、魔術列車殺人事件、黒死蝶殺人事件、露西亜人形殺人事件であった。
何度レンタルビデオで借りたかわからない。

オペラ座館殺人事件はこれをきっかけに、オペラ座の怪人に興味を持ち今では1番好きなミュージカルとなった。
金田一少年の事件簿は作品から興味が湧き、他へと派生させていくことができるものである。

オペラ座の怪人についてはまた後日…

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