夏が終わる

遠くまでうろこ雲続く彼はもう
涼しげな襟もとをすりぬける
日に焼けた鎖骨からこぼれたそのパワーで
変わらずにいられると信じてた

　はー。今年もようやくこの歌が歌える。

　SPITZの『夏が終わる』

　本当は毎年７月に入るとつい鼻歌でうたいたくなっちゃうんだけど、家族に毎回「まだ早い」「まだ夏休みはじまってもいないじゃん」とちくちく言われるので。
　今日は朝からアレクサで鬼リピート。

またひとつ夏が終わる音もたてずに
暑すぎた夏が終わる音もたてずに
深く潜ってたのに

　写真は家族で行ったお得ランチに、夏休みスペシャルだ！と追加で頼んだプリンアラモード。

　ずっと暑い毎日だったけど、みんなで美味しいものを食べて笑顔になれるね。

　私たちはそういう家族だね。

　なんてことない日常が私にはとても大切で、それはこの小さい家族があれば十分で。
　それが例えカップラーメンでも、しょっちゅう失敗しちゃう崩れる焼きおにぎりでも、こんな少し特別なランチでも。

　お皿を分け合いっこして。

　お母さん今度これ作ってよ。えー無理だよ。
大丈夫？食べきれる？なんて会話。

　毎日今日のご飯はなんですかー？と可愛く聞いてくる息子。
　弾ける笑顔でうまっ！と食べてくれる娘。
　毎日疲れて帰ってくる主人の為にも私は心のこもった料理を作りたいな。

　飽きっぽい私が唯一続けられてきた事は、美味しいと言ってくれる食卓作りなのかもしれない。