徒然series「ドコモとY!mobile」第1回「始まりはいつも雨」
(徒然seriesは、以前ブログで書いていた「長期連載」とは異なり、「結論がわからない現在進行形の物語」を、徒然なるままに書いていく適当な感じの連載です。気軽に読んでね!)
僕は歩いていた
単身赴任も3年目に入り、もう、見慣れた単身赴任先の町並みを眺めながら、風の香りを感じながら歩いていた
空は晴れてはいなかったが、胸騒ぎがした。表現できない、なんとも言えない瞬間、それを感じていた
ふと、後ろを振り返ると、何も変化の無い道ばたの雑草が風に揺れている
「なんだ?この感覚は?」
吹き抜ける風の匂いをなんとなく感じながら、僕は一人、歩いていた
そう、これから始まる物語の壮大さも知らずに・・・
徒然series「ドコモとY!mobile」第1回「始まりはいつも雨」
僕が、単身赴任をしていて、一番感じるのは「金がいくらあっても足りない」ということだった
アパート代は補助が出るが、需要と供給のバランスがうまく取れていないこの町では、とにかくすべてが高い。光熱費も自宅マンションとアパートの2重支払い、ローンも重なり、給料が消えるように飛んでいく
そんな中、ふとしたきっかけで、職場で「格安SIM」の話しになった
先輩の話を聞くと、どうやら格安SIMでも何も問題無いらしい
「でも、カケホーダイとか無いみたいだし、どうせ、速度も遅いんだろうし・・・」
仕事でiPadを使いまくりな僕には、格安SIMは非常に大きな壁である「速度」、そして仕事柄必要になってくる「カケホーダイ」、この二つがそろわない格安SIMに移行するのはなかなか厳しい
でも、確かなことは、格安SIMで運営している同僚がかなり多い、と言うこと
うーん、悩む・・・
どうしたもんか、と考えながら、僕は帰り道を歩いていた
「ん・・・?」
空を見上げると、雨の匂いと共に、雨粒が僕の頬に落ちてきた
「雨か・・・」
雨が降ると、物語が始まる、なんて馬鹿げたことを言ってる人もいるみたいだが、僕はそんなことは信じていない
雨は雨、ただの天気にしか過ぎない
ブログをやめて、僕は仕事に邁進し、現在の生活に何ら不満は無い
無い、はずだった・・・
頬をぬらす雨が、僕に何かを伝えようとしているが、このときの僕には、それを受け止めようとする気持ちが無かった
忘れかけていた何か、熱い何か、それが静かにこみ上げてくることにも気付かぬまま、僕は家路を急いでいた
〜次回予告〜
徒然series、適当更新なので、期待せずに次回を待ってな!
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