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ベイスターズ2020年選手名鑑 平田真吾 背番号34「もう後が無い、背水の陣。信頼を勝ち取り、1軍でのプロ初勝利なるか」

こんばんは、なべマガジンです。

今日から7月蒸し暑い日が続きますが、

暑さに負けずにベイスターズを応援していきましょう!!

本日は、背番号34 平田真吾選手を紹介いたします。

1.経歴

山口県出身 豊北高校-北九州市立大学-ホンダ熊本から2013年ドラフト2位で横浜DeNAベイスターズに入団しました。高校時代は、目立った成績を残せず、北九州市立大学時代は、3年秋まで1試合の登板のみ。しかしながら、4年秋にリーグ戦5勝をあげて、社会人野球の道に。個人的には、ほとんどマークしておらず、入団決定後に、動画を確認したほど、下馬評自体は、高くない選手だった。入団後、ルーキーイーヤーから起用されるも、目立った活躍はできず、一度先発で登板し、ジャイアンツ戦で好投するもなぜか、1回の先発でまた中継ぎに戻ってしまった。そこから2019年まで初勝利なく、1軍で打たれては、2軍での投球が続いている

2.ベイスターズの指名理由

2013年ドラフトは、1位で柿田投手を指名しており、即戦力の先発投手補強を念頭においていた。2位でも平田投手を指名していることが、何よりの証拠だ。投手力の底上げとして、2012年の2位三嶋、3位井納投手に続く指名と考えられる。タイプ的には、似たような選手はおらず、圧倒的なキレをもつスライダーを中心に打たせて取る投手であり、社会人経験があったことから、即1軍で起用できると判断しての指名だろう。

3.選手のチェックポイント

★闘志溢れる投球とキレの良いスライダー★

2020年3月までと2020年6月~で平田投手は、別人の様な投球スタイルになった。2020年3月までは、投球において気迫を感じるとは言えず、スマートな投球であり、ストレートも140キロ前後であった。しかしながら、自粛期間中の調整(ピラティス)が良かったこともあり、ストレートは150キロ前後までアップ。そして髭もはやし、闘志むき出しの投球スタイルに変わっていた。変化球も緩いカーブ・フォーク・ツーシームを織り交ぜて、打者に的を絞らせない投球を練習試合で続け、開幕1軍を勝ち取っている。制球力は高い方ではなく、急に荒れだすことが多々あり、そこからランナーを溜めて自滅することも。

4.現在の立ち位置と起用方法

7年目30歳ということもあり、来期の契約は、当落線上になっている。しかしながら、3.でも記載したように開幕1軍を勝ち取り、ラミレス監督の評価も上がっているため、シーズン途中で2軍の期間が長くならない限りは、契約は大丈夫といえよう。しかしながら、また、例年のように打ち込まれることがあれば、厳しいだろう。そういった意味でも平田投手の今年への思いが投球を通じて伝わってきます。1軍での起用は、中継ぎでのロングリリーフや4.5回での投球になるだろう。

5.まとめ

開幕1軍を勝ち取った勢いで、1軍初勝利を掴み、中継ぎ定着を。

2軍で好投しては、1軍で結果を残すことができない典型的な投手。しかしながら、今年は違う。それは、本人が一番気合いが入っているだろう。中継ぎ陣が充実しているため、登板機会は多くないが、登板時は、ビハインドの可能性が高いため、流れを変える投球を求められる。気合いが入った平田投手の投球に是非とも注目してほしい。

本日は、平田真吾選手を紹介しました。

次回は、三上朋也選手を紹介します!!!

次回もお楽しみに^^

20年以上ベイスターズ・プロ野球を見てきた自分だからこそ発信できることをこれからも発信し続けていきますので、良ければ、サポートをお願い致します^^